先日、お金が貯まるご夫婦へのインタビュー記事をもとに、お金が貯まる習慣を取り上げさせていただきました。

夫婦揃ってお金に関する問題意識を持ち、きちんと話し合って決めることでお金が貯まる習慣づけができるようになるんだなと感じました。
では、逆にお金が貯まらない人はどういう習慣がついてしまっているんでしょうか?今回も面白いコラムを発見しました。

お金が貯まるか貯まらないかを分けるのはやはり普段の習慣を改める必要があり、少し意識するだけで『お金が貯まる人』になるということです。ではそんな改めるべき習慣を見てみましょう。
いま財布の中にいくらあるかわからない
まず基本的なところですが、今の所持金を把握しているかどうかというのは大切だと思います。記事にある通り、一円単位まで把握している必要はないのかもしれませんが、現金をよく利用するというのであれば、やはり百円単位くらいでは把握しておきたいところです。
昨日も記事にしたように、自動販売機などで現金払いを多用していると、取引履歴が見えなくなりますので『使途不明金』となりやすい出費です。

あとで振り返って、何に利用したか?ということを思い出せるようにこまめに記録したりすることで、お金の使い道が『見える化』し、収支が見えやすくなるのではないでしょうか。
コンビニやドラッグストアで無駄遣いする
コンビニは24時間営業しており、大変便利で身近な存在で、最近ではどれだけ田舎に行っても見かけることが増えました。ですが、いくら便利だからと言っても、コンビニで売られている商品は基本的には定価売りですし、必要なものが1つだけしかない場合でも、ついつい他のものまで買ってしまうという危険がある場所です。
6月まではキャッシュレス決済による還元がされていたため、オトクだと勘違いしてコンビニで買い物をしすぎて貯金ができなくなったという本末転倒な話もありました。

当たり前ですが、コンビニで5%の割引を受けるより、普通にスーパーマーケットなどで買い物をした方が安い場合がありますし、そもそもコンビニはまとめ買いするような場所ではありません。無駄遣いの温床となりやすいですので十分お気をつけください。
誘われると断ることができない
これは会社員にはよくありがちなのではないでしょうか。今日はまっすぐ帰ろう、今月は前半お出掛けが多かったから控えようと思っていたのに、誘われると断れないという人は多いのかなと思います。
もちろん参加した方が良い飲み会などもありますが、同僚との定期的で無駄話ばかりの飲み会はお金と時間の無駄となります。たまの息抜きなら良いのかもしれませんが、頻繁にそう言った飲み会に参加しているとすぐにお金が底をつきます。
コロナの影響で、なんだか最近お金が貯まるようになったな。などと実感している方は、こう言った浪費が増えていたのかもしれませんね。もう一度ご自身の収支を確認してみることをオススメします。
「限定品」「新製品」などの言葉に弱い
これもよく言われるものですね。企業のマーケティングにまんまとハマりやすいタイプの方々です。期間限定や新商品を見るとついつい試してみたくなる。そんな人は知らない間に無駄遣いをしている可能性が大いにあります。
しかも、そういった新製品の類はコンビニなどに設置されることが多いですからね。二重の意味でコンビニ通いは無駄遣いの危険が高まる場所だということを覚えておいた方が良いでしょう。
セールは初日に行く
これはセール期間の一番混み合いそうな時期に行く人は無駄遣いをしがちという話ですかね。バーゲンセールなどは一見お得に見えますが、『現品限り』などの商品が多いため、ついつい焦って要らないものまで買ってしまう傾向にあるようです。
先ほどの『限定品』に弱いというところにも繋がりますね。まともな判断が出来ない状況で買い物をするのは、無駄遣いの温床となりがちです。
しかも、バーゲンセールの怖いところは、『自分はお得な買い物をした』と誤認しがちなところです。本当に必要なものを安くで手に入れたのなら素晴らしい結果ですが、いくら値引きされていても不要なものを買ったのでは結局無駄遣いです。
『要らないものは買わない』のが最大の節約だということを頭に入れておく必要があるでしょう。
結論
やはり、お金が貯まらないと嘆く人達の行動を見ていると、何にいくら浪費したかが把握できていないことが大半です。知らない間に無駄遣いしているからお金が貯まらないというのは必然であり、自業自得です。
まずは普段の生活で、毎日何にお金を使っているのか。というのを見直すことから無理のない節約生活は始まるのではないでしょうか。