【考察】『長期投資するほど損を回避できる』というのは誤解なのか?

投資の考え方
Risk word under magnifying glass
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本日も朝イチからブログのネタになるような情報収集をしておりましたところ、PRESIDENT WOMAN onlineにて、大変興味深いタイトルの記事を発見することができました。

9割の人が知らない、「長期投資するほど損を回避できる」の大誤解 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
投資を始めた人、これから投資をやってみようと思っている人たちが、投資に関する本やコラムの記事などを読むと、必ず目に付くフレーズがあります。それは「投資をするのなら一喜一憂せずに長期投資を心がけてやり…

経済コラムニストの大江英樹氏によれば、「長期投資をすればリスクを低減することができる」という言葉を誤解している人が多いということだ。

そもそも、『リスク』という言葉は、投資家と非投資家の間で認識が異なる場合が多いです。非投資家の人々は、『リスク=損をする可能性』のことだと勘違いしていることが多いです。これは半分間違った認識であり、リスクとは本来、『将来の不確実性』のことを指す言葉なのです。

よく使われる例え話として、『上空5000メートルから、パラシュート無しで飛び降りた時のリスクは”ゼロ”である』というのがあります。そんなことをしたら命の危機が迫っていることになりますから、リスクだらけだと勘違いしてしまうかもしれませんが、逆に、『確実に命を落とす』ことから、”不確実性がない”ためリスクは”ゼロ”と言えるのです。

つまり、損する可能性だけでなく、得をする可能性も将来の不確実性に当たりますから、『リスク』にあたるということです。

『短期投資はリスクが高い』というのは、短期的にはボラティリティが高くなりがちだという意味でもあ利、特に急騰している株ほど、急落する可能性も高まり、イコール『リスクが高い』と言えるのです。

逆に長期投資をすることで、平均的なリターンに収束していくために、不確実性が弱まり、リスクが低くなるということになるのです。

言い換えれば、ボロ勝ちする年もあれば、ボロ負けする年もあり、それがいつ訪れるかは分かりません。例えば今、私は10年間の投資期間で、投資額と同程度の含み益を享受しておりますが、言い換えれば、明日から株価が半値にまで暴落すれば、含み益は消えてなくなり、含み損を抱えることになります。10年といえばまだ長期投資とは言えなくても、十分に中期的な投資とは言えるはずですが、それでも絶対に損をしないとは言い切れないのです。

投資の世界には絶対などということはありません。絶対に100%儲かる投資なんていうものが無いのと同様、絶対に損をしないなんてことはあり得ないのです。

もしかしたら投資の40年目に大暴落に巻き込まれて、資産がかなり減ってしまうという憂き目にあってしまうかもしれません。それは今この瞬間には分かりようのないことです。

当然ですが、投資期間を20年、30年と伸ばしていくごとに、一時的な暴落に巻き込まれる可能性は高くなります。これは当然と言えば当然です。20年も30年も、ただただ右肩上がりに株価が成長していくなんてことはまずあり得ませんからね。2010年代も順調だったとは言え、一時的に株価が下がることも何度もありました。この先20年、30年でも同じようなことは何度も起こりうるでしょう。

それでも投資をし続けた場合、右肩上がりに成長を続けている株式市場においては、やはりリターンを得ることができるのです。米国株市場ではそれがインフレ調整後で年率6%前後だったという話になります。

長期投資すれば損をしないというのは、将来にわたって右肩上がりに成長するだけのポテンシャルがある国や投資先に限って言えることで、株価が低迷し続けている市場では、長期的な投資も報われない可能性があります。

例えばバブルのピーク時から現在まで、30年間、日経平均株価に投資をし続けたとしても、リターンはマイナス。配当金などを再投資して、やっと少しプラスになる程度です。これから先の20年、30年がどうなるかは分かりませんが、現在の日本と米国を見比べた場合、どちらが成長可能性があるかというのは明らかですよね。

だから私は長期投資をするのであれば、米国の主要指数であるNYダウやS&P500などに連動するETFや投資信託へ投資することをオススメしています。投資に対して興味がない人ほど、この投資方法が最も良い選択肢だと言えます。

ただし、リスクを低減させるためには、『長期投資』すなわち、株価が大暴落している時でも恐れずにコツコツと積立投資をすることが大切であり、株価が暴落したときに慌てて売却していては、どれだけ長期的に保有をしていても、上手く稼ぐことはできないだろうと思います。

例えばつみたてNISAが満期を迎える20年後に株式市場に何が起こるのかは今の私たちには分かりません。元記事にあるように『長期投資すれば損を回避できる』というのは幻想なのかもしれません。

ですが、下落することもあるからこそ、リターンを大きくするチャンスが訪れると言えるのです。だからこそ、私は今後も調整をしながらも上昇し続けるであろう株式指数にコツコツと時期を分けながら資金を投じ続けることこそが、リスクとリターンのバランスの取れた、資産形成の基本となっていくのではないかと思う次第です。

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