ついに・・・!ついに戻ってきたぞ・・・・!!!!

数ヶ月ぶりに含み益が日本円ベースで含み益が1,500万円相当まで戻ってまいりました。為替の影響もあり、一気に円安が進み、1USD=108円台中盤を付けたことも影響しています。この水準まで円安が進むのは1ヶ月半ぶりくらいですかね。円安と株高のおかげで含み益も大きく成長しました。
米国内で広がる抗議デモや新型コロナウイルス流行、米中の緊張の高まりを巡る懸念がくすぶるものの、なぜか米国株は上昇を続けています。
しかし、私にはなぜこれほど株価が上昇しているのか、全くよくわかりません。記事の中でもファンドマネージャーが同様のコメントを残しています。
キングスビュー・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は「株式相場の回復はこれまでのようなペースでは続かない」と指摘。これまでの順調さは驚きで、理解が難しいとも述べた。
5月の製造業景気指数は43.1と、2009年4月以来11年ぶりの低水準を付けた4月の41.5から上昇するなど、不景気の底は脱したという可能性が好感を得たのかもしれません。
パンデミックによる株価の底値は過去の経験則からすれば、通常のリセッションよりは回復が早いです。2009年4月にメキシコ・米国などで感染拡大した新型インフルエンザの時は下落を始めてから19営業日後に-7.1%で底を打ち、その後すぐに回復し始め、30営業日ほどで株価は下落前よりも上昇し始めました。
2003年のSARSの場合は、株価は34営業日後まで下落傾向で推移し、-9.8%で底を打ち、その後70営業日程度で高値を更新し始める水準まで回復しました。
今回の新型コロナウイルスによるパンデミックは、過去の経験則が当てはまらないほど経済に大きなダメージを与え、いまだに株価は下落前の水準まで回復していないのが現状です。
それでも、経済活動も再開のめどが立ち、悲観論が収まったことによって株価の上昇につながっているのだろうと思います。
ですが、それがそのまま今の株価の上昇につながっているのは、シンプルに疑問です。高値圏から40%程度の下落をしたので、十分な暴落と言えるでしょう。だから二番底なんて来ないという意見もわかりますし、実際に今のところ株価は底値から回復しています。
本当に株価の動きというのは理屈ではないなと言うことを、今でも実感します。どうして株価が上がるのか不明ですが、実際に株価が上昇し、含み益も久々に1,500万円overの水準まで戻してきたと言うのは素直に嬉しいです。
とは言え、株価が戻ってきたからと言って今の余剰資金を全て株に突っ込むほど楽観的にはなれないと言うのが私の心境です。今まで通り、楽観視過ぎず悲観しすぎず、コツコツと投資を続けることが良いのかなと感じます。
今月はボーナスも入金され、投資資金が膨らんできているので大きく投資したい気持ちもあるのですが・・・冷静になって、自分を律するように心がけています。
日々の値動きは、なぜそんな動きを?と不思議に思うことが多いですが、年単位、10年単位で見ていくと米国株に関しては上昇を続けていることは事実です。
恐れをなして株式市場から逃げてしまうのはナンセンスですし、何かと理由をつけて投資しないと言うのでは、一生タイミングを逃し続けるでしょう。
わからないからこそ、わからないなりに投資を続けると言うスタンスが、個人投資家にはちょうど良いのではないかと思います。
今回のコロナショックによる株価下落も、今のところ約40%程度で済んでいるので、ありがたいことに、含み益は一時的に激減しましたが、含み損を被るまで暴落したわけではありませんでした。投資をコツコツ続けることで、一度の大暴落ぐらいには耐えうるだけのポートフォリオを築き上げることができるのです。
株式投資は結局のところ、時間をかけてコツコツと投資をすることが最も大切な要素なのだと言えるのではないでしょうか。