【悲報】優待おじさん・桐谷さんオススメの『NISAで買いたい優待株』のパフォーマンスがひどい・・・

投資の考え方
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今月20日に日経新聞にて『年末恒例 桐谷さんが選ぶ「NISAで買いたい優待株」』という特集が取り上げられていました。

年末恒例 桐谷さんが選ぶ「NISAで買いたい優待株」
今年もあと1カ月余り。年末を前に、年120万円のNISA(少額投資非課税制度)枠をどう使い切るか、頭を悩ませている個人投資家は少なくないようです。そこで今回は、NISA枠で買いたい優待銘柄を桐谷さんがピックアップ。年120万円の非課税枠を使って仕込みたい10銘柄を選んでもらいました。どうも、桐谷です。今月のテーマは年末...

今年のNISA枠の120万円を上手く使い切るために、NISA枠で買いたい優待銘柄を優待おじさんの桐谷さんがピックアップするという企画のようです。

ダラダラと前置きを書いても仕方ないので、早速アップしますが、桐谷さんがNISA枠で買いたい株10選は以下の通りとなっています。

日本経済新聞より

大変申し訳ないのですが、日本株に関して不勉強な私としては、半分くらいは聞いたこともない企業で、この中では、エディオン(2730)くらいしか利用したことはないです。

もちろん、海運業の共栄タンカー(9130)や、部品メーカーのユニプレス(5949)など、BtoBが主な企業もたくさんあるので、私が個人で利用したことないのも当然で、BtoBだから投資するな!と言っているわけではありません。

ただ、これらの銘柄が本当に今後成長するのか?将来のビジョンは明るいのか?という視点で見ると、どうでしょうか?

通常NISAは、基本的には非課税期間は5年(ロールオーバーしなかった場合)となりますので、これらのオススメ銘柄の5年チャートを見てみましょう。

すると、エディオンは比較的盛り上がりを見せている時期もありました。しかし直近で株価が下がっているので、過去5年で見るとそれほど株価が上昇していないことがわかりました。

しかし今回、オススメ銘柄10選のうち、過去5年間のチャートを確認したところ、このエディオンが一番マシな銘柄だったのです。

例えばカネミツも、一時的に上昇する場面もありましたが、過去5年間で株価が50%ほど下落しています。

他にも、ダイキョーニシカワやユニプレスは、この5年間で株価が3分の1ほどにまで低下しています。

これらの自動車部品メーカーは本来、景気拡大局面で株価が上昇しやすい、設備投資関連セクターか、成熟期に株価が上昇しやすい、自動車などの消費財セクターに属するはずです。今から遡ること5年間は、景気拡大〜成熟期にあったように思いますから、本来であれば、株価が上昇してもおかしくない時期でした。

まあ、2019年頃から景気が後退期に入ったと見えますので、その頃から顕著に株価が下がっていることを考えると、やはり景気に連動する銘柄だと言えるでしょう。これから先の5年間はどうなるかわかりませんが、これらの部品メーカーが全体的に大きく株価が回復するかと言われると、ちょっと疑問符がつきます。

今後10年、20年スパンで見て期待が持てるようなものを製造しているのかと言われると、そうでもないですしね。貴重なNISA枠をこれらの銘柄で潰してしまっていいのかな?と感じる次第です。

また、オススメ銘柄の中には銀行株も目立ちます。銀行株のパフォーマンスも、メーカー同様相当に悪いのですが、世界的に金利が低水準で固定されてしまっている現在、銀行株は苦戦を強いられています。

景気が回復し、金利が上昇し始めれば、銀行株の時代が到来するかもしれません。ただ、だとしてもわざわざ日本の地方にある風前の灯とも言える銀行に投資する必要はないのではないかと思います。

割安な銀行株は、現状、世界中を見渡せばそこら中に腐る程転がっています。日本の地銀なんかよりもよっぽど財務状況も良く、成長可能性が高い国のメガバンクの株価が軒並み安くなっているのです。

そんな状況において、優待が魅力!と言って潰れそうな地銀の株を非課税枠で買うのは、合理的な投資判断とは言えないのではないでしょうか。仮に銀行株が欲しいなら他の株を買ったほうが得策です。

すでにボロボロの地銀に、優待目的の株主が群がることで、優待の送付にかかる経費は莫大に嵩みます。たった2,500円相当のカタログギフトでも、仮に株主が10万人いれば、2億5千万円の経費となります。それだけではなく、10万人にカタログを郵送すると仮定すれば、印刷代金や送料などでもっと経費は嵩むでしょうね。

株主優待は、死に体の企業に対して死体蹴りをしているようなもので、株主が自ら企業の寿命を縮めているようなものなのです。

投資の目的は人それぞれですから、株主優待目当てで株を買う人もいるでしょう。ですが、これらの銘柄でNISA枠を潰してしまうのは非常にもったいないです。もともと株主優待は『非課税』枠なのに、どうして貴重な非課税枠を優待銘柄で埋めてしまうのでしょうか?

どうしても欲しければ、NISA枠とは別に買付をすべきであり、株主優待投資はNISA枠を潰してまでやるような道楽ではありません。

【考察】NISAで買うのを避けるべき個別株2選。非課税枠を賢く使おう。
2014年から個人投資家の資産形成を支援する制度として始まったNISAですが、色々と改善して欲しいところはあれど、売却益や配当金にかかる税金が非課税ということで、大変素晴らしい制度であることは変わりありません。しかし、そんな非課税...

優待目当てだから、企業として成長しなくてもいいと言うのであれば、無理に止めはしませんが、少なくとも今回オススメされている銘柄を5年前から保有していたとすると、配当金にかかる税金が非課税になったところで、取り返しがつかない程度の含み損を抱える結果にはなりそうです。

個人的な感想としては、「株主優待がこれからも無事に継続されるといいですね」としか言えない銘柄が多かったんじゃないかなと言う印象を受けた次第です。

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