当ブログでは、私Yukiの金融資産の移り変わりを事細かく記載してきましたが、恥ずかしながら私Yukiは、ブログを始める前は全く自分の金融資産の増減には興味がなく、淡々と買い増しすることに集中してきたため、一体どれほど資産が増加してきたのかという記録や、配当金の実績という記録が一切ないんですよね。
Twitterなんかを見ていると、エクセルやGoogleスプレッドシートを使って、ご自身の資産の推移を事細かく記録している投資家の方が多く、几帳面だなぁと感心するものです。
本来の私は自分の資産総額には興味がなく、目の前に安い株があるから買うだけだ!というタイプです。株を買うことが『趣味』という変態ですからね。あ、もちろん四半期の決算はしっかりチェックしますけどね。
そんな私の性格上、資産の推移というのが全く記録に残っていなかったのですが、当ブログを開始して1年1ヶ月を超え、過去を振り返ってみますと、昨年の5月末に初めて資産総額を公開していることに気づきました。

そこで、5月の取引も昨日で終わりましたので、5月末のポートフォリオを公開がてら、前年同月比との数字も見てみようと思い立ちました。
5月末のポートフォリオ
現金も含めた円グラフにするとこんな感じでした。

金額にするとこちら。

5月度にウォルト・ディズニー(DIS)を全て売却してしまいましたが、その代わりにマイクロソフト(MSFT)やシスコシステムズ(CSCO)、メルク(MRK)と言った株に追加投資をすることができました。ウォルト・ディズニーの売却価額と同程度の追加投資となりましたので、あまり金融資産に変化はないかと思いきや、金融資産総額は4月末で3,260万円程度だったので、およそ190万円も増加しています。
これは、株価が堅調に成長したことに加え、5月度の給与が60万円を超える水準だったことによるものだと言えるでしょう。

ちなみに6月は夏季賞与が振り込まれるため、このままいくと一時的ではあるものの現預金が400万円を超えてしまいます。これはポートフォリオ全体の1割を超えることになりますから、基本的にほぼフルインベストメントを良しとする私としては、あまり好ましいことではありません。
毎年夏頃には株式市場に調整が入りやすいので、6月〜8月あたりはもっと積極的に投資していきたいなと思います。がんばります。
株式資産額、前年同月比+22.8%を達成。
さて、今回の本題ですが、私が初めてポートフォリオを公開した時の株式資産総額は以下の通りでした。

USDベースでしか公開していなかったのですが、1年前の株式資産総額は235,467.8ドルだったようです。ですので、今回は、株式資産のみでUSDベースのデータを作成してみました。

楽天証券で積み立てている投資信託は日本円で積立をしているのですが、今回は無理やりUSDで計算し直しました。すると、今月末時点のUSDベースの株式資産は289,120.92ドル。ドルベースでは、1年間で約22.8%も増加したことが判明いたしました!
日本円ベースで計算したとしても、2019年5月末のUSDレートが1USD=109.36円でしたので、2,575万円程度となり、この1年間でおよそ20%程度株式資産の時価総額が増加したことがわかりました。
年間リターン20%超えですよ?凄くないですか?単年での実績ですから、それほど誇れるようなことではないですが、私はブログを始めたこと以外は特に今まで通りで、投資手法を大きく変えたわけではありません。
誰もが名前を聞いたことがあるような有名な企業であり、NYダウにも採用されているような超巨大企業に淡々と投資をしてきただけです。
ですがこの淡々と投資を続けるという点こそがやはり最も重要なのだと私は実感しました。事実、この1年間を振り返ってみると、S&P500指数は+9.2%のリターン、NYダウに至っては+0.85%とほぼ誤差程度の増加しか見せませんでした。


もちろん今年の2月から3月にかけての暴落を経験した上で、1年前と比較してプラス圏にあるというのは驚異的なことではあるのですが、ポートフォリオのほどんどをNYダウに上場している個別株で占めている私のポートフォリオが22.8%の増加をしたのですから、NYダウを22%もアウトパフォームしているのは実に不思議な現象です。
たまたま私が投資していた個別株のパフォーマンスが良かった(エクソン・モービルを除く)とも言えるでしょうが、それよりも私は、コツコツと積立投資をしてきたことがリターンの源泉だと思います。
例えば私が昨年の5月以降、すでに高すぎると言って追加投資を怠ったり、直近のコロナショックによる暴落時に、まだまだ落ちると言って指を加えて見ていただけでは、およそ20%を超えるリターンを叩き出すことはなかったでしょう。
どれだけ株が割高に感じようが、まだまだ下落すると感じようが、誰でも知ってるような企業に淡々と積立投資をする。という、最もシンプルな投資方法で、私はこの1年間の乱高下した市場環境で、着実に資産を増やすことができました。
もちろん、資産総額がそれほど大きくないからこそリターンが大きくなったのもいうまでもありません。例え同じ200万円の追加投資をしたとしても、資産総額100万円の投資家と資産総額1億円の投資家では資産に与える影響は全く違います。
ですので無理のない範囲での追加投資を心がけることが重要ではあるのですが、どんな環境においてもコツコツと追加投資をすることがポートフォリオに与える影響は大きいのだということがハッキリとわかりました。
今は余剰資金も大きくなってきてますので、何に投資をしようかといろいろ悩んではおりますが、株価がもしかしたらバブルかもしれないからと言って米国株に弱気になったりはしません。
私はこれからも米国株に強気の姿勢を見せていきたいと思います。資産拡大の源泉は、コツコツ積立投資することなのだということに疑いの余地はなさそうです。