【悲報】iPhone、スマホ販売台数でトップ3から陥落した模様。

投資の考え方
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調査会社Gartnerが米国時間11月30日に発表したレポートによると、Appleは2020年第3四半期の全世界スマートフォン販売台数で4位に転落したということです。

アップル、世界のスマホ販売台数でトップ3から陥落
ガートナーの調査によると、アップルが2020年第3四半期の世界スマートフォン販売台数で4位に後退した。

1位は韓国のサムスン製のスマホで8082万台、2位と3位は中国のファーウェイとシャオミで、それぞれ5183万台と4441万台だったそうです。そしてAppleの第3四半期のiPhoneの販売台数は、前年同期比0.6%減の4060万台となり、第4位に転落したということです。

Appleの販売台数の微減は、2020年の新型「iPhone」の発売が例年より遅かったことが原因だというが、シャオミが出荷台数を3割アップと言う大躍進を見せたことでトップ3から陥落すると言う事態になりました。

日本ではiPhoneの需要は高いですが、最近は徐々にAndroidに押されているというのも実感としてあります。社会人の中でもAndroidを利用している人は徐々に増えているような気がしますね。iPhoneの価格は最近かなり高騰しているので、スマホにそれだけのお金をかける価値が見出せない人はAndroidのスマホに落ち着いているのでしょう。

それでもまだ私の身の回りではiPhoneユーザーが多く、最新のiPhone12を利用している人も何人かいます。もうiPhoneも日本の富裕層しか持てないスマホになってしまったのかもしれませんね。個人的にもiPhoneの価格帯はもう少し下げてくれるとありがたいと思います。

さて、売上台数は微減となっており、トップ3から陥落してしまったiPhoneですが、アップル(AAPL)の株価にはどう影響してくるでしょうか。

そもそもiPhoneがこれほど売れているのは日本くらいなもので、中国やインドなどでは、中国と韓国製のスマホがもともとシェアが高く、iPhoneは高価格帯であると言う認識です。自分の身の回りでまだまだiPhoneが多数派を占めると言うのは、日本特有のことなのかもしれません。

iPhoneの出荷台数の低下は確かに気がかりなところではありますが、iPhone12の売上は予約段階からかなり好調だったようですし、第4四半期には巻き返しをしてくれるだろうと期待しています。そもそも今年はコロナの影響で、世界中で不要不急の消費が抑えられている傾向にあるため、スマホの売上が減ってしまうのは仕方のないところです。シャオミのスマホが大躍進を遂げたのも、中国がコロナの発祥国でありながらも、早々にコロナの終焉を宣言し、経済的に回復しているから、中国ではコロナの影響が少なかったと言うのがあるのかもしれません。

アップルの株価は、以前ほど話題に上がることが減ったように思いますが、1年間で60%程度株価が上昇しており、今も最高値から10%ほど減少しているとは言え、かなり高止まりしている状態です。

今からアップル株を買ってもそんなに大きなリターンは見込めないかな?と過去5年以上にわたって、アップル株はそのように言われ続けましたが、結果的に素晴らしいリターンを叩き出していると言う実績があります。

今は市場全体の上昇基調に乗っかって株価が上昇しているのかもしれませんが、年明けにでも株価が下がる場面があればぜひ買い増ししたい銘柄だと言えるでしょう。

アップルの収益は確かに今もiPhoneが主力ではあるものの、それ以外のサービス面での成長も著しく、今後はそちらに注力することで、デバイスの売上頼みの収益体制から脱却してくれることを願っています。

今後、スマホの売上が伸び悩んだとしても、アップルは次の時代も生き抜くことができるのでしょうか。先に言うと、そんなことは全く分からないのですが、少なからず、アップルは例え数年間不遇の時代を過ごすことになったとしても、それに耐え抜くことができる程度の体力を有する企業であることは変わりないのではないでしょうか。

なんと言っても、現在の時価総額世界一企業ですから、その辺の吹けば飛ぶような中小企業とは違い、体力には定評があると言って間違いないでしょう。

次世代の収益の柱が育ってきていると言えば育ってきているし、本来であればそう言ったサービス面の方がメーカーとしてiPhoneを作るよりも収益率が高くなるはずですから、これからもアップルは少なくとも数年は盤石と言えるのではないでしょうか。

とは言え、今のアップルの株価が割安かと言われると全くそうは思いません。短期的に見れば株価が調整してもなんら不思議ではない状況だと考えています。投資家によっては、一旦利確して、再度エントリーすると言う手法を取る人もいるでしょう。それはご自身に合った投資スタイルを貫いてくれればいいかなと思います。

ただ、これからもアップル株で損をするのは難しいと言うくらい投資家のリターンには貢献してくれるだろうなと言う期待は持てる銘柄だと思います。

アップルの今後がどうなるか、まずは次の決算が楽しみですね。

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