【悲報】景気先行きの懸念によって米国株に調整が入る。そんな時こそ株を買う理由。

投資実績
スポンサーリンク

昨日の米国株市場は、終始売り圧力に抑え込まれており、NYダウは前日比353ドル安の26,652.33ドル、S&P500指数も3,235.66ドルと、どちらも1%強の下落となりました。

主要企業の決算が明らかとなっていく中で、新型コロナウイルスの感染ペースも拡大の一途をたどり、今までバリュエーションに関係なく急騰していたハイテク各社を中心に大きく売られたことが原因となっています。

米株反落、ダウ353ドル安 ハイテク株中心に売り優勢
米国株式市場は下落し、ダウ平均株価は353ドル安で取引を終えた。企業決算が強弱まちまちの内容となり、新型コロナウイルスの感染ペースも拡大の一途をたどる中、ハイテク株中心に売りが優勢となった。

週間の新規失業保険申請件数が141万6000件と、前週の130万7000件から約4カ月ぶりに増加に転じ、市場参加者の不安を煽りました。

安全資産とされる金や銀の価格は高騰しており、金価格が初めて7,000円を超えるという状況で、株もそれなりに高くなっており、安全資産である貴金属の価格まで上昇するという、なかなか類を見ない相場が続いております。

相次ぐ経済政策によって、すでにかなりの金余り状態で、今がバブルの真っ只中なのではないだろうかと懸念もあります。バブルの最中にバブルであることは分からないものですから、何とも言えませんが、気味の悪い相場が続いていることは否定できません。

さて、そんな不気味な相場環境において、またしても超少額の試し買いを行いました。

昨晩は、ふと夜中に目が覚めてしまい、その流れで株価を見てしまったがために、下落していたマイクロソフト(MSFT)株を1株だけ買ってしまいました。

マイクロソフトは前日に発表された決算内容からすれば、決して悪くはない内容だったのですが、懸念としては、今後の収益の柱となるべき『Azure』の増加率が初めて50%を下回ったということです。

【朗報】トヨタ超えのテスラ(TSLA)、好決算でさらに爆上げか。ハイテク企業の勢いが止まらない。
本日、米国株市場の引け後に、大手EV自動車メーカーであるテスラの第二四半期決算発表がありました。決算内容は控えめに言っても好調で、1株当たり利益(EPS)の市場予想は▲0.28ドルと、赤字予想だったにも関わらず、結果的には2.18...

それでも+47%とかなりの成長率を見せてくれたとは思うのですが、もっと力強い成長を期待していた大口投資家たちによって、マイクロソフトは大きく売られて始まりました。

結果的には後半にかけてさらに叩き売られ、202ドルまで下落したのですが、私は205ドル辺りで1株だけ買い増しをしました。

どうして1株だけ?と言うのは、最近ずっと感じているように、決して今の株価が割安とは言えない水準であると言うのは自分でも理解しているからです。

決算内容が悪くはなかった、むしろこの環境下において十分すぎる実績だとは理解しながらも、やっぱり期待先行が過ぎるように私は感じています。

じゃあ、株を買い増ししなければ良いという意見もごもっともですが、私は毎月少しずつでも株を買い増ししていくことで資産を拡大しています。特に米国株取引の最低手数料が撤廃されてから1年経ち、1株単位で取引をする機会が圧倒的に増えました。

【朗報】米国株、最低取引手数料ゼロから1年。米国株投資は令和時代の新常識。
先日、マネックス証券の清明氏が語るお金の価値観という記事をアップしました。すると、なんと嬉しいことにtwitter上で清明氏ご本人から当記事に関してリプライをいただくことができました。Yukiさま、はじめまして。マ...

やっと微調整をしながら個別株を買い増しできる環境が整ったのですから、同じように株を買い増しするにしても試行回数を増やしていきたいと言うのが私の考え方です。本当に、全ての米国個別株が1株50ドル程度で取引できるなら毎日1株ずつでも買い増ししていきたいぐらいの気持ちです。

もちろん、安心して買い増しできる条件を満たしている必要はありますが、今のマイクロソフトを見て、かつての『クソダサいソフト屋』と罵るような投資家はいないだろうと思います。

私が保有しているマイクロソフト株の平均取得単価は現在で50ドル半ばです。先日の四半期決算で発表された1株当たり利益(EPS)は1.46ドルですので年間に換算すればEPSは5.8ドル前後となります。

結果論ではありますが、コツコツ取得してきたマイクロソフト株は、取得単価から換算すれば現時点でPER9倍程度の、『超激安優良グロース株』にあたります。

マネーゲームを嗜む大口投資家と違い、我々個人投資家は、成長性に多少の陰りが見えたからと言って、慌てて手放す必要もありません。

さすがに続けざまに低成長に陥ったり、優秀なCEOが変わってしまったり、よく分からない事業に手を出してしまったりすると警戒心を持たなければなりませんが、マイクロソフトに限って言えば、多少の懸念点はあるものの、まだ手放す段階では無いのかなと言う印象を持っています。

これからマイクロソフトは成長性が落ちて『グロース株』とは呼べなくなるのか、それともまだまだ成長性を見せつけてくれるのか分かりませんが、今回の決算内容は狼狽売りするよりは警戒心を持って買い増しをするのがベストだと私は感じました。

これから先も米国株市場は大きく成長するだろうと私は常々考えています。マイクロソフトの決算内容は、目を通してみた限りでは、それほど悲観する必要がなく、米国株市場の成長に大きく貢献してくれる優良企業のものであると私は確信しております。だからこそ、市場全体に調整が入ったタイミングでは買い増しをしていくと言う行動が取れるのだと思います。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました