【考察】今の株式市場は間違っているのか?

投資の考え方
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昨夜のNYダウは終始、好調さを見せ、先週末比で上昇して取引を終えました。

米政府による1兆ドル規模の景気支援策を発表する見通しと伝わったことや、コロナワクチンの開発前進を好感して買いが先行した模様で、アナリストがアップル(AAPL)の目標株価を引き上げたことで主力ハイテク株も総じて買われた様相を見せました。

しかし、先週末には米中対立の激化や、バイデン氏が次期大統領になるリスクなどが嫌気され米国株は軟調な展開が続いていました。当然、これらのリスクが後退したわけではないので、これからも市場関係者が思い出すたびに株価が調整する材料となることでしょう。

そんなどちらに触れてもおかしくないような状況下において、よく言われるのは「市場は間違っている」という論調です。

市場は間違っているのか、コロナ禍でも株が上がった理由(久保田博幸) - Yahoo!ニュース
コラナ禍のなかで景気は歴史的な落ち込みとなっているのに、これほど上がるのは「市場は間違っている」といった使い方がされる。

現在の株式市場をみても、たとえば米国株式市場の代表的な指数、ナスダックは過去最高値を更新していた。コロナ禍のなかで景気は歴史的な落ち込みとなっているのに、これほど上がるのは「市場は間違っている」といった使い方がされる。

確かに今の市場環境は、まだ上昇しそうに見えるが、決して楽観すべきタイミングではないと考えています。前述のようなリスクもありますし、株価の上昇を支えている異次元な追加緩和も、調整を誤れば、バブルを引き起こす要因となりますから非常にバランスが難しいと言えるでしょう。

個別企業の業績も悪化しており、それがいつまで続くのかは定かではありません。経済活動が再開されたためにすでに回復基調になっている業種もあれば、あまり影響がなかった業界もあり、コロナの影響で株価にも大きな影響があったことは否定できません。

そんな状況下において、「市場は間違っている」と言えるのでしょうか。今の時代、大口投資家たちもAIなどを駆使して自動取引を活用し、大金を動かしているということです。そんな時代において、市場が間違うことなんてあるのでしょうか?

例えAIなどを活用して機械的な取引をしたとしても、その機械的な取引を設定したのが人間である限り、人間の感情を排除して取引することはできないのかもしれません。いまだにパンデミックで株価が暴落したり、金融緩和などの政策によって株価が大きく変動することがその証拠だと言えるでしょう。

しかし、人間の感情が介入するからといって、市場が間違っているかと言われるとそれもわかりません。日々の株価は市場参加者の感情によって上下し、その結果として相場が形成される訳ですからね。

しかし、一つだけ確かだと言えるのは、こういうタイミングでの金融アナリストの分析は間違っていることが多いということです。アナリストは投資家ではないですし、ましてや政治や医療関係に影響を与える存在でもありません。『金融のプロ』として意見を述べることが多いですが、彼らの思惑通りに株式市場が動くということはごく稀です。

1年、2年という短期的には見通しを当てることができるアナリストはいるかもしれませんが、それはあくまでまぐれ当たりであり、その後も見通しを”予言”し続けることができるアナリストなど皆無だと言えるでしょう。

そのため、我々投資家は、決してアナリストや金融のプロたちの発言を鵜呑みにして投資判断をしてはなりません。株式市場のこれから先を的確に当てることなんてほぼ不可能ですからね。

ですが、1年単位の短期的な見通しではなく、数十年単位の見通しであれば、米国という国を鑑みれば、まだまだ経済成長を遂げる可能性に満ち溢れています。

『人口ボーナス』という観点から見れば、米国は中国やインドと言った巨大な人口を抱える市場には負けるでしょうが、その代わり米国には、世界中から優秀な人たちが集まるという人口ボーナスがあります。

世界一の経済大国である米国には、今まで世界中から出身国ではトップクラスに優秀なビジネスマンが移住してきていました。トランプ氏の政策によって今後はさらに選び抜かれた人たちでないと米国に移住することは難しいということになるだろうと予測されます。

優秀な人たちの周りには優秀な人たちが集まるということは皆さんもお分かりいただけるでしょうが、それらの移民によって過去数百年にわたって開拓され続けてきたのが今の米国です。

その大きな流れはこれからも変わることがないだろうと見受けられますので、今後数十年程度の未来であれば米国の覇権は変わらないのではないだろうかと私は思います。

もちろん、米国がどこかの国との戦争で大敗するなどといった事象が起きれば、流れは変わるだろうと思いますので、安心というわけにはいかないかもしれませんが、世界一の経済大国であり、世界一の軍事大国である米国の対抗馬となりうる国は、今のところ中国以外には見当たらない状況です。

その中国もコロナ後には影響力が弱まりそうだなと感じています。私の希望的観測も含んでいますが、中国の覇権をそう簡単に許すはずはないですからね。

少し話が逸れましたが、「市場が間違っているか」という疑問に対して、私は米国株市場において、「短期的には間違うことがあるが、長期的にはこれまでと大きく変わらないだろう」と見ています。

もちろん、金融のプロでもなければアナリストでもない、ただの弱小個人投資家の見解ですから、これもまた信憑性のない意見の一つではあります。しかし、自分でこれからの市場環境がどうなっていくのだろうという予測を立てておくことは必要なのではないかと思います。

その予測が当たるか外れるかは問題ではなく、『予測が当たった時、または外れた時にどういう要因で市場がそう動いたのか』ということを自分の経験として記録していくことで、自分の中で納得のいく投資ができるようになるのではないかと私はそう考えています。

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