【悲報】『バフェット指数』がついに180を超える。株式市場は『割高』か。

投資実務
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米国では連日、株式市場の好調さが目立っており、S&P500指数、ナスダック総合指数共に史上最高値を更新。NYダウも戻りは遅かったものの、すでに最高値更新の圏内に入っていると言っても過言ではありません。

私ももちろん株高の恩恵を受けており、資産総額は過去最高額を更新していますが、こういう時こそ少し悲観的なニュースでも見て心を落ち着かせないとなと思いました。

マネーポストに掲載されていた記事によると、8月28日時点におけるNASDAQ総合指数の市場平均PER(株価収益率)は66.45倍。歴史的に見ても極端に高い水準となっているということだ。

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個別株で見ても、PER500倍超えのズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)やPER1000倍超えのテスラ(TSLA)など、「アマゾン・ドット・コムのPERが100倍を超えていて割高だ!」と言われていたのが懐かしく感じるほど、高PERの銘柄が人気となっているのである。

市場平均が66.45倍なら、アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)のようなPER40倍台の大型株はむしろ割安なんじゃないかと勘違いしそうですが、平均が66.45倍というのはやはりどこか熱狂しすぎているような気がしてなりません。

市場平均PERが66.45倍という事は、逆算してナスダック総合指数の期待リターンは約1.5%です。いくら金利がゼロだからといっても、インフレ率程度の期待リターンしか見込めないほど割高になっているハイテク企業は気軽に投資しよう!とは思えない水準まで上昇していることが分かりますよね。

さらに、今注目されているのは「バフェット指標」と呼ばれる指標です。バフェット指数とは、名前の通り、投資の神様、ウォーレン・バフェット氏が提唱した市場の過熱度を図る指数で、以下の数式で表します。

「株式市場の時価総額÷その国の(名目)GDP×100」

このバフェット指数が100の時、つまり、株式市場の時価総額がその国のGDPと等しい時が株価の適正価格だと言われています。そして100より低い時が割安で、100を超えると割高と判断されます。

これは、なぜか株式市場の時価総額がGDPと同じくらいの金額に収斂するということを発見したバフェット氏が独自に編み出した手法です。

そのバフェット指数が先月末には170を超えており、さらに昨日時点では185まで上昇していました。これはバフェット指数史上最高値であり、バフェット氏が投資家になってこの理論を提唱して以降、現在が最も米国株市場が割高だということになります。

ちなみに、ITバブルのピーク時でも『140』、リーマンショック直前でも『110』程度だったことを考えると、圧倒的に割高と言えるでしょう。

もちろん、コロナショックの影響で名目GDPが一時的に激減していることも影響しているとは思いますが、実体経済と株式市場の差異が広まっているという事実は頭の中に入れておいて損はないのではないかと思います。

とは言え、バフェット指数のみを頼りに割高・割安という判断を下すのも投資機会を逃してしまうという可能性が大いにあります。なぜなら、実はこのバフェット指数、2013年以降は一度も100を下回っていません。

今年の2月に発生した大暴落の底値でもバフェット指数は106程度でしたので、バフェット指数だけを頼りにしているとまだまだ割高だと思って投資する事はできなかったでしょう。

『その国の時価総額=名目GDPの時が適正株価』だというのも、特に根拠があるわけではなく、IT革命以降、経済成長が一気に加速してきたことから、株価の方が先行していても割安だと言える水準になっているのかもしれません。その国が成長していくだろうという期待感が強まれば、株式市場の評価が実際の成長よりも早く高まっていくのはあり得る話ですよね。

ただ、バフェット指数180は皆さんちょっと期待しすぎじゃないですかね?という水準であると判断できるでしょう。私も株式市場から撤退するつもりは毛頭なく、これからもコツコツと投資を続けていくつもりではありますが、頭の中に今の株価がいつまでも続くかどうかは分からないという危機感を持って冷静に市場に残り続けようと思います。

場合によっては一部を利確するのもありかもしれませんね。今度は下落が始まったあたりで持ち株を一部手放してみようかな。永久に持ち続けることができそうな銘柄や、インデックス投資は手放すつもりはありませんけどね。

もちろん、これからも米国株市場は長期的に見れば成長するだろうという事は私も信じておりますが、『長期投資を続けるため』に、いざという時に動ける戦略を考えておくのも一つの手ではないでしょうか。

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