【格言】初心者から上級者まで、心に留めておきたい投資の格言

投資実務
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最近、株式市場はどっちつかずで、個人的には追加投資をするにもしづらいなという環境が続いています。

こんな時こそ、投資の勉強をするのに良い環境だと感じています。特に、投資の世界には長らく語り続けられている格言というのがあり、改めてそういう投資の格言を見直すというのは良いことだと思います。長く市場に残り続けている格言は、いつの時代も学びのあるものだと私は思います。

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『もうはまだなり、まだはもうなり』

この格言はとても有名なものなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。こちらの格言は、誰が残した言葉なのかはハッキリ分かってませんが、宝暦六年に刊行された『八木虎之巻』という書物に記載されているのが原本だそうです。

もうはまだなり、まだはもうなりということあり。この心はたとえば、もう底にて上がるべきと進み候ときは、まだなりという心をいま一応ひかえみるべし。まだ底ならず下がるべきと思うとき、もうの心を考うべし。必ず、まだの心あるときより上がるものなり。

言葉の意味は、『もう底だと思えるようなときは、まだ下値があるのではないかと一応考えてみなさい。反対に、まだ下がるのではないかと思うときは、もうこのへんが底かもしれないと反省してみてはどうか』ということです。

宝暦六年と言えば、西暦で言えば1756年、江戸時代の中頃です。米国が独立したのが1776年ですから、米国成立の20年も前、もちろん日本国内には株式相場なんていうものもありませんでした(ちなみに世界最古の証券取引所はオランダの『アムステルダム証券取引所』で1602年に設立されました)。

しかし、この格言が出来た頃には、日本国内で米相場が生まれ、取引がされていたようです。そんな歴史ある格言には、我々投資家が学ぶべき真理が含まれているのではないでしょうか。

私自身、毎月株をコツコツと買い集めていますが、正直言って株価が下がって安くなった時に買いたい気持ちはあります。ですが、タイミングを図るというのは本当に難しいです。2月から3月の株価の底値でも買い増しをしたものの、思った以上に買うことはできませんでした。

それもこれも、まだまだ株価が下がるかもしれないという欲深さがあったからだと思います。そして、下落が始まった直後に大きく投資をしてしまったことも起因しています。

下落したタイミングでまたすぐに株価が戻るだろうと投資したことも早計ですし、そしてその後の底値では、まだまだ下落するだろうと思ったために積極的に投資することができなかったのです。

そんな私にとっても、『もうはまだなり、まだはもうなり』という格言は心に留めておくべきだと感じました。将来を完全に予測することはできませんから、投資のタイミングを図るというのは大変難しいことです。

だからこそ、投資のタイミングを図るのではなく、『もうはまだなり、まだはもうなり』という格言を心に留めておき、どんな相場でも少しずつコツコツと投資を続けることが大切なのではないでしょうか

遠くのものは避けよ

こちらもよく知られている格言の一つですが、誰が言い出したのか、出典は不明です。しかし、これもまた学びのある格言の一つです。

『遠くのものを避けよ』の指す『遠くのもの』とは、自分があまり得意としていない分野や、よく分からない銘柄のこと。つまり言い換えると、よく分からないものには手を出すなという意味です。

自分が興味や関心を持たないような商品やサービス、あるいは自分が(誰かに)説明できないような商品やサービスを提供している企業(銘柄)には出来るだけ投資しない方がいいと言うのは頭では理解していますが、株式市場が熱狂してくると、次に暴騰する株はどれだ?と血眼になって探しがちになってしまいます。

それがたとえ自分が理解していないような事業を展開する企業であっても、決算が良かったから、昨日1日で株価が何十%上昇したからと言う理由だけで下調べもせずに買ってしまいがちです。

もちろん、事前に下調べをし、ある程度理解している(最悪でもどんな事業を展開している企業で、どんな強みがあるのか)企業であれば、どんな分野であれ、問題なく投資して良いと思うのですが、株価が突然急騰するような場面においては、そんなことを忘れて飛びついてしまうイナゴと呼ばれる投資家(投機家)が多いのも事実です。

彼らは、注目を浴びたばかりの株のトレンドに乗っかることで儲けようとしますが、トレンドの変化に対応することが困難な場合が往々にしてあります。急騰した株価は一気に急落して調整する可能性も十分に秘めていますから、よく分からないまま乗っかっただけの投機家にとっては、いつが利確のタイミングか分からず、労力の割に大した成果が得られなかったり、逆にもっと株価の上昇が見込めたのに早めに相場から降りてしまったりしてしまうものです。

ファンドマネージャーのような『大口投資家』にはそう言ったセンスも必要なのかもしれませんが、我々個人投資家は、投資家である前に「一人の消費者」としての側面も持っています。

その個人投資家としてのメリットを享受するために、身近で商品やサービスを使っていて、「良い」とか「悪い」とか判断しやすいような(情報を入手しやすくて自らその良さを判断しやすい)企業に投資するほうが結果的には良いパフォーマンスを上げやすく、また、投資判断もしやすいということです。

『遠くのものは避けよ』と言う格言には、「どんな会社?」と人にきかれて説明できない株に投資するべきではない。と言う当然と言えば当然ですが、冷静さを忘れてしまうと犯してしまいそうな間違いを正してくれる言葉だと私は思います。

自分にはよく分からないけど急騰した株を持っていて、大きな利益を手にした投資家の話などを耳にすることもあります。確かに彼らはそれだけのリスクを抱えてきたため、それが実を結んだことになるのでしょう。その投資判断は大変素晴らしく、また尊敬すべきリスクテイカーであるとは思います。

しかし、それを自分も真似ようとすると途端に株価は天井を迎え、下落してしまうかもしれません。そしてその後も株価が回復するのか、それともそこを天井にして株価は暴落するのかは無知なまま株を買った投機家には理解できないのです。

仮にそこが天井でも、もっと早くから仕込んでいた投資家たちは悠々と利確することができますし、プロのファンドマネージャーたちは、逆に空売りなんかで短期的に利益を得ようとするかもしれません。

ですが、何の投資判断も持たない、『遠くのもの』に手を出した投機家にはその判断基準が曖昧なため、大きな損失を被る可能性があるのです。

私が思うに、よく分からないものであれば手を出すのは大変危険であり、よく分からないのであれば、株価が急騰しそうだとしてもすぐに売り払うべきだと言えるでしょう。そして、改めてその銘柄について下調べをし、株価の上昇を確信したのであれば、その時に再び投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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