【悲報】大和総研さん「2020年に、米ドルは再び1ドル=80円台に突入するだろう」専門家の中長期予測などあてにならない。

投資の考え方
スポンサーリンク

今回の元ネタは今から6年前、2014年に日経新聞に掲載された記事で、随分と古い内容なのですが、この前ネットサーフィンをしていたらたまたま見つけたため、あえて今、取り上げたいと思います。

「6年後に再び1ドル=80円台」という警鐘
1ドル=100円強でこう着する為替相場。しかし貿易赤字の定着で「長期では円安」という見方があたかも決定事項のように語られがちだ。その中で大和総研は今月、6年後以降は再び80円台に戻るという中期見通し

2014年に大和総研が為替の動きに関して、中長期予測を発表しておりました。それによれば、リーマンショック時の円高のピーク以降、5年間は緩やかに円安が続いたが、再び円高に転じ、6年後の2020年には89円台、23年には85円まで円高に戻ると見ていたそうです。

日米のインフレ格差はこれからもますます広がり、米ドルの購買力低下による価値の低下により、円高が進むだろうというのが大和総研の見方でした

ですが、実際は、今の所そこまで急激な円高は進んでおらず、2014年以降、1ドル=100円を割ることもほとんどありませんでした。今は大体1ドル=107円前後で落ち着いており、今年中にあと半年ほどで80円台に突入するという可能性は限りなく低いように見受けられます。

米国のインフレ率も現在はかなり落ち着いており、今年は特に唐突なコロナショックの影響もあり、インフレに期待はできないでしょう。

別に5年後、6年後の為替の動きを予測するのが悪いことだとは思いませんが、いかに投資のプロを自称している人たちでも、中長期的な予測を派手に外してしまうかということがわかりますよね。

プロが言っているとしても、これだけブレが生じれば何の意味も持たないことがよくわかります。いかに『投資のプロ』を名乗っていても、中長期の値動きを当て続けることなど絶対に不可能なのです。

それでも、2014年に出されているこの予測の中身を見てみると、『米ドルが円高に触れるだろう理由』について、それなりに納得のいく内容が書かれているので、投資の素人であれば、『さすがプロだな!』と信じてしまって、それを投資判断に利用してしまったりすることがあるのです。

特に為替は値動きが激しく、記事の中で、「為替は期間によって決定要因が変わる。」と触れられている通り、それまで長期的に円高に触れるトレンドだったとしても、何か一つのことをきっかけにトレンドが大きく変わることがあるので、それを読み続けるのはかなり至難の技です。たまたまうまく相場に乗って儲けることができたとしても、それを年単位で継続することなど到底不可能に近い芸当だということです。

その間、ずっと市場に居残り続けることで、『相場観』のようなものが養われ、儲けることができる確率が上がっていくということは考えられますが、それでも中長期の予想を何年も続けてぴったり当て続けるというのはいかにプロでもあり得ないことです。

相場がどう動くかは決して人間にはわかりません。AIが発達してもそれは分からないだろうと思います。今回の株式相場のようにAIの判断によって売りが更なる売りを瞬間的に加速させ、大きな調整が短期間で発生するという相場が生まれやすいとは思います。

しかし、AIもまたトレンドを当てているのではなく、投資家の指示通りに売買を繰り返しているだけですから、相場のトレンドがどうなるかは分かり得ないと言えるでしょう。

ですが、我々個人投資家は、わざわざ相場の動きを当て続けなくても、利益を上げ、資産を拡大させることは十分に可能です。

なぜなら、どんな下落相場も、どんな上昇相場も、一生それが継続するということはありませんから、淡々と追加投資を続けるだけで、持ち株数は少しずつ増加し、株価が上がればその分資産が増加するという状態になるのです。

中長期のトレンドを予想するのも楽しいかもしれませんが、目まぐるしいスピードで世の中が変わってくる昨今、うまく波に乗り続けることがいかに難しいかはよく分かります。

ただ一つ、おそらく可能性として高いのは、米国という国がこれからも様々な困難にぶつかりながらも成長を続けるだろうということです。このトレンドは過去200年以上にわたって変化していない『大きなトレンド』です。

『資本主義が崩壊する』とか、『米国が世界規模の大戦で敗戦国になる』と言ったことがない限りは、米国の強さはこれからも変わらないのではないでしょうか。

中国やインドなど、人口ボーナスで急成長をしている国もありますが、それらの国はまだ資本主義が整っておらず、中国に関して言えば社会主義を名乗っているくらいですから、投資先としては魅力に欠ける国です。

だとすれば、やはり中長期の予測などをあてにせず、より大きなトレンドに乗っかり、ゆっくりとでも着実に資産を拡大させていくのがベストと言えるのではないでしょうか。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました