【悲報】コロナの影響で家計が破綻寸前の中年夫婦。その原因はやっぱりアレだった…

家計見直し
スポンサーリンク

ダイヤモンドオンラインに掲載されていたコラムによると、今回のコロナショックによる月収の微減によって、家計が破綻寸前となっているご家庭が増加しているようです。

コロナによる月収微減で破綻寸前に、50代夫婦が陥ったローン返済地獄
50代の会社員Fさんの家庭は、妻のパート代と合わせて月45万円ほどの収入がありますが、貯金はほとんどありません。原因は、余分な出費と、「ローンの返済」にありました。コロナの影響で収入が4万円ほど減ったというFさんの家計はあっという間に破綻寸前にまで追い込まれてしまったようです。

ニュースやドキュメンタリーなどでは、フリーランサーや飲食店のアルバイトなど、いわゆる『収入が激減した人』や『収入がゼロになった人』が取り上げられていますが、彼らのように、『仕事はあるけど、収入が微減した人』という人たちが取り上げられることは少ないように思います。

ですが彼らもしっかりと家計が火の車になっているそうです。それはなぜかというと、複数のローン返済によるものだそうです。

現在54歳の会社員Fさんは、、平均すると手取りで約38万円。妻のパート収入約7万円を合わせると、大体月の手取り収入は45万円前後ということです。しかし合計で月に45万円ほどの収入があるFさん夫婦ですが、貯金はほぼなく、コロナ以前も毎月なんとか生活しているという状況だったようです。

というのも、彼らは元々お金のやりくりや「貯める」ということが苦手だったそうで、「余分な出費」を作りがちだったそうです。Fさんは営業マン時代の慣習から、今も客先を訪れるときには実費で手土産を用意するそうですし、奥さんは不要なまでの食糧品を買いだめしてしまうという悪習慣があるということです。

それだけでなく、子供が大学に進学した時の費用は奨学金ではなく、教育ローンを利用するという始末。この教育ローンの返済額が毎月約6万円ですし、それに加えて住宅ローンの返済も14万円ほどあり、さらには、月に2万8000円ほどの返済額でマイカーローンを組んで自動車を購入したということで、ローンの返済だけで手取り収入の半分である約23万円ほどの出費があるという状況ということです。

こう言った諸々の出費やローンが重なった結果、手取り収入45万円と決して少なくはないが生活に困窮してしまっているというのが彼らの現状です。

まず彼らにとって問題なのが、無茶なローンを組みすぎだということです。例えば教育ローン一つとっても大きな問題があります。子供がかわいそうという理由で奨学金ではなく教育ローンに手を出したということですが、奨学金を借りることができるのであれば、当たり前ですが奨学金に頼るべきです。

なぜなら、奨学金の金利は圧倒的に教育ローンより低金利だからです。教育ローンとは名ばかりで、通常の消費者金融と同じくらいの金利を要求されることが一般的です。対して奨学金は低金利だったり、金利が無いタイプの奨学金まであるほどです。

実は私もまだ奨学金の残高が残っています。今すぐに全額返済することも可能ですが、私は金利が無いタイプの奨学金と金利がつくタイプの奨学金を併用して借りていますが、ほとんどが金利がないタイプの奨学金ですので、急いで返済する必要もありません。

これが教育ローンを利用すると、消費者金融並みの金利が請求される訳ですから、明らかに奨学金を借りた方が良かったと言えるでしょう。また、子供がかわいそうという理由で子供の借金を肩代わりするというのは、せっかく社会に出て、奨学金の返済を通じてお金のやり繰りについて学ぶ機会を奪ってしまうということですから、肩代わりすることも十分にかわいそうなことだと私は思います。

他にも、ボーナスを税金の支払いに充てたり、こういう方たちの中には、ローンもボーナス払いを頼りにしているという人も多いのではないだろうかと思います。

彼らのようにボーナスを頼りにしてギリギリの家計を保っていると、今回のケースのように収入が少し減少したり、経済の停滞により、ボーナスがきちんと支払われるかどうかが分からないという状況に陥ると途端にキャッシュフローに行き詰まることがあります。

すでに収入の半分を毎月のローン返済で消費してしまっている現状、なかなか家計を改善するのは困難ではありますが、毎月の浪費癖や、見直していく必要がありそうです。

例えば、独立した子供に食材を毎月送ると言った行為は、結果的に子供の独立を妨げる悪手と言えるでしょう。自分の家にお金がないということは、子供はしっかりと理解しているものです。親が子供のためと思っていらぬ世話をしてしまうのは、子供にとっては不幸なことです。

だからと言って、子供も親からの好意を断ることはできません。当然助かる面もあるでしょうしね。

ですがいつまで経ってもそんな状況では、お子さんまで自分の収入に見合った生活ができない、浪費癖のある大人になってしまいます。

私には子供はいませんが、私は子供の立場として、親から金銭的な支援を受けたことはありません。学費も奨学金とアルバイト、ビジネスを通じて得たお金で支払ったので親からの仕送りなどは一切ありませんでした。

そして今も私の実家はそれほど裕福ではなく、親から食材を送ってもらうどころか、私が仕送りをしている立場です。それでも私は十分に余剰資金を生み出して投資を通じて資産形成をすることができています。

私の両親は、少なくともファイナンシャルリテラシーの高くない人たちですが、それでも私はきちんと育ててもらいましたし、金銭面では彼らを反面教師に、自分で考え、行動し、金銭的には確実に親から独立したと自信を持って言うことができます。

親からの支援なんてなくても、ある程度の年齢になれば子供はきちんと生活できますし、子供が生活できず、すねかじりになってしまうのは、甘やかしてしまうからです。

これを機に、子供にいつまでも余計なお世話をせずに、50代も半ばに来て、貯蓄も資産も無いご自身のことを省みることを優先された方が良いのではないでしょうか。

本当に子供を想う気持ちがあるなら、子供に幸せになって欲しいなら、余計な金銭的援助は一切するべきではないと言えるのではないでしょうか。

ぜひ、Fさん夫妻にはこちらの名著を読んでいただきたいと思います。

子供に過度な支援をすることが、いかに悪い例かということが実際のデータとして記載されています。お子さんのことを思うのであれば、心を鬼にしてでも、甘やかすべきではないでしょう。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました