【悲報】S&P500、最高値更新も、6割以上は最高値を更新しておらず。

投資実務
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S&P500指数が史上最高値を更新し、S&P500指数もそろそろ3,400ドルを超えようかというところまで上昇しております。

S&P500に連動するETFや投資信託にじっくりと時間をかけて投資していた人々は、資産を最大化させることに成功しているかと思います。

しかし、CNBCの報道によれば、2月19日の過去の高値と8月18日の高値の間で、S&P500指数に含まれる株式のうち、上昇したのは38%であり、残りの62%はマイナスとなっていることが分かりました。

The S&P 500's return to a record doesn't tell the full story with 60% of stocks still with losses
The S&P 500 closed at a record high on Tuesday, wiping out losses from the coronavirus-induced selloff, but new analysis shows most stocks have yet to climb bac...

特にパフォーマンスはセクター別で大きく異なり、生活必需品、ヘルスケア、ハイテクセクターに属する企業の50%ほどは2月比で株価が上昇しているのに対して、エネルギーや公益などのセクターでは最高値を更新した株式は10%未満とパフォーマンスが低かったことが明らかになりました。

全体の6割、つまりS&P500に採用されている企業のうち、300社以上はいまだ株価が回復していないにもかかわらず、指数としてのS&P500が最高値を更新しているということは、単純に市場を牽引した一部のセクターが『強すぎた』ことが要因となっています。

市場全体を牽引したGAFAMの一角、アマゾン・ドット・コム(AMZN)は、2月のピーク時から既に52%も株価が上昇していますし、決済サービスのペイパル(PYPL)はアマゾン・ドット・コムを超える60%もの上昇幅を見せています。今年2月時点のピーク時から現在までで株価が25%以上上昇した企業は43社に及ぶということです。つまり、全体の1割にも満たないこれらの『絶好調』な銘柄がS&P500指数の全体を押し上げているということがよくわかります。

私自身、個別株では生活必需品・ヘルスケア・ハイテクの3つのセクターに分散投資しているため、2月時点と比較すればかなり株式資産の額も大きくなってきております。

しかし、少額ではあるもののエネルギーセクターであるエクソン・モービル(XOM)を保有している関係でパフォーマンスが少し押し下げられているというのも事実です。

今回のコロナショックによる影響では、ハッキリとセクター別の強弱が分かれた形になりますね。生活必需品・ヘルスケア・ハイテクはそれぞれ、ロックダウンが発生しても成長が確実とも言えるセクターであり、また未知のウイルスによる景気後退だったため、ヘルスケア・製薬と言ったセクターの株価が上昇するのは合理的と言えるでしょう。

ですが、今回の景気後退期のケースでは、きっかけがコロナウイルスという特殊な事情だったため、今までの景気後退期とは違い、強気だったセクターがそのまま強気な相場を形成し続けたということが非常に印象的でした。通常のトレンドの変化では、セクター入れ替えがあることが多いですからね。

今回の経験をもとに、今後未知のウイルスが流行ったとしても、生活必需品・ヘルスケア・ハイテクセクターに属する企業の株は一瞬だけ調整したとしても大きくマイナスになることはないのかなと感じました。

米国は国家の非常時に異次元とも言えるレベルの対策を執ることが可能ですので、世界的な危機においてもいち早くそこを脱出することが多いです。特に、リーマンショックの際には、日本株よりもむしろ、震源地だったはずの米国株が底値から脱出するのが早かったのです。それを目の当たりにしたからこそ私は米国株への投資を確信しましたし、自信を持って投資することができるというものです。

なので今、ジリジリと株価が上昇している企業の株も、今買っておけば数年後・数十年後にはプラスになって帰ってくるのではないかと感じるわけです。今が高値かどうかは今を生きる我々には判断しかねる内容なのです。

しかし、どこの企業が大きく上昇するかは事前にはわかりかねます。まだS&P500には採用されていませんが、テスラ(TSLA)が2,000ドルを超えるまでに上昇するとは誰も思わなかったはずです。この1年でテンバガーを達成しようかというほど上昇しているわけです。

同様に、S&P500のうち、下位300社のリターンは芳しくなかったわけですから、投資の方法によっては今でも2月時点の資産額を突破していないという可能性だって無いわけではないのです。

どの株が大きなリターンを得ることができるのか?というのは事前には分かりません。だからこそ私は資産の一部をS&P500全体に連動するETFと投資信託に回している訳です。個別株に投資するのは、あくまで市場平均を超えたいという願望があってのことです。今のところ、私が投資している個別株はS&P500を上回るリターンを叩き出してくれています。

しかし、そこまでのリスクを負えないと感じる人々にとっても、S&P500へのインデックス投資は大変素晴らしい選択肢になりうるのです。

例え市場平均だとしても、その市場がこうして力強く史上最高値を更新し続けてくれる訳ですから、十分に投資先として魅力的だと言えるでしょう。

ちなみに史上最高値を更新しているS&P500指数ですが、年初来からのリターンを計算すると、8月も末に近づいている現時点で3,257.85ドル→3,397.16ドルへと約4.2%の上昇となっています。

これを単純計算でざっくりと年率に換算すると、およそ年率6.3%の上昇となります。対して、米国のインフレ率はコンセンサス予想では2.1%程度と言われておりますが、これまでの実績値としてはインフレ率は1%未満に収まっています。

ただの皮算用ではありますが、このまま株高と低インフレの状況が続けば、2020年度のS&P500指数のリターンは、インフレ調整後で年率およそ5.5%となり、絶好調だった2010年代と比べれば味気ないものの、コロナショックという深刻なダメージを食らいながらも、市場平均として、最低限の役割は果たしていると言えるのではないでしょうか。

どちらにせよ、株式資産が年初来からすでに4%の上昇をしており、インフレ率にも負けていないことを考慮すれば、米国株投資のメリットを感じることができるのではないでしょうか。株式投資を続けることはこれからの時代必須であり、これからも全力でコツコツ株式投資を続けた者だけが資産を拡大させていくことができるのではないでしょうか。

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