ぎゃあああああああああああああああああああ・・・・・・・

ダウが暴落してるうううううううううううう・・・・・・・

昨日のNYダウは一時900ドルを超える下落に見舞われるなど、大きく調整しました。欧州株の下落が米国にも波及している状況となり、上場銘柄の約8割が下げて始まるという全面安の状態となりました。

背景には、先々週あたりから続いているハイテク株の利益確定売りと、巨額のマネーロンダリング(資金洗浄)に複数の世界的な大手銀行が利用されていた疑いが報じられたことによる金融株の下落が大きいと見られています。なんだかリアル『半沢直樹』みたいで米国大手銀行のこれからがどうなるのか、大変見ものだなと感じます。
大規模な不正に関与していたとなれば、すでにそれほど有りもしない銀行への信用が地に落ちることとなり、株価は大きく下落するでしょう。銀行株への投資で”倍返し”を狙うのには少し時間がかかりそうですね。
長期金利もさらに低くなっており、ドル円が一時104円まで円高に振れるなど、大荒れの相場が続いております。
そう言えば、先日”第二のテスラ(TSLA)”として期待されていたニコラ(NKLA)も、創業者の電撃退任が報道されていました。

先日、ゼネラルモーターズと提携したばかりだというのに・・・先日のピーク時につけた50ドルから一転、半値の25ドルを割るタイミングもあるほどニコラ株は叩き売られました。

ニコラもまた、不正に関与しているという疑惑がありますから、投資先としては適格だとは言えないでしょう。倍返しどころか、半値にまで落ちてしまいましたが、今後は疑惑が晴れるまでマネーゲームの駒としてぐらいしか価値は無いのかもしれません。
そんな疑惑だらけの米国株市場において、円高・株安の環境のおかげで、私も個別株の評価額がついに3,000万円台まで下落してしまいました。本当に下がる時は一気に下がるもんですね。最近はそれほど動じなくなってきましたが、やっぱり評価額が下がってくるとソワソワしちゃいますよね。
しかし、私が個別に投資している企業たちは、そんな疑惑とは無関係ですから、こういう風に市場環境が荒れている時こそ、少しずつ買い増しをするのがあるべき姿だと考えています。
ですので、ほんの少しだけですが、減った資産を増やすためにも、株を買い増ししました。

今回買い増ししたのはマイクロソフト(MSFT)、たった2株だけなのは、まだまだ調整がありそうだなと思い、試し買いの意味があったのと、持ち株の端数調整をしたかったからです。今回の買い増しで、私が保有するマイクロソフト株は全部で240株となりました。
先日、増配を発表してくれましたので、次回の配当金では、大体100ドル位の入金が見込めますね。年間で400ドル程度と、まだまだ少額ですが、それでも満足です。もしもう少し株価が調整するなら、250株まで増やしてキリのいいところがいいですね。特に意味があるわけでは無いのですが。

あと、もう一点、マイクロソフトを買い増ししたのは、こんなニュースが舞い込んできたのを見つけたからです。

マイクロソフトが、ベセスダ・ソフトワークスの親会社であるZeniMax Media(ゼニマックスメディア)を買収する契約を締結したという報道があったのです。
私自身、ゲームにはあまり詳しく無いので、Xboxがどれほどのものなのか、ピンときてないところはあるのです。もちろん、このベセスダ・ソフトワークスという企業も、お恥ずかしながら存じておりませんでした。
しかし、このベセスダ・ソフトワークスについて調べてみると、海外では人気の企業であり、日本企業で例えるなら、スクウェア・エニックスに勝るとも劣らないほど人気の面では大きな企業だということでした。
その企業の価値もさることながら、それをこのご時世に75億ドル(約7,840億円)で買収するマイクロソフトのキャッシュフローの凄まじさを再確認したことで投資に踏み切りました。
7,840億円ですよ?7,840円でゲームソフト買うのとは訳が違います。それだけ有望株の企業を傘下に組み込んだなら、ゲームセグメントも今後ますます成長期待が見込めるのではないかと感じた次第です。
TikTokの買収失敗から、マイクロソフトに再び追い風が吹いているように感じます。これから大きく調整が入るようなら、マイクロソフトは積極的に買い増ししていきたい銘柄の一つですね。
今のうちに買い増しをしておけば、再度株価の上昇期に、成長性を見せてくれるだろうと期待もできる銘柄です。売るかどうか悩む気持ちもありましたが、やはりマイクロソフトとは、まだまだ長い付き合いになりそうです。