先日も紹介した、『中田敦彦のYoutube大学』に紹介されていた『誰でも稼げる米国株投資』の後編を昨晩拝見しました。

土曜日に公開されていた後編ですが、公開された際には、私は楽しいオフ会に参加させていただいておりました。

その帰り道にスマホを無くしてしまい、日曜日も夕方頃までは色んな手続きでバタバタしており、やっと昨日の夜に拝見することができました。
バフェット太郎さんの『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』と、たぱぞうさんの『お金が増える米国株超楽ちん投資術』の2冊の内容の核心となるところを、引き込まれる話術で説明してくださってました。
バフェット太郎さんの『有名10銘柄』への分散再投資と、たぱぞうさんの『優良ETF』への自動再投資の有効性とシンプルさが存分に理解することができる非常に優良なコンテンツだと感じました。
私自身も、20歳の時から米国個別株を買い集め、自分のポートフォリオを作成していく過程で、「誰でも知ってる有名米国企業」を中心に買い集めることに注力しました。
また、投資先としては、IT、ヘルスケア、生活必需品の3セクターを中心に投資することを心がけるようにしました。
私が投資し始めた頃のポートフォリオは、ビザ(V)とコカ・コーラ(KO)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)といった銘柄でしたので、素人なりにセクターを分けて投資しようという意識を持っていたことがお分かり頂けるかと思います。
バフェット太郎さんも主張されている通り、ハイテク企業は景気の『回復期』に、ヘルスケアや生活必需品は『不況期』に強いとされているセクターです。私もこの景気循環は当初から意識をしており、生活必需品寄りの一般消費財にあたるマクドナルド(MCD)は『好況期』、『景気後退期』にはエクソン・モービル(XOM)が強みを見せてくれるという考えのもとポートフォリオを組みました。現状では、エクソン・モービルがかなり苦戦しているので、まだまだ『景気後退期』とは言えないんでしょうね。異論は認めます。
このように自分なりに考えて景気サイクルに合わせた分散投資をしていましたが、私が投資を続けてきたこの10年間は概ね好調だったことが功を奏して、景気回復期や好況期に強いハイテクとマクドナルドがポートフォリオ全体を力強く牽引してくれました。
これから不況期に入れば、今まであまり活躍が見られなかったヘルスケアや生活必需品セクターが安定感を見せてくれるのではないでしょうか。
私のポートフォリオはバフェット太郎さんほどの綺麗なバランスにはなっておりませんが、私なりのリスク許容度の元で、個別株10種の配分を決めておりますので、これが私にとってはベストなポートフォリオのバランスなのです。これぞ、動画でも説明があったように『マイルール』に沿ったやり方を信じるということなのではないでしょうか。
そしてたぱぞうさんも主張されるように、究極の自動マネーマシンの作り方として『ETF』への投資は有効です。S&P500や全米株式などのインデックスファンドへの投資は私も4年ほど前から続けており、今はVOOだけではなく、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と『楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天VTI)』の2つに積立投資をしています。
投資信託はETFより少しだけ手数料は高いものの、本当に完全に何の手間もなく資産を築いていくことができるのですから、非常に魅力的なモノですね。VOOとはまた違った魅力を感じています。
インデックスファンドへの投資は、個別株のリスク(ここでは上昇リスク、下落リスクのどちらも含む)を排除する代わりに、市場平均を受け入れるという投資方法ですから、面白味が無い代わりに抜群の安定感と、言い方は悪いものの、何の知識もなくても資産を築くことができる究極の手法だと私は思います。
個別株だけの投資ではなく、VOOなどのインデックスファンドへの投資を始めたのも、インデックスファンドへの投資が有効だということに気づくことができたからです。
投資を始める前、10代の頃から色んな投資方法を勉強し、自分なりにシミュレーションをしてきて、その上で20代に入って、最も自分に合っている投資方法を実践してきた結果、投資家としてもブロガーとしても、神がかり的な存在であるお二方の主張する投資手法に近いポートフォリオを組むことができております。
今の自分のポートフォリオが100%の正解だとは言いませんが、少なくともストレスを感じずにそれなりの利益を上げることができているのですから、投資方法として間違ったものだとは思いません。
今まで通りの景気サイクルがこれからの調整でも通用するのかどうかは分かりませんが、個別株投資をするならある程度はセクターを分けて投資することと、個別株だけではなく、インデックスファンドに連動するETFへの投資にも資金を割り当てることは、長期投資を心がけるのであれば一考の余地があると言えるのではないでしょうか。
もし、投資初心者の方がいらっしゃいましたら、ぜひお二方の著書に目を通した上で、中田氏の動画も拝見していただければ幸いだなと私は感じました。