【悲報】後輩「Yukiさん、資本金と時価総額ってどう違うんですか?」

投資実務
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今週も私Yukiは、いつも通りテレワークでお仕事を頑張っております。先週までのシステム問題もようやく片付き、やっと閑散期に入りつつあるのですが、閑散期に入れば入ったで、各部署や同僚から色んな質問が飛んできます。それに対応しているだけで1日が終わってしまうこともあるほどです。他部署からは、まだ私がマネージャーだと思っている人もおり、「あれ?いつマネージャー辞めたの?」と言われることもいまだにあるのです。

そんな質疑応答をこなす毎日ですが、つい先日、経理部の後輩から、「Yukiさん、ちょっと株のことで聞きたいことがあるんですが、今からTeamsいいですか?」と深刻そうな文面が送られてきたので、Teamsで通話することになりました。

株のことと言っても、もちろんマニアックな株式投資のお話ではなく、ちゃんと業務のお話です。ジョブローテーションの一環として、彼には私が担当していた、弊社が所有する株の管理業務を引き継いだばかりです。

彼の質問は、「とある企業(A社)に投資した投資額と、A社の資本金って整合性が取れるものじゃないんですか?」という内容でした。

彼は、この会社に入って始めて経理職を担当した若手社員ですので、他の社員よりは丁寧に説明することにしています。今回のケースでは、A社は上場企業ですし、(これは資本金と時価総額の違いがあやふやなんだな・・・)と思い、『A社の株式を株式市場で調達していること』『弊社も資本金と時価総額は違っていて、資本金は毎日変動するものではないということ』など基本的なことから、株に投資した時に想定される仕訳なども踏まえて、20分くらい時間をかけて詳しく説明し、彼を納得させることに成功いたしました。

結果的に、「めちゃくちゃよくわかりました!今日、朝からずっと悩んでたんです!」と爽やかな声が聞こえてきたので私も大変満足度は高かったのですが、冷静に考えて上場企業の経理マンとして『資本金』と『時価総額』の違いくらいは理解しておいて欲しいなという気持ちはありました。

もちろん彼は今回のことを通じて、理解度を深めてくれたので良かったです。部内の知識の底上げに一役買えたならそれは光栄なことですが、上場企業の経理部員として、もっと株というものに興味を持って貰えると嬉しいなと思います。

上場企業の経理部門とは言え、スタッフクラスでは、前職では経理経験はなかったという人は意外と多いものです。前職では人事労務とかシステム関連とか、営業マンから経理部門に転職してきた人もいるほどです。逆に私みたいに経理部門だけを渡り歩いているコミュ障の方が珍しいくらいじゃないかなと思います。

ですが、今は上場企業で経理部門で働いているのですから、やっぱり資本金と時価総額の違いくらいは理解しておいて欲しいなというのが私の思いです。別に無理して株式投資を始めろとは言わないまでも、株に興味を持って欲しいという気持ちもあります。

我々上場企業の経理マンにとっては、株主をはじめ、決算書をチェックして投資判断を行うステイクホルダーが、いわばお客様なのです。基本的にはBtoCのサービスを提供しているため、表面的なお客様は、弊社サービスを利用してくださるカスタマーの皆様ではあるのですが、それは会社としてのお客様に過ぎません。

経理部門が提供するサービスである決算短信や四半期報告書・有価証券報告書は、どの企業においてもステイクホルダーを対象として発行しているのです。彼らの投資判断に誤った影響を及ぼさないために、作成されるのが決算書であり日々の仕訳取引ですから、もっと株主や株式に対する理解を深めてもらいたいなーというのは正直な感想です。

まあ、分からないことをちゃんと相談してくれるだけでも助かります。彼は若手の有望株ですので、これからも私が教えれることがあれば伝えていきたいなとは思っています。そうしないといつまで経っても伸びないですからね。

しかしその反面、上場企業の経理マンですら、株にそれほど興味がないというのであれば、日本人が株に興味を持たないのも仕方のないことなのかもしれません。

私はこうして株式投資やお金にまつわるブログを更新し続けている結果、おそらく日本でもトップクラスに『お金や投資に興味がある人々』と繋がることができております。大変嬉しく思いますが、そのせいか、日本にも投資ブームが来てる!素晴らしい投資家がたくさんいる!という風に勘違いしてしまっていた節があるかもしれません。

日本に投資ブームが来た?そんなものはただの勘違いです。まだまだ日本人の資産に占める現預金の割合は大きく、昨年末時点での日本人の個人資産の金融資産残高は1,903兆円であり、うち「現金・預金」は1,008兆円で過半数を占めているのです。日本人全員が全力で株式投資をすれば、『GAFAM』全社を買い占めてなお有り余るほどの現預金が口座に眠っているのです。

そう考えれば、まだまだ私も個人投資家を増やすために発信する意味もあるのではないだろうかと感じています。一過性の株式投資ブームではなく、株式投資が一般的な常識として広まるまで、長い道のりだと思いますが、我々の世代が定年を迎えるころには、世の中の常識が変革していれば良いなと思う次第です。

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