【悲報】日本株を買ったジム・ロジャーズさん「2021年〜22年の日本経済は大変なことになる」

投資の考え方
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つい先日、日本株を買ったことを明らかにし、日本株投資家に戦慄を覚えさせた、世界三大投資家の一人、『逆神』ジム・ロジャーズ氏ですが、この期に及んで、まだ日本経済を叩く姿勢は忘れていないようです。

ジム・ロジャーズ 2021~22年の日本経済は大変なことになる
5月18日から日本株買いを始めたと明かしたジム・ロジャーズ氏。それ以外にも、最近になって買い増しているものがあるという。今回は、今注目している投資先、避けたいと思っている投資対象などについて話を聞いた。

「日本は、すでに膨大な債務を抱えている。そして人口も減少している。事態に対処するためにさらに借金を増やさざるを得ない中にあって、人口は今後もますます減り続けていくだろう。これは、2021年、2022年には経済状況がどんどん悪くなる、ということを意味するだろう。」

じゃあ日本株を買うなよ!!!

と思わずツッコミたくなりますが、ジム・ロジャーズ氏は長期投資なんてするつもりは元からないので、このように支離滅裂な意見が出てくるのでしょう。6月になったら「日本株を全て手放した」とか言い出す危険もありますよ。日本株投資家にとってはその方が気が楽かもしれませんけどね。笑

日本や米国が抱える負債総額が膨らんでいるので、「今回は危険だ」と主張するジム・ロジャーズ氏ですが、確かに借金が積み重なった結果、経済が悪化すれば回復までに時間を要するかもしれません。ですが、基本的に借金が膨らんだ結果として生み出された価値『資産』も同様に増加しているので、今回が特別に危険だと言うことにはならないのではないかと思います。

ただ、懸念すべきなのは、長期的な好景気の影響で各国や各企業が保有している『資産』の価値そのものが本来の価値よりも楽観的に算定されていた場合、大きな暴落が起こるでしょうね。

例えるなら、日本のバブル期に高騰しまくっていた株や不動産がバブル崩壊と同時に大暴落したようなものです。日本がバブル絶頂期の株価水準をいまだに回復できていないことを考えれば、『資産価値を高く見積りすぎていた』ことによるダメージは深刻だと言うことがわかります。

ですがこの点においても、日本はともかく米国は心配ないだろうと考えています。例えば日本のバブル期には、日経平均株価のPERは50倍を超えていたと言います。これは株価が年間収益の50倍であることを意味しており、単純に成長も衰退もせずに同額の利益を毎年上げ続けるとすれば、投資元本を回収するのに50年かかると言う計算になります。これは基本ですね。

我々投資家は20年、30年と言う投資ですら継続することができるのは、忍耐強いほんの一握りの投資家だけですから、PER50倍などと言うのは確実に割高だと言うことがわかります。

さらに不幸なことに、バブルの絶頂期には考えられないほど、今の日本は成長性が止まり、国際競争力に欠ける国になってしまいました。

当時のPER50倍はおよそ幻であり、バブル絶頂期に買ってしまった株を保有し続けていても、おそらく50年で投資元本を回収することは不可能だと言うことがわかります。まあ、まだ30年しか経ってないので、あと20年ほど握り締めていれば何か事情は変わるかもしれませんけどね。

対して、米国でもバブルが発生しては消えてきましたが、例えば2000年代のITバブルでもPERは25倍程度。当時の高金利を考えるとそれでも異常に割高でしたが、日本のバブルほどの過熱感はありません。

【悲報】S&P500指数、予想PERが21倍とITバブル期の水準に迫る。それでも株を買い続ける理由。
幻冬舎オンラインに掲載されていた記事によると、今回のコロナ危機によってS&P500指数構成企業のコンセンサス予想EPSはコンセンサス予想PERは19.1倍から21.0倍まで拡大し、ITバブル期に迫る水準となったと言うことだ。...

さらにITバブルの崩壊で大ダメージを負ったにも関わらず、米国株市場はその後もぐんぐんと成長を続けてきたのである。これはひとえに米国企業のイノベーションによる成長性の高さが生み出したと言えるでしょう。

つまり日本が30年間、低成長に喘いでいる間に米国は着実に成長を続け、米国株市場はその恩恵を受けて右肩上がりに伸び続けてきたのだとわかります。そしてこれからも米国は低成長になるかもしれませんが成長期待のある国ではありますし、今の状況では日本には成長が期待できないと言うことも分かります。

それらを考慮して、じゃあジム・ロジャーズ氏は「なんで日本株を買ったの?」と不思議に思います。以前取り上げた時には、「日銀が買ってるから」と言う小学生のような理由で日本株を買い始めたとおっしゃっていました。

【悲報】日本株終了のお知らせ。ジム・ロジャーズ氏がついに日本株を購入。
世界三大投資家の一人と言われているものの米国ではコメンテーターとして紹介されている『逆神』として有名なジム・ロジャーズ氏ですが、彼のインタビュー記事が日経ビジネスに紹介されていました。『冒険投資家』とも言われるほど旅行好き...

今のところジム・ロジャーズ氏の投機は『成功』と言えるのですが、ロジャーズ氏を褒めれば良いのか、日銀を褒めれば良いのかよく分かりません。

むしろ私は、『逆神』としてのロジャーズ氏を期待しているので、指標はきちんと仕事をしてくれないと困ります。50%当たる占い師と100%外す占い師とでは、後者の方が利用価値があるのは明白ですからね。

そんなロジャーズ氏は相変わらず、朝鮮には熱を上げているようで、「北朝鮮の農地を買いたい」などと言っているようだ。

もちろん、ロジャーズ氏のお金の使い方に文句をつけるつもりはないですが、北朝鮮と言う土地柄、農地を買うのはあまりお勧めできません。

北朝鮮は有名な軍事境界線『38°線』で知られるように、北緯38°より北部の朝鮮半島を領土とする国家(日本は未承認)です。この北緯38°線と言うのは、日本で言うと『新潟県・佐渡島』のあるあたりで、それより北部を領土としているのですから、基本的に年間を通して気温が低いことがわかります。北朝鮮の平均気温は真夏でも25度程度であり、冬場は平均気温が氷点下10度を下回ることもあるらしく、寒さと飢えで国民が命を落とすことも多いと言います。

日本では新潟や東北、北海道では農業が盛んですが、それは肥沃な大地と、農耕技術の向上、品種改良があってこそ。本来、作物はやはり寒冷地では育ちづらいものです。

世界一の領土を誇るロシアが、歴史的に見て何度も南下政策を取ったり、ソヴィエト連邦時代に大飢饉が発生し、国民の不信感を募らせ、崩壊に至った経緯を考えても、寒いところにどれだけ莫大な土地を抱えていても、農業を成功させるのは難しいことがわかります。

さらに北朝鮮は、ジム・ロジャーズ氏も評価するように、たくさんの資源が眠ると言われています。 日本統治時代の朝鮮半島では「の鉱工業、南の農業」と言う言葉があったほどで、北朝鮮は主に鉱工業地域として開発されていました。

それが独立をきっかけに、自国で自給自足をするために、農業を始めることになるのですが・・・元々農地に適した土地が少なかった上に日本による濃厚技術の伝来もなかった北朝鮮では、本当にゼロから自国だけでなんとか農業を進めていく必要がありました。そしてそのために時の指導者・金日成氏は『主体農法(チェチェノンポプ)』と呼ばれる政策を打ち出します。

その政策の中身というのがお粗末で、「とにかく国民は朝鮮労働党の指導に疑問を持たずに服従し、朝も夜も関係なく、精神論で頑張る」という内容でした。

もちろんそんな精神論でどうにかなるはずもなく、ソ連から輸入した大量の化学肥料や、食糧を少しでも多く栽培するために高密度の田植えや種まきを指導したために、土壌の消耗が激しく、今も食糧難が解決できないほどの痩せ細った農地しかないのが、北朝鮮の農耕事情なのです。

余談が長くなりましたが、北朝鮮の農地というのは、寒冷地かつ枯れ果てた土地がほとんどですから、例え合法であっても北朝鮮の農地を買うことはあまりオススメできません。

ジム・ロジャーズ氏にとっては、束の間のチャンスがあればどんどんお金を動かして値幅を抜いていくという投資スタイルなのかもしれませんが、朝鮮半島へのこだわりが長期に渡って抜け出せないあたりを見ると、いまだに朝鮮への投資元本を回収できていないのかなと推測されます。

これ以上、深みにハマる前に、朝鮮半島や日本と言った東アジアの成長可能性の低い国への投資からは撤退されることを私は強くオススメしたいと思います。

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