【考察】バフェット氏、バンク・オブ・アメリカ(BAC)を強気の買い増し!投資の神様が見据える金融の未来。

投資の考え方
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『投資の神様』として世界中の投資家から注目を浴びる、ウォーレン・バフェット氏ですが、彼が率いるバークシャー・ハサウェイ(BRK)が先月30日、米銀行大手バンク・オブ・アメリカの株式を5億2,200万ドル相当買い増したことを明らかにした。

バフェット氏率いるバークシャー、バンカメ株を買い増し
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは30日、米銀行大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の株式を5億2200万ドル相当買い増したことを明らかにした。

バンク・オブ・アメリカ株は、バフェット氏にとってアップル(AAPL)に次ぐ主力銘柄であり、今回の買い増しで保有株は10億2000万株、持ち株比率は約11.8%となったと言うことです。

もともとバフェット氏がバンク・オブ・アメリカ株に投資したのは、リーマンショックの影響がまだ色濃く残る2011年で、当時の株価は10ドルにも満たない、倒産すら危ぶまれる企業に落ちぶれていました。そんな同社の優先株を50億ドル分購入し、バフェット氏はコロナの影響で同社株が暴落したにもかかわらずしっかりとリターンを得ている状態なのです。

ですが、ここに来てさらに強気に買い増しをしたということには大変驚きました。決して金融業界がこれから先も見通しが良くなったわけではありません。

先日のFOMCでパウエル議長は、コロナの終息が確認できるまでは法定金利を今のままゼロ金利に固定することを表明しました。

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少なくとも22年頃までは低金利が続くと言うことですので、銀行株にとっては大きなマイナス要因であり、とてもじゃないがバンク・オブ・アメリカの株を強気に買い増しすることができる状況とは思えません。

しかしバフェット氏は、短期的なリターンを求めているのではなく、あくまで長期的な目線で、『割安となっている株』を買い増しすることで世界最高の投資家としてここまで成り上がってきたのです。彼にとって今の水準のバンク・オブ・アメリカ株は十分に安いと見えるのでしょう。

また、2011年から保有し続けるバンク・オブ・アメリカ株も保有し続けていますから、今回の取得もそれほど取得単価に影響は与えないのかもしれませんね。

人々が弱気になっている時こそ、全力で買いに走ると言うのがバフェット流の投資です。今の時期は、私も含めて、金融株に強気になれる投資家はほとんどいないのではないでしょうか。

それを裏付けるように、私の体感ではありますが、今回のバフェット氏によるバンク・オブ・アメリカ株の買い増しのニュースは、それほど大々的に騒がれていないように感じました。

あくまで私個人の感想ですが、以前、バフェット氏が航空会社の株を売り払った時や、金融株を売り払ったときは、もっと注目度が高かったように感じるんですよね。

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つまり、先日航空会社への投資で『失敗した』バフェット氏の動向に関する人々の興味が薄れているように感じます

当然、バフェット氏が保有株を買い増ししたと言うニュースより、『永久保有』を掲げているバフェット氏が株を大量に売ったと言うニュースの方が注目度が高くなるのも理解できます。

ですが、それだけではなく、前回の報道で『バフェット流はオワコン』だと考えている投資家が増えたのではないかなと私は邪推しております。

まあ、ここまで全て私の推測であり、裏付けるためのデータがあるわけではないのですが、人々が注目をしなくなった時こそ、バフェット氏の真髄が発揮されるのではないでしょうか。

注目されていない時にこそ優良株を買い増しするという姿勢はバフェット氏の投資スタイルとして何十年も変わっていないのです。バフェット氏の評価が時代によって変化するのは、周りの人間の意見がコロコロ変わっているだけなのです。

バフェット氏同様、注目が逸れている金融株ですが、バフェット氏が見据える未来では、金融株は上昇していくと言う判断なのでしょう。

実際にコロナショックを乗り越えて、その後数年かけて再び景気が回復基調となれば、当然今のようなゼロ金利政策がいつまでも続くわけではありません。

政策金利が上昇すれば、それまで不遇の時代を過ごしてきた金融株に資金が回ってきて、景気の回復とともに再び株価が上昇していくことになるのでしょう。

そうした何年、何十年と言うスパンで考えた時、今のバンク・オブ・アメリカ株は”割安”だと判断できるのでしょう。

次にバンク・オブ・アメリカが最高値を更新した時、すでにバフェット氏が存命かどうかは定かではありません。ですが、彼は『優良株は永久保有』であり、安くなれば買い増しするのが当然だと言う、長期投資の基本的な姿勢を我々投資家に見せてくれているのかもしれません。

バフェット氏は米国の未来に楽観的であり、時間がかかったとしても米国の経済は成長を続けるだろうと言うのが一貫した考え方です。だからこそ今のバンク・オブ・アメリカに投資することができるのです。

ハイテク企業一強で、尚且つどんなアセットも上昇していると言う不気味な相場において、バフェット氏が買い増ししたのは、お気に入りのアップル株ではなく、金や銀と言った現物試算でもなく、ましてやビットコインなどの仮想通貨でもありませんでした。

人々に注目されなくなった、米国を代表する金融株を強気に買い増しできるくらいの胆力がなければ、『バリュー株投資家』は名乗れないのかもしれませんね。

バフェット氏が心から、米国の長期的な展望について楽観的に考えているからこそ、米国の金融株の未来にベットすることができるのでしょう。我々が投資の神様のこう言った貪欲な姿勢から学べることは、今なお多いのではないでしょうか。

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