昨夜は仕事が早く終わり、久しぶりに米国株市場をゆっくりと見る時間もできました。一年で最も忙しい時期もそろそろ終わりを迎え、やっと人間らしい生活を送ることができそうです。
幸いにも、私が勤める会社では『6月以降も原則テレワークを続けること』という辞令が発令しましたので来月も不要不急の出社以外では、会社に行くことは無さそうです。とても助かります。
それはさておき、昨日は22時半からガッツリと米国株市場を注視することができたのですが・・・昨日は開始早々、ハイテク各社が弱い環境でしたね。逆に金融株が強くて、「お!セクターの入れ替えが始まるのか?」なんて、ちょっと考えてしまいましたね。まあ、ハイテクから金融にトレンドが変わるような材料もないので、一時的なものかなと思いましたが。
まあ、どんなことが起きようが持ち株が安くなると嬉々としてしまうのが我々投資家の悲しい性です。気付いたらこういう行動に出ていました。

マイクロソフト(MSFT)を1株だけ買いました。なんで1株?と思うかもしれませんが、だってこれからしばらく下落するのかな?って思ったんですから仕方ない。下がり続けるなら、1株ずつ買おうかな。なんて欲を出して1株だけ買ったのですが・・・見事に株価が上昇し、前日比で微増ながらプラス圏になりました。

日々の値動きは本当によく分かりません。投資を続ければ続けるほどよく分からなくなってきます。今週は経済活動の再開期待から、NYダウの上昇も連日続き、25,000ドルを回復する水準にまで戻ってまいりました。

投資家の間でも第二波なんて無いというような意見もちらほらと出てきており、昨年末頃の株価は永遠に上がり続けるとでも言うような時期と同じくらい、楽観的な意見と極端な暴落論が入り混じってきたなと感じます。
第二波が来るのかどうかは私には分かりませんし、これからコロナウイルスがどのように流行していくのかは分かりません。もしかしたらこれから湿度が上がれば、他のウイルス同様に感染しづらくなり、秋から冬頃には、早ければなんらかの治療薬ができる可能性もあります。
もしかしたら今年の年末に2020年の出来事を振り返った時、コロナウイルスのことなんてすでに忘れかけられているなんてこともあるかもしれませんね。
ですが、今のところそれほど楽観できる状況ではなく、緊急事態宣言の解除により、確実に感染リスクは高まっているだろうと言えるでしょう。
私もせっかく6月もテレワークになったので、できるだけ感染リスクの高まる行動を控えたいなと思う反面、色々と行きたいところもあるので、十分に対策しながら行動したいとは思います。
そんなこんなでコロナウイルスによる経済活動への影響がこれからも続くのかもしれないし、終息に向かうのかもしれない。このように分からないときは、できるだけ影響の少ない企業の株が安くなった時に買い増しするのがベストかなと私は考えています。
マイクロソフトの強さはコロナの影響の真っ只中に実感しました。テレワークが世界中に広まろうが、マイクロソフトの提供するサービスの強みはなんら変わりません。むしろ『Teams』をはじめとするテレワークで本領を発揮するサービスはユーザーを爆発的に増やす結果となりました。
マイクロソフトは、セキュリティ面での信頼度が高く、他社のサービスよりもビジネス向けのサービスを提供し続けてきただけのことはあるなと感じます。マイクロソフトは、一時期よりは絶対的なシェアを誇ると言うわけではありませんが、それでもハイテク各社の中では最も息が長く生き残るのではないかと考えています。
ビル・ゲイツ氏時代に築き上げた『Windows』と周辺ソフトウェアのワイドモートはやはり凄まじく、その強みをさらに磨き上げることでマイクロソフトの成長はこれからも続くだろうと私は思います。
マイクロソフト株は先週も買い付けしたのですが、先週よりも安くなったので買い増ししたければ買うと言うスタンスで継続していきたいなと感じます。

今夜も下がるなら、1株買おうかな。決して割安とは言えないので、一気にドカンと買うのも気がひけるので、下がればちょっとだけ買うと言う日々が続きそうですね。