元・デンマーク代表のサッカー選手で、『悪童』と呼ばれたニクラス・ベントナー氏が、母国で人気となっている冠番組で衝撃の告白をしました。
ベントナー氏と言えば、190cmを超える恵まれた体格ゆえに、ボディコンタクトに強く、また長身から放たれる力強いヘディングは観客を沸かせることも多かったもちろん世界トップクラスの一流選手でした。
ただ、怪我に悩まされることが多く、またスキャンダラスな一面も併せ持つことから、プレイ内容よりもフィールド外で話題になることが多いまさに『悪童』ぶりを見せつけたサッカー選手でした。
そんな彼が自身の破天荒ぶりを表すエピソードを告白しました。

「現役時代に俺はたくさんの金を失った。それは非現実的な金額だ。これまで数々のポーカーをプレーしてきた。19歳の頃からプロのプレーヤーと何度も対戦したのさ。どれだけの金を失ったかを計算するのは難しいが、だいたい5000万デンマーククローネ(約8億円)くらいかな。紛れもなくギャンブルさ」
まさに超一流の選手はギャンブルでスッた金額も桁違いなのである。こう言ってはなんだが、スポーツ選手や、一時代を築いた芸能人などの中には、ギャンブルなどで多額の損失を被り、全盛期には莫大な収入を得ていたはずなのに一文無しになったり多額の借金を背負ってしまっているという人は意外と多いです。
もちろん、我々が8億円もの損失をしようにも、まず8億円もギャンブルにつぎ込むお金がないことから、大半のサラリーマンは諦めるでしょう。
例外として昨年末には、FXにのめり込むあまり、会社のお金を横領して7億円も騙し取った男が逮捕されたこともありましたが、これはただの犯罪です。クズという言葉以外何も思いつきません。

普通のサラリーマンたちは、ギャンブルをするとしても、自身の身の丈にあった無駄遣い程度しかしないものですが、こうした犯罪や借金に気軽に手を出して破滅する人は少なくありません。
幸いにもベントナー氏は一流のサッカー選手として、それなりの収入があったため、8億円の損失もカバーできたのですが・・・それにしても凄すぎますよね。8億円って・・・一般的なサラリーマンの生涯収入は、一生かけて2.5億円程度と言われていますから、一般的なサラリーマン三人の生涯年収を足してもベントナー氏の損失を補填することができません。
ベントナー氏は決して「中毒だったわけではない」と説明していますが、8億円の無駄遣いを「中毒ではない」とすれば、一体なんだったんだという話になりますよね。
ここで改めて思うのは、ギャンブルに依存してしまうと、人間の欲望は際限がないのだなということです。だってそうですよね。いくら支障がないレベルだとしても、8億円を投じている時点で、ギャンブルなんて有り金があれば全部使ってしまうとういうのが人間の弱くて愚かなところです。コロナ自粛が叫ばれている中でも、わざわざ営業しているパチンコ屋を探してお金を落としてくれるパチンカスの人々を見ていてもそれは一目瞭然でしょう。
彼が依存症だったかどうかは定かではありませんが、こう言ったギャンブラーの人にとっては、お金は『あるだけ使う』のが信条ですから、例え1億円を超えるお金があったとしても、全額ギャンブルに使ってしまうのがオチでしょう。
そしてこう言った依存症は、例え治療ができていたように見えても、ストレスに晒されると容易に再発してしまうことがあります。アルコール依存症の治療が終わった人が、このコロナ自粛の生活の中で家にいる時間が長くなったことと、心身的なストレスによって再びアルコールに手をつけてしまうという事例が出ているのだそうです。
人間は愚かで弱い生き物ですから、依存症とは切っても切り離せないものなのです。ですから、我々投資家はこうした依存症はお金のなる木であることを認識しているのです。
例え高収入でも、依存によって無駄遣いをしている限り、資産らしい資産を築くことはできませんし、例え収入が低くても、収入の一部を余剰資金としてとっておき、それをもとに資産運用をすれば、時間はかかりますが確実に資産は増えていくものだと言えます。
我々投資家はそれを知っているからこそ、日々資産運用に力を注いでいるのです。あなたはお金を浪費したあげく、金銭的に困る人生を送りたくないのであれば、1日でも早く、資産運用に力を注ぐことをオススメしたいと思います。