【悲報】大塚家具(8186)、社長の辞任でストップ高へ・・・最大の懸念点は社長の存在だったのか。

投資の考え方
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昨日、最近低迷気味だった高級家具販売の大塚家具の株価が急騰し、ストップ高を演出するサプライズがありました。

このストップ高の原因は、現社長である大塚久美子氏が突然、退任を申し出たことによるものだと見られます。

大塚家具 大塚久美子社長が退任へ 本人が申し出 | NHKニュース
【NHK】家具販売大手の「大塚家具」は、かつて創業者である父親との間で経営方針をめぐって対立した大塚久美子社長が辞任する人事を発表…

創業者である父親との間で経営方針をめぐって対立していたのは記憶に新しく、一時は社長を解任される事態にまで陥りましたが、経営方針の転換を訴えた久美子氏は経営陣らの支持を得て2015年に再び社長の座に就いていました。

その後、ヤマダ電機の傘下に入るなど、経営再建のために色々と策を講じていたところだったのですが、傘下に入ってからも赤字続きとなっていました。

今回の退任は、そろそろ黒字化の目処がついたことで、責任を取って退任するという形のようですが、果たして本当にこれから大塚家具は復活していくのでしょうか?まだその兆しは見えておりません。

それにしても、社長が退任を申し出たらストップ高になるとは、なんとも言い難いですね。よほど大塚親子のお家騒動が企業イメージにダメージを与えていたのでしょう。

元々、大塚家具は高級路線の家具屋ですから、やはり企業のブランドイメージというのはかなり重要です。高級ブランドが高級でも売れるのは、ブランドイメージが良いからですよね。エルメスとかルイ・ヴィトンとか、品質も確かな企業もありますが、これらのブランド品が高額で取引されるのは、ひとえにブランドイメージが素晴らしく、ブランド戦略がしっかりとしているからです。

やはり大塚親子のイメージが相当悪かったために、売上にも響いていた面もあるのかもしれませんね。少なくとも投資家は大塚社長に悪いイメージを持っていたため、退任とともにストップ高を付けるような事態になったのでしょう。大塚久美子社長の最高の仕事は、自身が退任することだったのかもしれません。

さて、大塚家具がヤマダ電機の元で再生するのかどうかはこれからも見ものではありますが、投資先としては、それほど期待が持てる企業とは言い難いところでしょう。

ウォーレン・バフェット氏の投資哲学に『愚か者でも経営できるビジネスに投資を』というものがあります。言葉の意味はそのままで、長期投資を前提とすれば、投資先の企業のCEOが入れ替わるなんていうことも当然何度か経験することになるでしょう。

その過程で、もしかしたらとんでもなく経営センスの悪い『愚か者』が一時的にトップに立つこともあるかもしれません。その間、業績は悪化し、株価も低迷するでしょうが、それでも根幹にあるビジネスモデルがしっかりしていれば、その無能なCEOが取締役会によって解任されるまでの間、耐え抜くことができるだろうとバフェット氏は考えています。

そして次世代の有能なCEOによって、本来の輝きを取り戻した時、その企業の株価は抑え付けられていた分だけ大きく反発する可能性を秘めているのです。

だから、CEOが誰であろうとも、根本であるビジネスモデルがしっかりしている企業、つまりワイドモートを有している企業に投資するのがベストだと言っているのです。

大塚家具は果たしてどうでしょうか?大塚久美子社長の手腕は結局、十分に判断できるほどの材料が見当たりませんでした。ですが、親子ゲンカで泥沼化させた点は、有能ではなかったと判断しても問題はなさそうです。新しいことを始めようとするなら、もっと事前の根回しなども必要だったのではないでしょうか。

そして結局大塚家具の株価は長期的に右肩下がりの低迷をしてしまう結果となりました。

しかし、この低迷期に大塚家具の株を買い集めるべきだったかというと、そうとも言えません。本業の家具販売の方も決して芳しくなく、時代遅れ感を払拭することはできませんでした。それに危機感を覚えて、ニトリやIKEAなどと同じような方向に転換させようとしたのは、間違いではないでしょうが、方向転換が急すぎて、誰もついて来れなかったのです。

ノウハウもない状態ですから、本来ならかなりの時間を有して改革すべきだったところを見ると、『経営判断のミス』とも取れますが、ゆっくりと改革するだけの時間的余裕がなかったというのもまた事実ですので、『ビジネスモデルが先細り』であるという点も少なからずあったのだろうと推測されます。モタモタしてたら、簡単に潰れてしまう程度には大塚家具の危機感はあったのだろうと私は思います。

ビジネスモデルがしっかりしていないという時点で、やっぱり投資先としては心許なく、始めから近づくべきではなかったというのが正しい投資判断なのかなと私はそう感じました。

ヤマダ電機の元で、再興することができるのかどうかわかりませんが、しばらくの間、大塚家具は、トレーダーの格好のおもちゃとなるかもしれませんね。

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