【考察】投資とギャンブルの違いは何か?投資をギャンブルだと勘違いしている人の大きな間違い。

投資の考え方
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経済アナリストの森永康平氏がフォーブスジャパンに寄稿していた記事がとても興味深い内容だったので、今回は取り上げたいと思います。

投資はギャンブルか? 「危険で怖い」というイメージが与える将来への損失
先日、実際にこれから投資を始めようか悩んでいる大学生と話をする機会があった。将来に金銭面での不安があるものの、どうしても投資の世界に踏み出せないという。その理由を聞いてみると、投資に対して「ギャンブル」や「危険」というイメージを持っているか

テーマはズバリ、『投資はギャンブルか?』と言ったもので、投資家と非投資家の間で、おそらく永遠に対立する話題となるだろう根深い内容です。

森永氏も先日、実際にこれから投資を始めようか悩んでいる大学生と話をする機会があったそうで、投資に興味があるものの、どうしても投資の世界に踏み出せないのだと言うことでした。

私も現役の学生時代から投資を始めましたが、それから10年が経ち、当時と比較しても、大学生から株式投資をしていると言う人がかなり増加したように見受けられます。バブル時代を知らない(私も知りませんが)若い世代が増えたことで、投資に対するアレルギーは以前よりもかなり払拭されているのではないだろうかと私は感じております。

それでもやっぱり投資に対して拒否反応を示す人がいるのはどの世代でも同じです。日本証券業協会が発表した「証券投資に関する全国調査(平成30年12月)」では、株式、投資信託、債券それぞれについて投資をしない理由を聞いたところ、全ての金融商品において「ギャンブルのようなもの」という理由が全体の3位となっていると言うことです。

書店で投資に関する書籍を見てみると、「〇億円稼げた投資法」などといった成功体験をまとめた書籍が数多く並んでいるが、その一方で、インターネット上には、投資で大損をした話や、投資に関する詐欺被害の報告などの話があふれている。

森永氏がこう語るように、マスメディアやインターネットが挙げるような例は非常に極端であり、罪深いものだと感じています。

書籍のように数十万円程度の元手を短期間で数億円にした投資法や、インターネット上にあるような、株式投資に失敗して家を失うレベルの損をするなどと言うのは、まず普通に投資していればあり得ません。もしそれが実現したと言うのであれば、それは株式市場を利用して『ギャンブル』に興じていたと言うことでしょう。短期的に得た莫大な利益も損失も、半ばギャンブルのような手法を活用しなければ、なし得ないからです。

まともな投資方法で長期目線で投資を考えているのであれば、数億円の利益を得るためには、何十年単位の時間か、もしくは数十〜数百億円単位の元手が必要になるでしょう。ですので、短期的に億単位の利益を上げたり、自殺に追い込まれるレベルの損失をした人は、明らかにギャンブル性の高い取引をしていたことになるのです。

投資を恐れる人は「得するか損するか不明確なもの」に賭けられないと言う思いが強いのでしょうが、それをギャンブルだと言ってしまえば、本当に世の中の全てがギャンブルです。人生を左右するものから、日常の瑣末まで、選択肢が発生する物は全てギャンブルということになってしまいます。

記事の中でも触れられているように、一般的にギャンブルというのは『胴元がいるかどうか』が重要です。胴元がいる限り、期待リターンが投じた資金を超えることはあり得ません。長期的には競馬やパチンコでは8割前後、宝くじなら半分返ってくれば良い方だという程度のリターンに収まり、賭ければ賭けるほど、確実に損をしていくのがギャンブルなのです。

一方で、投資は長期的な目線で、きちんと企業分析をした上で成長性のある企業に投資をすれば、プラスサムゲームになる可能性が高いです。だから、まともな投資家は長期的な目線で稼ぐことが出来る訳です。

また、短期的な投資を続けていくタイプの投資家であっても、きちんと業績を見たり、トレンドを見たりすることで、確率的に稼ぎやすいタイミングを計って投資をしているのです。「得するか損するか不明確」と言っているような段階では、まだまだ彼らは株式市場をカジノとしてしか見れていないのだと思います。

得するか損するか不明確でも、得する可能性が高いもの、高い時に資金を投じ、自分が投資をする前に思い描いた通りに動いている限りは、持ち株を手放さないというのがあるべき姿です。そこまで行って初めて、投資とギャンブルを区別することができるのではないでしょうか。

何度も申し上げますが、投資で億単位の利益や損失を出せるようになったら、それはそれで大したもんですよ。それなりの資金がなければなし得ないレベルの世界ですからね。その話を間に受けて投資の世界に足を踏み入れるのを躊躇っているのは非常にもったいないことです。

大学生の投資初心者が投資を始めようと思って投じることができる金額なんて、多くても100万円くらいじゃないですかね?私が20歳の時に100万円から投資を始めたから100万円を基準にお話ししますが、100万円程度の投資額では、1年間に稼げても、たかだか数万円から良くて数十万円程度です。配当金で数万円、キャピタルゲインでも10万円値上がりすれば相当レベルの高い投資ができたことになります。年利10%なんて本来は破格のリターンなのですから。

投資を恐れる人は、数億円単位の利益や損失が出ることを恐れている人が多いですが、投資初心者がそのレベルの損益を語るのなんて、それこそ10年、いや50年は早いです。そんな盛大な勘違いで投資を恐れているのであれば、非常にもったいないことです。

投資とギャンブルは全くの別物ですから、必要以上に恐れずに、まずは可能な範囲から投資の世界に資金を投じてみてはいかがでしょうか。

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