【悲報】GC注記っていうのは、本当に気をつけないとダメだな。久々に日本株市場を見て感じること。

投資の考え方
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本日、私Yukiは9月中に消化しないといけない夏季休暇を消化するために、お休みをいただいております。都内は朝から久々の晴れ模様で、大変気持ちの良い週明けを迎えています。これも月曜日に休みを取るという決断が功を奏したのでしょう。本当に、とっても気持ちの良い朝です。

そんな気持ちの良い朝ですので、別にトレードする訳でもないですが、久々に日本株市場でもリアルタイムで覗いちゃおうかなと思い、9時からYahoo!ファイナンスを開いてみました。

今日の東証は、私が見ている時点では値上がり銘柄が2500社以上に対して、値下がり銘柄は1000社未満と、全体的に好調ぶりを発揮しているようです。久々の快晴も相まって、非常に気持ちが良い朝の株式市場です。

それにしても、こういう時はむしろ値下がりしている株に目がいくものです。私が目にした段階では、個別株で先週末比で最も株価が下がっているのが、音響機器メーカーのオンキヨー(6628)。以前、なにかの記事で取り上げた記憶があるなと思い、1500を超える過去記事の中から探してみたところ、今年の3月末に書いたこんな記事を発見しました。

【超絶悲報】みんな大好きなアノ外食店が、コロナショックでついに風前の灯に…GC注記はコロナショックの影響か?
最近、コロナショックの話題ですっかりと個別の日本企業に関する記事を書く機会が減ってしまいました。まあ、米国株投資のブログなのでそれはそれで良く、本来あるべき姿なのかなと思います。ただ、今でも株式投資の入り口として日本株を選ぶ方が多...

みんな大好きな『いきなり!ステーキ』を運営しているペッパーフードサービス(3053)が「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)(GC注記)」を記載した時に、比較対象として取り上げた、GC注記銘柄の一つがオンキヨーでした。

私も音楽好きだからこそ名前を聞いたことがある『ONKYO』ですが、同年代ではあまり認知度が高いとは言えません。しかし、私たちよりも上の年代、現在の50代前後より上の世代には知名度が高い企業なのではないでしょうか。

同社はその名の通り、音響機器を製造販売しているメーカーで、昭和時代には、高音質の高級コンポが大きな支持を得ていたと言います。

しかし、そんな古参のメーカーも、時代の流れについていくことができず、ここ数年は苦境に立たされているようです。以前取り上げた時の株価は1桁で9円でしたが、今はいくらになっているのでしょう?

おお!30円!値上がりしてるじゃん!とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、決してそうではありません。右上に『年初来安値』と記載があるように、本日、同社の株価は年初来安値を記録しています。

今年、同社株は5:1の株式併合を行なったようで、今までの5株が1株分にまとめられたみたいです。つまり、現在の株価30円は併合前の水準では1株6円に相当し、この半年で9円から、さらに株価は3分の2まで暴落したということになります。

ここまで下落している理由としては、同社が先週末の引け後に、第一四半期の決算を発表した内容があまりにも悪かったからです。ちなみに、3月決算の同社の第一四半期決算の発表期限は8月半ばだったはずですが、同社は前期末の決算から、コロナの影響による決算の遅延予定を発表していたために、このタイミングとなったみたいです。

さて、そんなGC注記のついていたオンキヨーの決算内容を見てみると、以下の通り。

・第一四半期では、売上高16.6億円に対して、営業利益が▲12.7億円。売上と同レベルの赤字を計上してしまう。

・前期末に発生した、『債務超過』状態が今四半期も継続しており、上場廃止に係る猶予期間入りが決定。

・本業では赤字を解消できないため、第三者割当による新株予約権により、新株を46億円分の株式を発行し、債務超過を解消しようとしている

と言ったように、決算資料を見る限りでは、何の救いもない状況であることが見て取れます。さすが、GC注記企業。格が違いますね。

第三者割当によって新株が発行されることにより、既存の株主の保有分の価値は著しく毀損されることになります。これを希薄性というのですが、現在のオンキヨーの時価総額が40億円未満ですので、46億円の株式を発行してしまえば、単純計算で、現存株主の保有する株式は2倍以上に薄められることになるのです。

正直、ここまでして上場を維持するメリットはなんなのか?私にはわかりません。これだけ株を売られているのですから、株式市場からの資金調達は困難でしょう。もしかしたら、こう言った新株発行による錬金術を活用するためだけに上場を維持しているのかもしれませんね。

既存株主に報いるためには、むしろ上場廃止を受け入れた方が良いんじゃないかと思えるくらいなのですが、GC注記が記載され続けている企業というのは、こうなっていく運命なのかもしれません。

前回取り上げた、ペッパーフードサービスもところどころで調整を入れながらも、株価は右肩下がりに大きく下落しています。

年初には1,100円台だった株価は332円まで下落し、年初来で株価が70%以上下落しているのである。飲食業なので仕方ないという声もあるでしょうが、例えば日本マクドナルド(2702)は、コロナの影響も大きかったものの、テイクアウトやデリバリーなどが好調で、株価はむしろ好調。今は下落しているものの、年初来と比較してもトントンと言った株価水準をキープしています。

さらに言えば、世界一の外食産業、本場のマクドナルド(MCD)は、大きく下落する場面もありましたが、年初来でプラス圏をキープしているのである。

このように好調な企業を見ていると、業績が悪いGC注記の銘柄たちは、決してコロナの影響だけで業績悪化しているのではないということがよくわかります。

やはり、企業側が危険信号を出しているような企業には投資すべきではなく、マネーゲームに参加するのも危険だなと思わされるばかりです。

ちなみに、米国マクドナルドも、オンキヨーと同じく、『債務超過』に陥っているのですが、これは意味合いが全く違います。米国マクドナルドは、世界中に散りばめられたマクドナルドのフランチャイズ店舗から、安定したロイヤリティを受け取ることができるため、債務超過するほどの莫大な株主還元策を実行することができるのです。株主を蔑ろにする、増資を連発する企業とは真逆ですよね。

だからこそ、米国では債務超過があったとしても、すぐに上場廃止になるなどということはなく、有名な巨大企業でも債務超過している企業は意外と多いです。

本業の悪化による債務超過は、もはや笑えないレベルの悪材料ですから、日本企業に投資をしている方であっても、GC注記が記載されているようなボロ株には近づかないのが賢明な判断なのかもしれませんね。

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