【悲報】『エコバッグ万引き』の横行で苦肉の策を打ち出す古書店。レジ袋有料化の波がこんなところにも。

社会・政治
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小売店などで原則としてレジ袋の有料化が義務化され、はや1ヶ月が経ちました。これを機にエコバッグを持ち歩くという人々が街中でも増加したように見受けられます。そんなご時世の中で、とある古書店が呟いたツイートに大きな反響が上がっていると言います。

茨城県土浦市にある「つちうら古書倶楽部」という古書店が、入店時から決済をされるまでエコバッグを預かるという苦肉の策に出たというのだ。

この背景には、今月になって全国的に激増したと言われる『エコバッグ万引き』と呼ばれる悪徳な手段が関係しているという。

「エコバッグ万引き」横行で古書店が悲痛なお願い…レジ袋有料化で何が起きたのか聞いた
レジ袋の有料化が7月1日から始まったが、誰もが一度はエコバッグを忘れて困ったことがあるだろう。新たな常識になりつつあるエコバッグを巡っては、思いもよらないトラブルが起きている。茨城県土浦市にある「つちうら古書倶楽部」という古書店がTwitterに投稿した「お願い」の張り紙が話題になっている。苦肉の策開いたエコバッグ 口...

エコバッグ万引きとは、全国的に広まったエコバッグ推奨の動きの中で、エコバッグを持ち歩いたり、エコバッグに商品を詰めていても不自然ではない状況になったことから増加している万引き手段の一つです。

以前はレジ袋が『会計が完了している』という証になっていたのが、一目で見分けることが困難になってしまったことがエコバッグ万引きの増加の原因となっているようだ。

しかも、もしかしたら怪しいかも・・・という憶測だけで呼び止めるのは、顧客に対して失礼だという視点から、怪しくてもスルーしてしまうという事例が多発しているようです。

そもそも、大前提としての話となりますが、レジ袋が環境に与える影響はそれほど大きくはなく、レジ袋そのものというよりは、『レジ袋の不法投棄』による環境被害が拡大しているというのが実情です。プラスチックでできたレジ袋は自然に還ることがなく、投棄されたレジ袋はそのまま海を漂い、海洋生物が誤ってそれを飲み込んでしまったりすることで、死亡してしまうことが問題だとされているのです。

だとすれば、本来はレジ袋じゃなくて、不法投棄する輩を取り締まればいいんですよね。レジ袋そのものが悪いわけではなく、不法投棄者が悪なのです。

それを取り締まるためにレジ袋有料化という斜め上の規制をかけたことで、『万引き』という別の悪行の呼び水となっている訳ですから、なんとも馬鹿げた話です。

不法投棄も万引きも実行する人間が100%悪いのですが、エコバッグ万引きの影響が古本屋さんにまで波及しているというのは大変驚きました。

これは私個人の感想ですが、エコバッグをレジで預かると言われると、正直お店に行きづらくなるのではないかと感じます。

私も古本は好きなので、時間がある時はたまに古本屋さんに足を運ぶことがあります。しかし、特に目的を決めて行く訳ではないので、これは面白そうだなというものが見つかればもちろん買って帰りますが、そんなに毎回良書に巡り合える訳ではありません。

何も買わずにお店を後にしたいのに、エコバッグを預けているから声をかけなきゃとなると、入店へのハードルが一つあがりますよね。そもそも私はエコバッグを持ち歩いていませんが、買い物のついでにちょっと古本屋に寄ってみようかな?と言った客足が減少する可能性はなきにしもあらずです。

お店側としても、来店してもお金を使わない冷やかし客が減るのは願ったり叶ったりなのかもしれませんが、たまたま立ち寄ったお店で良いものを見つけて購入するという『予定外出費』を狙うことができなくなるのはマイナスではないでしょうか。

街の古本屋さんというのはどんどん減少の一途を辿っており、それほど儲かる訳ではないということがよく分かります。そんな中で万引きが横行すれば、本当に壊滅的なダメージを受けることになる訳です。FNNの記事にあるように、そんな業界では、万引き対策の防犯ゲートを導入したりというコストもかけられず、泣き寝入りしている状態が続いているということです。

『インターネットで本を買うことができる』というコンセプトのもと、約四半世紀前に誕生したアマゾン・ドット・コム(AMZN)は、世界最大のECサイトと、世界一の大富豪を生み出しましたが、その反面、オールドエコノミーである街の本屋さんは軒並み倒産・縮小する流れとなってしまいました。

昨日記事にしたコダック(KODK)が、カメラ付き携帯やiPhoneなどのスマホの台頭により倒産の憂き目に遭ったように、『破壊的イノベーション』は容赦無く旧態依然とした事業者を淘汰していくものです。

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かつて、世界最大の写真用品メーカーとして、優位性のあるビジネスを展開しており、1970年代に発生した米国株投資ブームである『ニフティ・フィフティ(素晴らしい50銘柄)』に選出されるなど、押しも押されぬ優良企業として知られた、米国のイースト...

今でもギリギリなんとか生計を立てている街の本屋さんにこれ以上万引きが増えれば、さらに実店舗が減少する要因となり、犯罪者が万引きするお店すら無くなってしまうかもしれませんね。

万引きがなくなるのは良いことですが、実店舗が減少するのは由々しき事態です。海外で先行して実施した国でも万引きが増発しているようですし、今からでもレジ袋を従来の無料配布に戻したほうがいいんじゃないかなと私は思います。

中世フランスの皇帝、ナポレオン・ボナパルトは「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」という言葉を遺していますが、国の政策によって思わぬところで困窮する小売業者が続発している現状を見ると、『無能な味方』に苦しめられているように思えてなりません。

環境に配慮するなとは言いませんが、レジ袋を廃止したからと言って環境問題が大きく改善する訳ではありませんし、何でもかんでも海外でやってるからと言って導入するのはどうなんだろうな?と改めて考えさせられる出来事だと思いました。

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