大人気ファンタジー小説を原作とする映画「ハリー・ポッター」シリーズのロン・ウィーズリー役で知られるルパート・グリント氏が不動産投資で着実に資産を形成しているということが明らかとなりました。

ルパート氏はハリー・ポッターシリーズから得た収入を不動産へと投資していたようで、その時価総額はすでに2,400万ポンド(約32億6,000万円)にもおよぶとされており、最近さらに1,060万ポンド(約14億4,000万円)の不動産を買い付けたということです。
彼の不動産投資の手法は実にシンプルで、ロンドン市内へ交通の便の良い賃貸用のハイスペック住宅や高級住宅を中心に購入しているということです。彼が賢明なる投資家であることに異論はなさそうです。
また、ハリー・ポッターシリーズは長期的に人気を博した作品であるため、主人公である、『ハリー・ポッター』役のダニエル・ラドグリフ氏、『ハーマイオニー・グレンジャー』役のエマ・ワトソン氏、そして、『ロン・ウィーズリー』役のルパート・グリント氏の三人が、ハリーポッターシリーズから得た収入は合計で100億円を下らないと言われています。
それだけ稼げば、何もしなくても一生暮らしていけそうな気もしますが、それでも三人とも堅実に不動産投資をしているというのですから驚きです。魔法では資産を形成することはできないのだなということがよくわかります。
彼らが拠点としている英国は、株式投資でもメリットが大きく、NISAの元になったISAは、一般人であれば誰でもほぼ非課税枠での投資で十分な資産形成ができるのではないかと思うほどの優遇ぶりが知られています。
ですが、英国では不動産投資も盛んで、かつ税制は日本よりも大変優れています。
まず、英国では日本のように固定資産税がかかりません。とても羨ましいですが、これは当然と言えば当然です。なぜなら英国で一番の『不動産投資家』はエリザベス2世女王であり、英国王室なのです。
バッキンガム宮殿などの所有権は国に属しているようですが、バルモラル城やサンドリンガム・ハウスなどはエリザベス女王の個人所有となっているようです。
つまり、固定資産税を徴収すると、女王からも税金を徴収することになりますから、所有しているだけで税金を取るなどということはしないのでしょう。英国では、不動産オーナーが払う税金は純粋に家賃収入にかかる所得税のみとなっています。
また、過去数十年間にわたり、ロンドンの住宅価格は10年以上所有すると最低でも2倍以上に値上がりしており、今後も長期保有すればキャピタルゲインが得られる可能性が大いにあります。英国は凋落したとは言え、それでも適切にインフレを進めることができており、住宅価格、家賃相場共にかなり値上がりしているようです。
また、英国では日本と違って地震が非常に少なく、どれだけ大きくてもマグニチュード5程度の地震が最大ということもあり、建物の寿命が長いことが大きなメリットとなっています。不動産投資をするなら候補として良い国ではないかと私は思います。
株式と不動産、どちらの投資家にとっても大きなメリットがある英国は、投資先としては非常に面白い国だと感じます。
本当に羨ましいなぁ。日本と違って不動産投資までも優遇された国だとは・・・まあ、今後ユーロ圏から脱退したときにはもしかしたら何かしらのリスクは顕在するかもしれませんが、やっぱり投資しやすい制度がきちんと揃っている国で投資をしたいですよね。
日本はそういうところ、どう考えているんでしょうか?日本にも投資家を増やしたいという割には、日本政府は投資商品に対して優遇措置を発令したりしないですよね。
国民のほとんどが投資に関係なく、また興味もないため、投資商品に大きな優遇を与えるというのは日本では実現しそうもない政策ですね。
私もどうせ不動産投資をするのであれば、英国や米国など成長期待が見込める国でやりたいです。海外で不動産を買うには、日本である程度の実績を抱えておく必要があるようです。つまり、日本で不動産投資をしてからでないとなかなかローンが通りにくいと言われています
それでも良いなぁ。。。どうせ不動産を買うなら、英国や米国の不動産を買いたいですね。
とまあ、このように羨ましくなるようなメリットも多い英国の不動産投資ですが、ハリーポッターシリーズの主役たちも堅実にコツコツ投資をしているのですから、何もない一般人の私たちも、最低限できる範囲で投資に力を入れるべきではないでしょうか。
何度も言いますが、資産は魔法のように突然現れるようなものではありませんので、あなた自身が努力をしてコツコツと積み上げていくしかないんです。
今になってもまだ何の行動も起こしていない人は、投資家と非投資家の間でかなりの差が生じていることを認識しておくべきだと私は思います。