【悲報】「昭和時代にサラリーマンやりたかったわ~」昭和時代は本当に『バラ色』だったのか。

社会・政治
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キャリコネニュースによると、はてな匿名ダイアリーに7月上旬、「昭和時代にサラリーマンをやりたかった」というエントリがあったということです。

「昭和時代にサラリーマンをやりたかった」という投稿に反発相次ぐ 「普通に働いていればそれでよかった」というのは本当なのか | キャリコネニュース
昭和時代にサラリーマンをやりたかった…… はてな匿名ダイアリーに7月上旬、「昭和時代にサラリーマンをやりたかっ

稿者は年齢や職業について書いていないが、昭和を「終身雇用で安定した地位」「誰でもマイホームと家族が持てた」「努力しなくても商品が売れる市場環境」などと讃えた上で、「夕方には帰宅して、家族みんなでテレビ見ながら晩ごはん」「普通に働いていれば、それだけでよかった」と羨望していたということです。

この声には沢山の否定的な返信が寄せられ、『週休2日制が無いこと』や『ハラスメントのオンパレード』であったことなど、昭和時代のサラリーマンがそれほど恵まれていた環境だとは言えないと、経験者たちは語っておりました。

私としては、もちろん昭和に戻って働きたいなどとは思いません。高度経済成長の日本では、今とは違って残業や休日出勤、前述のパワハラなどが横行していた時代です。また、デスクでタバコを吸われるのも心底イヤですね。仕事になりません。

当時の日本が輝いて見えるのは、単なる成長期だったからに過ぎず、我々は今、この時代の方が豊かに、人間らしい生活することが出来ていると断言できるのです。

普通に働いていたらマイホームと家族が持てたと言いますが、当時の『普通の働き方』がすでにマンパワーに頼り切った今となっては考えられない異常な働き方なのです。

仮に昭和時代に今回のような大規模な流行病が広まったとしても、全員リスクに怯えながらオフィスへ出勤しなくてはいけなかったことでしょう。しかも、平日、休日は問わず。です。

普通に週7日働き、普通に上司からのハラスメントに泣き寝入りしながら、やっとのことで家族を持ち、養っていたのだと私は思います。

今の時代を知ってしまった私にとってはその働き方は厳しいなと感じてしまいます。また、今ほど働き方に柔軟性がなく、会社員として『終身雇用』して貰うのが男の生き方という時代ですから、セミリタイアなんて言おうものなら異端者扱いですよ。(その点は今も大して変わりませんが…)

また、やはりスマホやPCなどの普及によって、いまだに旧態依然とした働き方が課題となっている日本でも、半世紀前と比べればかなり効率的な働き方が出来るようになっていると言えるでしょう。そう考えれば、やっぱり今の働き方も悪くはないと言えるのではないでしょうか。

それに、努力もせずに商品が売れる時代だったかというとそれも少しニュアンスが違うのかなと思います。今の水準で言えば前述の、休日出勤なんかも相当な努力の上で成り立つ働き方ですよね。その努力が正しいかどうかはさておき、何の努力もせずに安定感だけを求めるような人材はいつの時代も必要とはされないでしょう。

文明の成長は、明らかに人類の努力の賜物です。50年前より着実に便利な世の中になっている今、お金持ちになっている企業や個人は、大抵が正しい努力を継続してきたことによる結果だと言えるのではないでしょうか。

何の努力もせず、リスクも負わず、行動を伴わなければ、昭和だろうが平成だろうが関係はありません。淘汰されていくだけだと思います。むしろ今の方が労働者の人権は守られているようにすら感じます。

昔は良かったなどと思い出ばかり語る人は、大抵、現状に満足していない訳ですが、本来であれば、一番の最盛期であるはずなのです。過去をどれだけ懐かしがっても、後悔しても何の得にもなりません。

もしもあなたが将来、後悔したくなければ、今からでもすぐに自分の目指す姿に向かって正しい努力を続けるより他ありません。

私は40代のうちに資産総額1億円を築き、セミリタイアをして自分の好きな仕事をして過ごすことが中期的な目標です。

そのために日々、投資を継続し、このまま順調にいけば目標に達することができるだろうと考えております。

もし、何の努力もせずに安定的な生活を送りたいのであれば、ハイリスクハイリターンの投機商品に全財産を掛けて、一生何の努力もしなくても安定して生活できるほどの大金が手に入ることを祈るより他ないのではないかと、思います。

もちろん、そんなリスキーな行動を私は推奨しませんけどね。

また、昭和時代の当時のサラリーマンたちの中でも、貧困に喘ぐ人々が日本中にいる事から、やっぱり何の努力もせずに安定的な生活なんて保障はされません。

自分から何か行動を起こさない限り、死ぬまでずっと過去を振り返る生活を送ることになるでしょう。

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