【悲報】吉野家を超えると言われた『東京チカラめし』。第1号店が今月30日に閉店へ。

社会・政治
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2011年に華々しくオープンし、消費者やメディアから焼き牛丼が大絶賛されたファストフード店『東京チカラめし』が風前の灯状態となっているようだ。

第1号店である、池袋西口店が2020年10月30日をもって閉店することが明らかとなりました。

近年は閉店が相次ぐ東京チカラめし 第1号店が10月30日に閉店へ - ライブドアニュース
関東・大阪で店舗展開する牛丼チェーン「東京チカラめし」の第1号店である、池袋西口店(豊島区)が2020年10月30日をもって閉店する。同店舗の担当者がJタウンネットの取材に対し明らかにした。 東京チカラめし

オープン当初は『焼き牛丼』という新しいジャンルが消費者に受け、勢いが止まらず最盛期には店舗数が100店舗を超えるほどで、吉野家や松屋などの大規模な牛丼チェーン店の経営を揺るがすライバルになるといわれていましたが、どんどん味とサービスが低下し、まったく話題にすらならなくなりました。

その影響もあり近年は閉店が相次いでおり、第1号店の閉店で残る店舗は全国で5店舗だけとなってしまいました。

東京チカラめしが本当に勢いがあったのはオープン当初だけで、オープンから3年目の2013年にはすでにメディアでかつての勢いが無いと没落ぶりを取り上げられる始末。その最たる理由と言われているのが、店舗の不潔さとオペレーションの悪さ、そして何より、格段に味が落ちたからだと言われています。

もともと東京チカラめしの焼き牛丼は濃い味付けながらもクセになる味だったそうですが、早々に肉質が悪くなり、肝心のタレの味もミスマッチとなったことで客足が徐々に遠のき、没落の一途を辿ることになったということです。

さらに、『焼き牛丼』という商品の性格上、他の牛丼チェーンと同じように『あとは器によそうだけ』というオペレーションができないです。焼いて置いておくとさらに味が落ちますからね。なので注文が入るたびに『焼き』の工程が入り、他の牛丼チェーンよりも圧倒的に回転率が悪いです。

牛丼チェーンに求められているのは、安さと味、そしてそれ以上に早さなのです。時間に限りのあるサラリーマンが、サッと入店して、サッと食べられるというのが牛丼の大きな魅力ですから、回転率が悪いのはやはりいただけませんでしたね。

そもそも販売単価の低い牛丼ですから、薄利多売で回転率をどんどん上げてガンガン売っていくという手法を取るしかないんですよね・・・それを見落としていたのが焼き牛丼の『東京チカラめし』が没落した理由ではないかと思います。

飲食業界は参入障壁が低く、どんどん新しいものが参入してきては廃れて消えていきます。牛丼チェーンの大手と言われている吉野家や松屋と言った企業も安泰と言えるほど収益性がある企業ではありません。前述の通り、薄利多売の商売を続けていくことでしか収益を上げることは難しいです。

とは言え、吉野家や松屋と言った牛丼チェーンには、すでにブランド力があると言えるのも確かで、味は大体想像もできますから、今の値段で今のクオリティを続けている限り、新規のチェーン店に脅かされるほど脆弱とは言えないでしょう。

もちろん、もっと美味しい牛丼を提供するお店もたくさんあります。しかし、あの値段であのスピードであのクオリティの牛丼を提供してくれるのは吉野家だけであり、そこに価値があるんだろうなと思います。

東京チカラめしはすでに悪い印象もついてしまっているので、ここから巻き返すのは難しそうです。5店舗であれば、小規模のチェーン店でもよくある店舗数ですから、これからは細々と営業していくことになるのかもしれませんね。

飲食業界は激戦区だからこそ、味はさておき、その業界でトップブランドとなれば、強いものです。牛丼ならやっぱり吉野家という印象がありますし、カレーチェーン店なら、最初に思いつくのは『ココイチ』でしょうか。ハンバーガーのチェーン店といえば真っ先に思いつくのはマクドナルドですよね。

どのチェーン店も、特別美味しいというわけではなく、もっと美味しいものを提供してくれる店は個人店も合わせれば数え切れないほどあります。

ですが、リピートしたくなる味だったり、値段との味のバランスが絶妙だったり、ブランドイメージが良かったりする企業はやはり長く生き残ることができるだろうと思います。

私がマクドナルドやコカ・コーラといった企業に投資をしているのは、いかに不況が訪れようと、消えて無くなることはないだろうという、確固たるブランド力を有しているという自信があるからです。ハイテク企業ほどの派手な成長はなくても、徐々に成長して20年後も30年後も変わらない味を世界中に提供し、緩やかにこれからも成長していくだろうという自信があるから投資できるのです。

東京チカラめしは、勢いだけで、比較的早い段階から顧客の信頼に応えることができなくなっていました。それはブランドイメージを築いていく中で、決してあってはならないことです。東京チカラめしの凋落はかなり前からすでに分かりきっていた事であり、特に驚きもないですが、飲食業という厳しい業界で、いかに顧客満足度を高めることが重要かということがよく分かる事例ではないかと思います。

東京チカラめし、完全に消えてなくなる前に、機会があれば一度足を運んでみたいと思います。5店舗しかないので、なかなか機会に恵まれそうにないですけどね・・・

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