いつも通りネット上でブログ記事になりそうなネタを探していると、ふと気になるコラムを見つけてしまいました。

現在、『週刊モーニング』(講談社)で連載されているという『こづかい万歳』という漫画が大きな話題となっていました。
この漫画の原作者・吉本浩二さんは、結婚後から現在まで『小遣い制』となっているようで、毎月の小遣いは2万1,000円。その少ないお小遣いをやり繰りする様は幸せそうにも見えるが、やはり悲哀に満ちた内容となっている。
第1話が無料で読めるということだったので、無料で読ませていただきましたが、率直なところ、私自身がこの生活なら嫌だなぁと感じてしまいました。
私は結婚してもできれば自分で家計を管理したいなと考えています。多分、今の彼女もですが、誰と結婚しても自分より金銭管理がちゃんとできる人はそんなにいないんじゃ無いかなと思ってますしね。
経理マンとして、プライベートな家計もしっかり管理していきたいと思います。ただ、そもそもダブルワークであれば、お互いに自分の収入管理は自分でやるのが妥当かなとも考えています。そこはまあ、相手との要相談って感じですかね。
それはさておき、私はそもそも小遣い制度ってあまり好きではありません。私は子供の頃から『毎月のお小遣い』というものが一切ありませんでした。
そのせいかお小遣いが貰える友達への羨ましいなという気持ちはありましたし、たくさんお小遣いを貰える友人が色んなものを買って見せびらかしていたりするのを見ると、「お前じゃなくて親の財力だろ」と内心感じていたものでした。本当に貧乏というのは子供の心すらも捻じ曲げてしまうのですから恐ろしいです。
とは言え、貧乏とは関係なくお小遣いという制度は今でもあまり好きではなく、どれだけ成果を上げても、お小遣い制度なら自分の懐に入ってくる収入は一定な訳です。それだとやっぱりモチベーションが上がりませんよね。
子供には、何もしなくてもお金が入ってくる制度であり、大人には、どれだけ頑張っても報われない制度。それがおこづかいという制度の良くないところなんじゃないかなと私は思います。それでも主婦の皆様は、少ない収入をなんとかやり繰りするためにお小遣い制度を敷いている訳ですから、大変なんだなということも理解もできますけどね。
そして、連載開始当初は、こう言った少ない小遣いをやり繰りする葛藤などが描かれていたのですが、最新話では、本来使えるはずのお小遣いをギリギリまで制限し、駅の片隅で缶ビール片手に黄昏れるのが趣味という変態おじさんが出てきて物議を醸しているということです、
こづかい万歳の小遣い1万5000円のステーションバーおじさん怖すぎて泣いちゃった。 pic.twitter.com/CAq9bvTRBx
— ryo913 (@ryo913) June 25, 2020
この漫画は、ご本人が登場するくらいですので、かなりノンフィクションな内容となっているようで、実際に駅の片隅で『ステーションバー』を楽しむ変質者の話も実話に基づいているのでしょう。
無料で見れる範囲でしか『こづかい万歳』を楽しめておりませんが、出てくる人物を見ていると「こんな風にはなりたくないな」と感じるような人ばかりです。それでも彼らが幸せなら別に文句も無いのですが、やっぱりやだなぁ。
毎月2万1,000円とか1万5,000円なんていうお小遣いだと、アップル(AAPL)1株すら購入できませんからね・・・株の購入費用は共通の家計から出るんでしょうか?
とりあえず、この『こづかい万歳』を読んでいただければ、世のお父さん方の悲哀に満ちたリアルな姿を見ることができるようです。
やっぱりこんな生活、見てると嫌だなと思いますが、そんなこと言ってるからいまだに結婚もできないんだろうなと感じたYukiでした。
こう言ったお金のかからないところから小さな幸せを見つけ、日々の生活に充実感を感じることができる人が一番強いのかもしれませんね。