【悲報】新札の発行で、日本にもハイパーインフレが起こりうるのか?

社会・政治
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プレジデント・オンラインにて、興味深い記事を発見しました。

「福沢諭吉から渋沢栄一へ」新しい1万円札で蘇る75年前の悪夢 預金封鎖と新券切替という不気味さ
2024年に渋沢栄一が描かれた新しい1万円札に切り替わる。元モルガン銀行日本代表の藤巻健史氏は「日本の財政が危機的な状況のなかで、新しい1万円札の印刷はなんとも気味が悪い。預金封鎖という最悪のシナリオもあり得るからだ」という——。

著者は『ハイパーインフレおじさん』とも呼ばれる藤巻氏。「ハイパーインフレが起きるぞ」と言うネタ一本でずっと記事を書かれていますが、果たして彼の”予言”が当たる日は来るのでしょうか?

結論から言うと、私は”No”だと思います。と言うより彼の妄言を信じている人はいるのだろうか?と思うわけですが、一定数の支持を得ているからこそ同じようなハイパーインフレネタで生活ができるんでしょうね。

もし、ハイパーインフレが起きても彼なら生活に困ることはなさそうですね。日本最高の”予言者”として、占いビジネスでも始めれば儲かりそうです。1時間5千円の相談料が次の日には1万円になってたりして(笑) ハイパーインフレとはこういう急激な物価の変動が平気で起こりうる事態のことを言うのです。

余談はさておき、私がハイパーインフレが発生しないと断言できる理由は、皆さんも理解しているように、日本国においては『安定した供給』がこれからも続くと考えているからです。

経済の基本ですが、物価は『需要と供給』のバランスで成り立ちます。魚介類とかは、その年の漁獲量によって卸値が変動し、その結果、小売価格が大きく変動することもありますよね。要は需要を供給が満たされない場合に価格が釣り上がり、相対的に貨幣価値が下落することになります。

元記事で著者がハイパーインフレが発生した事例として挙げている国も、実際には『供給力の低下』が招いたハイパーインフレなのです。

例えば、1946年のハンガリーでは、第二次世界大戦による戦後の供給力低下と、ソ連崩壊まで続く、共産主義政権による政治の混乱及び生産力の低下がハイパーインフレの原因と言えます。

例えば、ジンバブエでは、2000年に白人の所有する土地を強制収用する法律を成立させ、2007年に外資系企業に対し、株式の過半数を強制的に政府に譲渡するという法律を成立させたことで、国内の白人資本を全て外国へ追い出してしまいました。その結果、生産力が著しく低下し、ハイパーインフレを引き起こしたのです。つまり、独裁政権による悪政と、それによって低下した生産力・供給力の低下がハイパーインフレの原因です。

歴史を振り返ってみると、19世期の南北戦争直後の米国や、第一次世界大戦後のドイツ帝国やオーストリアのように戦争が原因による生産力の低下や、北朝鮮のように慢性的な生産力の低迷によって、ハイパーインフレが発生してきました。

対して、日本はどうでしょうか?元記事のタイトルでも『75年前の悪夢』とあるように日本でも1945年頃にハイパーインフレは発生しました。ですが、これもお分かりいただけるように、第二次世界大戦に敗戦したことによって供給力が低下したことでハイパーインフレが発生したに過ぎないのです。

2020年現在の日本に、ハイパーインフレが発生するような要素はどこかにあるでしょうか?日本は自給率が低く、海外からの輸入に頼っている面があるのは認めます。しかし、我が国日本は諸外国との関係は概ね良好。日本近隣の国家とはあまり良好な関係を築けておりませんが、それでも貿易が完全に止められるほど悪化していると言うわけではありません。

またしても世界大戦が発生すればそれに巻き込まれて、ハイパーインフレが発生する可能性もありますが、それは日本に限らずどこの国にも言えることですよね。

日本でハイパーインフレが発生する兆候は今のところ見受けられず、また、曲がりなりにも経済大国と言われる日本がハイパーインフレに陥るようなことがあれば、日本だけでなく世界的な経済的危機と言えるでしょう。

むしろ今の日本はハイパーインフレどころか、デフレからやっと脱却しようとしているくらいです。『飽食』とも言われる日本では正常の範囲のインフレすら起こすのは難しい状況なので、ハイパーインフレを必要以上に心配する必要はないのではないでしょうか?

しかし、こう言ったポジショントークを記事にする人々が多いのもまた事実です。必要以上に不安を煽ってくるような記事もありますから、我々はお金に関してきちんと知識を蓄え、不安を煽るだけで中身のない情報に惑わされることがないよう気をつけていかなければならないのではないでしょうか。

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