【悲報】Zoom(ZM)と間違ってズーム(6694)を買っちゃう事例発生?個別株投資の注意点。

投資の考え方
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コロナショックの影響を受けて、一気に株が上がり、その通り株価も大きく上昇したWeb会議ツールの『Zoom』を運営している、ズームビデオコミュニケーションズですが、年初来ですでに株価は3.5倍ほどにまで成長しており、コロナによる一番底のタイミングでも株価は上昇、絶賛最高値を更新している状況です。

PERは1,000倍を超えておりますが、こう言ったブームが起きている銘柄はPERなどで投資判断できるものではないですから、一体どこまで株価が成長するのか分からないと言うチキンレースが開催されている状態です。

さて、そんなブームも陰りが見えるのか?と思えるようなコラムを見かけました。

404 - gooニュース

このコラムによれば、今話題のウェブ会議システム、Zoomの会社を買おうとしたのに、間違って日本の音響機器メーカー、ズームの株を買ってしまうと言う事例が発生していると言うのだ。

このエピソードを聞いただけで、明らかな投資初心者が、よく分からない株をよく分からないまま買っていると言う事実に繋がりますから、Zoomへの投資ブームも近いうちに終わってしまうのではないかと危機感を感じました。

実は先日、日本株の個別株の上昇ランキングをチラッと見かけた時、値上がり率上位にズームと言う銘柄が含まれており、ストップ高になっていたので、「日本でもズームが上昇してるんだなぁ」程度に思っていたのですが、まさかみんな間違って買ったって言う訳じゃないよね・・・?

ですがこの社名間違い、結構頻繁に起きているようです。米国株でもティッカーコードだけで投資判断をしているようなデイトレーダーやスイングトレーダーは、ティッカーコードの入力ミスで全く関係のない株を買ってしまうと言う事例があるのだそう。

例えばアメリカンエキスプレス(AXP)と間違えて、ティッカーコード、「AMX」である『America Movil SAB de CV ADR Series L』と言う会社の株を買ってしまうと言うような事例です。ティッカーコードを間違って投資していたために株価が『間違って』爆上げしたと言う事例があったと言う話もあります。

米国のZoomの方には、熱狂的な音響ファンから、「ズームのせいにするな!」と言う風評被害が出ていますし、誰も得しないですよね。

そして何より驚きなのが、勘違いでズームがストップ高を付けるまで株価が上昇したと言う事実です。多分、間違って買った人ばかりではないと信じたいのですが、実際にストップ高になるほど大きなニュースがあった訳ではないでしょうし、ピークからの下がり方を見ていると、本当に勘違いだけで株価が2,000円を超えたのかなと感じざるを得ませんでした。

株式投資家を増やしたい!と言う信念のもとでブログを更新している以上、投資初心者の方に辛辣な言葉をかけるのは良くないことだと思うのですが、さすがにこれは酷すぎますよね。

「なんか聞いたことあるなー」「最近、株価が上がってるみたいだなー」程度の噂で個別株に手を出すのは、大きな損失を被る可能性が高いですから、止めていただきたいと考えています。

トレンドに乗って投資するのもその人の投資への取り組み方ですから否定する訳ではありませんが、投資先を間違ってしまう程度のリサーチしかしていない投資先へ資金を投じているようでは、短期的にたまたま儲かることはあっても、長期的にリターンを上げることは難しいでしょう。

投資先をきちんと調べて投資していないと言うことは、初めて会った『赤の他人』にお金を預けて「お金を増やしてきてくれ」と言っているようなものです。

普段の日常生活でそんなことは絶対にしないですよね?なのに投資、いや投機となれば平然とそう言うことをしてしまうのが投資初心者の陥る罠です。

米国のZoomがどこまで上昇するのかも分かりません。きちんと出口戦略を考えて投資する分には良いと思いますが、投資先を間違っているようでは、その人が投資で儲けることはほぼ100%ないだろうと思います。もし、仮に現実として現状で儲かっているとしても、それはたまたま、まぐれですから。

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