昨晩の米国株市場は、前日比で少しだけ下落して始まりました。週末の利益確定売りに押されたのか、ハイテク各社が下落して始まり、逆に他のセクターが力強いという、逆転現象が起きていました。
そんな中でも、NYダウはすぐに回復基調となり、結果的には、安定的に上昇。またしても26,000ドルを突破してまいりました。

ギリアド・サイエンシズ(GILD)が10日、コロナ治療薬「レムデシビル」を重症患者に投与した臨床試験で死亡率が62%低下し、症状も改善したと発表したことや、ファイザー(PFE)とワクチン開発で提携する独バイオ企業のバイオファーマシューティカル・ニュー・テクノロジーズがワクチンを年内に承認申請する見通しを示したことなど、コロナウイルスに対する対抗策が現実味を帯びてきたことも好感を得たようです。
だから昨日はハイテクからヘルスケアやその他のセクターに資金移動したと言うイメージですかね。ハイテクが下がってきてるのか…
アップル(AAPL)が…!アップルが珍しく下がっている!!!

そうはいくか!『スーパー必殺…ニュートンささえ!』

と、いうことで、今にも落ちそうなリンゴ、アップル(AAPL)を一株だけ買いました。

その甲斐あってか(?)アップルの株価下落は避けられたようです。

あれ?私もニュートンと同じく、リンゴが落ちるのを待っているんですけどね…買い支えてしまった形になりました。
ずっと上昇基調のアップル株は買いのチャンスがなかなかなく、ポートフォリオの割合としてもっとアップルを増やしたいのですが、買い増しをせずにポテンシャルだけでここまで上昇してしまうことになりました。
3月頃の暴落時にアップル株の200ドル割れを期待していて欲深くなってしまったことが買い増しできなかった原因ですね。第二波の暴落が始まれば、今回同様に1株ずつ買い増しをしていこうかなと思います。
「今投資したらそこが天井」みたいな悲観論的な意見がちらほらと出始めたので、今回は買ってみたわけですがやっぱり1株だけだとダメなのかなぁ…もっと数十万円単位の投資をしないと暴落は始まらないのかもしれません。
と言うのは冗談ですが、悲観論が出ている間はまだしばらくの間は株価が上昇する余地があるんじゃないかなと私は考えています。歴史を振り返ってみても、相場参加者が全員楽観的になった時に大きな調整が始まるものです。
私は長期的には米国株市場にずっと楽観主義ですが、短期的には今は高いなーとかそう言う考えは持っています。もちろん、将来的に今の株価水準も超えることになるだろうけど、現状の規模から考えるとやっぱり株価が高いなと言う考え方です。
『MAGA』の株価なんて、今は理屈や理論では言い表せない上昇を見せています。それでも、数年のうちには『適正価格』になっているだろうと言う期待でコツコツ投資をしています。
ハイテク企業が移り変わりの早いセクターであることは理解していますし、アップルやマイクロソフトとは言え、長期的に見て安心できる企業なのか?と言われると、正直よくわからないと言わざるを得ません。
ですが、アップルやマイクロソフトといった巨大企業が、わずか数年で廃れてしまうとも考えにくいのも事実です。我々はすでに『MAGA』各社の提供するサービスにどっぷりと浸かってしまっており、それらのサービスがなければ日常生活が困難となるほどの依存ぶりです。
何も考えずにホールドし続けても簡単に儲かるなどとは言わないですが、きちんとリスクと向き合って投資し続ければ大きなリターンを得ることができる優良企業だと私は思います。
もっと早くから投資していれば良かったな。などと後悔しながらも、次の暴落を今か今かと待ち望んでおります。