【悲報】東証一部上場のレナウン(3606)、コロナの影響で上場企業としては初の民事再生へ。オールドエコノミーが続々と淘汰される時代の到来か。

投資の考え方
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日経新聞によると、100年を超える歴史を誇るアパレル企業、レナウンがコロナショックの影響で民事再生の手続き開始を決定したということです。

レナウンの最新ニュース。
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東証一部上場企業としては初となるコロナショックによる倒産となったレナウンですが、近年ではブランド力の低下やファストファッションの台頭などで不振が続いていたこともあり、いずれ訪れていたであろう倒産の時期が前倒しになっただけではないかという見方もされています。

レナウンは、1990年には英国の高級ブランド『アクアスキュータム』を買収するなど、世界でも最大規模のアパレル企業として栄華を極めていた同社ですが、近年では前述の通りブランド力が低下し、百貨店などの高級店舗や大規模なショッピングモールに展開していたこともあり、コロナショックの業績への影響は甚大だったと言わざるを得ない状況でした。

販路である店舗がほとんど営業自粛になっているのですから、当然売上は立ちませんし、資金繰りが悪化しても不思議ではないです。ですがやっぱり根本的な問題は、レナウン自身のブランド力の低下が招いた経営難だったと言わざるを得ないのではないでしょうか。

私自身、それほアパレルやファッションに詳しくないということもあり、『アクアスキュータム』は聞いたことがありますが、レナウンが抱えるブランドのほとんどは耳にしたことがない名前でした。

私がファッションに無知なだけで、オシャレな若者の間では常識なのかもしれませんが、それでもつい先日までは20代と若者の部類に入っていた私からすれば、オシャレな友人からもこれらのブランドの名前を聞いた事は一度もありませんので、やはり競争力に欠ける企業だったんだろうなと言わざるを得ません。

衣食住は、人々の生活に密接に関わっている事業ではありますが、投資対象として魅力のある企業と言われると、かなり厳選しないとリターンを得る事は難しいです。

なぜなら、人の生活に大きく関わっているだけあって、個人個人の『好み』の問題に大きく左右されるからです。人々の好みは時代とともに刻一刻と変化し、多様化し、以前はブランド力を保つことができた企業でも、遠慮なく淘汰されることがあるのが恐ろしいところです。

30年前の20代と、今の20代では考え方も消費活動も全く違いますよね。まだバブルの色濃かった当時の20代は、ブランド物などの高級品に価値を見出し、ガンガン消費していましたが、今の若者は、ユニクロで十分という人が多いです、(むしろユニクロでも高いという声も聞こえます)

ですが、若者の思考の変化がもらたした現実は、かつての名門レナウンが倒産する一方で、『ユニクロ』を運営するファーストリテイリング(9983)が日経平均株価の値動きに大きな影響を与えるほどの巨大企業に成長したという現実を突きつけるのです。

どうしてこのような差が生じてしまったのかというと、何のことはありません。今の日本社会には、高級ブランドを嬉々として買い集めるような愚かな消費者は少なくなり、ファストファッションの需要が高まっているというだけです。それ以上でも以下でもありません。

単純に、安っぽいユニクロの方が高級ブランドのレナウンよりも、『ブランド力のある企業』だということを意味しているのです。

アパレル関係だけでなく、外食産業も厳しいですよね。消費者の好みが激しく分かれるのはアパレル以上かもしれません。特に最近は健康志向の高まりや、顧客の舌が肥えたことによる業績の悪化など、問題となりうる案件は相当多いです。

それでもこれらの衣食住に関わる企業の中でも圧倒的な『ブランド力』を有している企業があり、彼ら自身も業績の悪化のダメージは受けているものの、倒産する気配はありません。

例えばアパレル関係で言えば、本当の高級ブランドを有するモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)などは、業績が悪化するとしても倒産するなんて考えられませんし、世界最大規模の外食産業であるマクドナルド(MCD)なども業績へのダメージは免れませんでしたが、今日もテイクアウトやドライブスルーで世界中で変わらぬ味のハンバーガーを提供し続けています。

今回のコロナショックによってオールドエコノミーは淘汰されるだろうと考えられますが、『オールドエコノミー』と呼ばれる企業の中にも、着実に強みを発揮する企業があることも忘れてはなりません。

衣食住が人類にとって大切なものである事は変わりありませんからね。むしろ弱い同業他社が淘汰される事で、これからもブランド力を発揮する企業は需要を高めるかもしれません。

いかに投資先の選択が大切かということがよくわかります。やはり、規模の小さい企業に投資するのはリスクが高いと言わざるを得ないでしょう。

すでに素晴らしいブランド力を有しており、多少の不況では倒れないほどの規模を有する企業への投資が、長期的には大きなリターンを得ることができると言えるでしょう。

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