【朗報】GPIF、7-9月期の運用益が4.9兆円となり、2四半期連続で黒字を叩き出す。

投資の考え方
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またしても、最も報道が早かったのはブルームバーグだったのが残念ですが、ブルームバーグの報道によると、世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2020年度7-9月期(第2四半期)の運用収益額は4兆9,237億円となり、新型コロナウイルスによる景気悪化に対応した世界的な金融緩和で株価が上昇、2四半期連続で黒字となったことが分かりました。この結果、9月末時点の運用資産額は167兆5358億円となり、2019年末に次ぐ過去2番目の大きさとなったと言うことです。

GPIF:7-9月運用益4.9兆円、連続黒字-株高が寄与
世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2020年度7-9月期(第2四半期)の運用収益額は4兆9237億円だった。新型コロナウイルスによる景気悪化に対応した世界的な金融緩和で株価が上昇、2四半期連続で黒字となった。

また、収益の資産別の内訳は、

外国株式が2兆6,763億円
国内株式が1兆9,599億円
外国債券が2,080億円
国内債券が753億円

となり、GPIFのポートフォリオの全てのアセットでこの四半期では含み益となったことが明らかになりました。

GPIFは、四半期ベースで損失を出してしまうと、我先にと各社が報道して袋叩きにするのに対して、含み益となった時は本当に大人しいですね。海外メディアよりも報道が遅いあたり、きちんと仕事をして欲しいものです。

これで9月末時点でのGPIFの運用益の合計は約75兆円にも及ぶことが分かりました。2001年〜現在までの利回りは年率3.1%程度と少し控えめではありますが、年金基金という性質上、ある程度保守的な投資をせざるを得なく、債券にも大金を投じているために、控え気味となっています。

しかし、着実に資産を拡大させており、GPIFは十分に年金基金としての役割を果たしていると言えるのではないでしょうか。

日本のメディアが、GPIFが損を出した時だけ大騒ぎするのは、日本人に投資アレルギーがあり、『公的機関が投資によって国民のお金を溶かしている』と言う報道をすれば、無知な日本人ほど、勝手に怒りだし、GPIFを叩く材料にされるので、メディア側としては数字が取れるからです。

しかし、下がった時だけ叩いても、何も得することはありません。むしろGPIFはきちんと運用できていると言うことをもっと全国民に知ってもらって、年金の財源を生み出すにはGPIFは必要な存在なのだと言うことをしっかりとアピールしていくべきでしょう。

そもそもGPIFは短期的な取引をするような機関投資家ではなく、日本人の年金を運用すると言う目的を持った公的機関です。非常に着実な資産運用ができていると言っても過言ではないのではないでしょうか。

投資に否定的な御仁はそれでも「大統領選の結果次第でどうなるかわからない」とか、「人様から巻き上げた大金をこれだけ投資してたらそりゃ株価も上がる」などと言った、ありがたい否定意見も散見されましたが、こういう類の人は何をしても否定してきますし、無視するに限ります。

確かに、日本株においては最近の上昇は日本の公的資金が投じられていることによる『買い支え』の影響は大きいでしょう。しかし、日本株以外のアセットでは、日本の公的機関がどう頑張っても株を買い支えるだけの力はないだろうと思います。

米国の大統領が誰になろうが、長期的な目線で資産運用をしているGPIFには影響は一時的なものであり、含み益が溶けた時に馬鹿な国民に叩かれると言うデメリット以外は特にないのではないでしょうか。

前回も含み益が増加し、黒字化したので最近はGPIF叩きをするバカが少なくて非常に快適ですね。10月〜12月はこれからなのでどうなるか分かりませんが、年末は株高になる傾向があるので楽しみですね。

GPIFは十分に素晴らしい資産運用をしていると私は思っています。個人投資家よりもかなり堅実な投資をしているので控えめな含み益ではありますが、大変素晴らしいものだろうと考えています。長期的な投資をすれば、運用成績が悪くなる時期があるのは仕方がありません。

だからこそ、四半期ごとの結果に一喜一憂して叩くような人にならず、「そんなこともあるだろうな」と堂々とすることが良いのではないだろうかと思います。

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