楽しかった4連休も終わりを告げようとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、『Go to トラベル』という訳にはいかず、この連休中は彼女の家で一緒に過ごしていました。ほとんど雨だったので、買い物ぐらいしか外に出ることもなく、私はブログの更新もしながら(彼女にはすでにブログをしていることは伝えています)、一緒にご飯を作ったり、彼女が在宅勤務中に加入したネットフリックスを観たりしながら、のんびりライフを楽しんでおりました。
昨日、私がブログ更新やら副業をしている傍らで、彼女はしきりにLINEをしていたのですが、私が一息ついてPCを閉じた途端に、「ちょっと聞いて!友達の旦那が最悪なんだけど!」とご機嫌ナナメなご様子で、話題を提供してきてくれました。
このようにご機嫌ナナメな時は、とにかく話を聞くことに専念すべきであるということは暗黙の了解ですので、彼女の怒りを落ち着かせるために話を聞いておりました。
彼女が高校生の頃からの友人であるA子さん(仮名)が、今年の4月に初めてのお子さんを産んだそうなんですが、その旦那があまりにクソだったようで、出産にかかる費用を一切出さなかったそうです。
A子さんは堅実に貯蓄をしており、産休に入る前から結構なお金を貯めていたそうですが、出産費用は全て独身時代から貯めてきた彼女の貯蓄から捻出したそうです。
また、彼女の旦那さんは非常に多趣味で、今も毎月3万円しかお金を渡さず、残りの収入は全て自分の趣味や遊びのために浪費しているということ。毎月、3万円を超える支出についても全て彼女が貯めてきた貯蓄からやりくりしているということです。
もちろん、家賃は折半しているそうですが(それでも産休中の奥さんに負担させるのはどうなんだ?と思いますが)、毎月渡す3万円の中には食費や日用品、もちろん赤ちゃんのために必要なものも含まれておりますので、到底足りるはずがありません。
そして、育児を放棄して自分の趣味に没頭する旦那・・・ハッキリ言ってクソ以上の評価はありません。こういう意見を聞くと彼女が結婚に否定的になるからマジでやめて欲しいです。笑
さて、若いうちから将来のことを考えて、着実に資産を築こうという方は最近特に増えてきたように思います。我々の世代よりも少し下の世代では、我々世代よりもさらに資産運用を考えている人が多かったり、将来のお金のことを真剣に考え、取り組んでいる人が多い印象を持っています。
日本に住んでいる限り、将来のお金のことを考えざるを得ない状況が続いているとも捉えられますが、若年層の方がファイナンシャルリテラシーが高まっている傾向にあるのは皆さんも薄々感じておられるのではないでしょうか。
ですが、各個人がどれだけリテラシーを高めても、結婚するとなれば避けて通れないのが、パートナーのリテラシーの高さです。例えあなたが何百万円、何千万円という資産を築いたとしても、パートナーが浪費家であれば、すぐにあなたが築いた資産は目減りしていくことでしょう。
『金銭感覚の違い』は夫婦が離婚する原因の中でもトップクラスに高い理由です。どれだけイケメンだろうが美女だろうが、そんな綺麗事だけでは結婚生活を維持することは難しく、金銭感覚が似ている同士、できればお互いに節約意識やお金の管理がしっかりしている夫婦でないと長期間にわたって夫婦生活を維持することは困難だと言えるでしょう。
最近では、結婚相手の『理想の年収』とされる金額もかなり現実的な金額に収まっているようです。

ですが本当に大切なのは、年収の水準ではなく、その年収でやりくりするだけの能力こそが大切だと言えるでしょう。そのため、年収だけではなく、貯蓄や資産額なども重要な要素となってくる訳です。
さすがに結婚前に『資産総額はいくらですか?』と聞くことは難しいでしょうが、お付き合いしている間に、その人の金銭感覚は大体わかってくると思いますので、本気で将来を考えているのであればこそ、あなたが思う以上の浪費家と結婚することは相応の覚悟が必要と言えるだろうと思います。
まだ生後3ヶ月ほどの赤ちゃんを抱えているA子さんですが、ご自身も、A子さんのご両親も、離婚した方が良いのではないかと口を揃えているようで、もしかしたら離婚するかもしれないということで私の彼女にLINEをしてきたようでした。
彼女は自分ごとのように大変ご立腹でしたので、全面的に同意しておきましたが、離婚をする前に一度真剣にお金について夫婦で話し合う機会を持ち、今後のことをご夫婦力を合わせて決めていく時間を設けた方がお互いにとっても、生まれたばかりの子供にとってもいいんじゃないかなと思いました。
最終的に決めるのはご夫婦の決断ですが、結婚を決めたのもお二人の決断によるものですからね。できれば離婚なんてしないに越したことはないと思います。
旦那さんにもこれを機にきちんと子供の親であるという意識を持ってもらい、夫婦で協力しながら生活していくという方法が採用されればいいなと私はそっと応援しております。
その上で改善の兆しが見えなければ、それはもうただのクズと言わざるを得ないですけどね・・・少しでも改善の余地があることを祈るばかりです。