【超絶悲報】”ホワイト企業”のワタミ(7522)、全く労働環境が改善されてなかった模様…月175時間の残業代を未払いか

投資の考え方
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今年9月15日、元参議院議員の渡邉美樹氏が代表取締役会長及びCEOをつとめるワタミに対して、高崎労働基準監督署から残業代未払いに関する労働基準法37条違反の是正勧告が出されたということが判明しました。

【訃報】ホワイト企業に再生したはずの「ワタミ」、従業員への残業代未払いが判明 | まとめまとめ
今年9月15日、元参議院議員の渡邉美樹氏が代表取締役会長及びCEOをつとめる「ワタミ株式会社」に対して、高崎労働基準監督署から残業代未払いに関する労働基準法37条違反の是正勧告が出された。

労基署に申告したAさんは、「ワタミの宅食」で正社員として勤務し、長時間労働によって精神疾患に罹患して現在休職中だ。Aさんの長時間残業は、精神疾患に罹患する直前の1ヶ月前である6~7月には、過労死ラインの2倍となる月175時間に及んでいたという。

ワタミと言えば、かつては”ブラック企業”の代表格のような存在で、会長の渡邉氏が政界に進出する前は、社員を酷使する利益追及型の経営を行なっていたことで有名です。以前もワタミを取り上げたことがあるなと思い、振り返ってみたところ、ちょうど1年前の2019年9月28日に、こんな記事を書いたのを見つけました。

【超絶悲報】ワタミの創業者・渡辺美樹氏が会長職へ復帰。イメージの悪化は避けられないか。
外食チェーン大手のワタミ(7522)は27日、創業者である渡辺美樹取締役(59)が10月1日より代表取締役会長に復帰する人事を発表した。グループCEO(最高経営責任者)も兼ねるとのことです。このニュースを受けてなのか、同社...

昨年9月27日に、渡邉氏がワタミの会長職に復帰することが発表された翌日、株式市場はマイナスイメージとして捉えたようで、ワタミの株価は4%以上の下落を見せておりました。それもそのはず前述の通り、渡邉氏は”ブラック企業”の塊のような経営者であり、せっかくイメージアップを図っていたワタミのイメージを再びブラックなものに変えかねないというのは投資家であれば心配して当たり前というものでしょう。

実際に、彼が昨年10月の復帰会見において、「売り上げ、利益の追求はいらない。これからはビジネスモデルの企業になっていきたい」と発言したことは物議を醸しましたし、政界進出時に同社への「復帰は1000%ない」と言っていたにも関わらず、議員としての任期が満了となるとしれっと戻ってきたあたりから考えても、彼の発言には何の信憑性もないことが窺えます。

そんなワタミが案の定、渡邉氏の復帰からわずか1年足らずで、元のブラック企業ぶりを遺憾なく発揮しているようです。働き方改革が叫ばれる世の中で、しかもコロナの影響によって、営業時間が短縮されたり自粛しているはずの外食産業で、残業が月に175時間というのはどう考えても異常でしょう。

この従業員の方は、『ワタミの宅食』というデリバリーサービスで働いていたために、コロナ下においても需要の高いサービスだったことは確かですが、それにしても人手不足なのか、彼は営業所の所長として、2つの事業所を任され、たった一人で20人以上の配達員を管理し、自らも配達へ向かっていたというのですから、危険極まりないですよね。

さらに、通常であればあまり所長がこなすようなことはない雑務、例えば営業所の清掃、コピー用紙やトイレットペーパーの補充まで担当していたというのですから、月175時間の残業もやむなしという状況だったに違いありません。

そんな、深夜も休日も「24時間365日働け」という、全盛期のワタミのスローガンのような労働環境で、月給26万円というのだから、所長なんてやってられませんよね。毎日6〜7時間の残業が常習化しており、土日祝日なども通常出勤で、残業代も固定されているという劣悪ぶり。実態がこれなら、何を持ってホワイト企業としていたのか、甚だ疑問です。

そもそも、やっぱりワタミという時点で、ブラック企業の印象が拭きれず、選択肢のある求職者であれば、まずワタミに入社することを希望しないはずです。そのため、おそらく常に人手不足か、教育が伴っていない従業員しかいない状態が続いていたのでしょう。日本一有名なブラック企業に入社した時点で、多少は自己責任もあると思うが、さすがにここまで劣悪な環境だとは思わなかったのかもしれませんね。

投資家としては、利益を追求していく姿勢は素晴らしいと思いますが、あくまで健全な方法で利益を上げて欲しいと思います。ワタミは、接客・サービス業という業種にも関わらず、企業イメージが悪いという致命的なマイナス要素を持っていますから、あまり投資先として魅力的には感じません。

そもそも、これだけ人件費を削って利益を追求していくのは、ワタミが『価格の安さ』以外に何の取り柄もないと自ら謳っているようなものです。

価格が安いということしか客の目を引く優位性がないために、価格を下げ、結果として低賃金で奴隷のように働かされる労働者が生まれるのです。

また、低価格層の、特に居酒屋という業種ですから、客層のマナーも一般よりは低下することが予想されます。彼らの理不尽なまでのクレームとその対応によって、従業員はどんどん潰れていくのでしょう。

だからこそ、私はそう言った環境で働くこともしませんし、ましてや投資をしようとも思いません。安くしなけりゃ客が来ない程度のお店なら、どこかで無理が生じるのは明らかですからね。やっぱり、渡邉氏が復帰したことと、そもそも渡邉氏が作り上げた社風が、ワタミを永遠のブラック企業として位置付けられているのでしょう。

こうした企業には、顧客としても、ステークホルダーとしても、関わりを持たないのが賢明だと私はそう思います。

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