【悲報】米国でデフレが始まる一方で食品のインフレが加速する。米国で本格的な不景気の始まりか。

投資の考え方
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日経新聞によると、米経済は新型コロナウイルスによるデフレ圧力が鮮明になっており、4月の消費者物価指数(CPI)は11年ぶりの低下幅となり、航空運賃や衣料品は過去例のない大幅な値下がりとなったとのことです。

米、物価11年ぶり下落幅 食品は石油危機以来…(写真=ロイター)
【ワシントン=河浪武史】米経済は新型コロナウイルスによるデフレ圧力が鮮明になってきた。4月の消費者物価指数(CPI)は11年ぶりの低下幅となり、航空運賃や衣料品は過去例のない大幅な値下がりとなった。

米労働省が12日発表した4月のCPI(季節調整済み)は前月比で0.8%低下し、リーマンショックによる金融危機に苦しんだ2008年12月と並ぶ水準となったことになります。

特に下落幅が大きくなっているのは、外出に関連するような品目であり、航空運賃はわずか1カ月で15%下落。レンタカー料金も17%下がった。原油安も影響してガソリン価格は21%低下し、外出制限によって衣料品も5%値下がりした。

コロナウィルスが蔓延し始めた頃、ホテルや旅館などの宿泊施設も宿泊料金をめちゃくちゃ引き下げられていましたよね。これらの業種には外出自粛による影響は甚大だと言えるでしょう。

その一方で、食料品の物価は全体的に高騰しているということで、卵は1カ月で値段が16%も上昇し、牛肉も4%、豚肉は3%値上がりしたと言います。食肉価格は7%上昇し主食であるコメやパンも、1カ月でそれぞれ4%近い値上がりとなったとのことです。

これは、自粛生活の長期化によって、自炊による需要が増加しただけでなく、食品工場の閉鎖も相まって価格の上昇に繋がったということです。

日本ではマスクバブルが崩壊し始めている事が話題となりました。これを見ると、物の価格というものが、いかに需要と供給に左右されるかという事がよく分かりますよね。

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特に今回のコロナショックでは、『生命活動を維持するために本当に必要なもの』と、『人間らしく生きるための娯楽品』との違いがハッキリと浮き上がってきたように感じます。

やはりどんな状況においても、生活必需品の需要は大きいです。例えば日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(PG)の株価を見てみると、NYダウが35%ほどの下落を見せた2月末から3月頃までの1か月で、下落幅は23%ほどと、かなり健闘していることが分かります(それでも暴落と言えるレベルではありますが)。

コロナの影響と、家に引きこもっている影響で、以前よりも世界中の人々が清潔感に敏感になり、掃除をしたり洗濯をしたりという家事に充てる時間も確実に増加しているでしょう。

同じディフェンシブ銘柄として人気のマクドナルド(MCD)やコカ・コーラ(KO)が、今回のような外食産業に直撃するタイプのリセッションにより、市場平均と同等の下落を見せていることを鑑みれば、いかにプロクター・アンド・ギャンブル株が強いかというのが伺えるでしょう。

4月に発表されたプロクター・アンド・ギャンブルの1-3月期の決算発表も、収益は予想を下回ったものの、利益は予想を超え、さすがの安定感を感じさせました。前述の通り、清潔感を保つために、人々が洗剤や、ハンドソープ・除菌グッズなどの需要が伸びたことが、同社の安定感を生み出した大きな要因といえるでしょう。

プロクター・アンド・ギャンブルは数多くの有名な消耗品ブランドを保有している企業ですので、同社の商品群にも、デフレの影響を受けるモノもあるでしょうが、逆に需要増加でインフレを起こす消耗品もあります。

プロクター・アンド・ギャンブルは、先行き見通しという意味では、最も明るい企業のうちの一つと言えるのではないでしょうか。

ここ最近、プロクター・アンド・ギャンブルは低成長に悩まされる一方、株価はグングンと成長し、追加投資するにはどうだろう?と感じています。

実際、私も2015年以降、プロクター・アンド・ギャンブルには追加投資しておらず株価は上昇しているものの、私のポートフォリオに与える影響は7%台にまで低下してきました。

買い増ししたいけど、強く買い増しできるほど下落もせず、グングンと株価が上昇していく。嬉しいような、置いてけぼり感を食らったような何とも形容しがたい感情です。

ですが、プロクター・アンド・ギャンブルは成長性を見越しての投資ではなく、いわゆるディフェンシブ銘柄として、生活必需品の中でもこれからも人々の生活に根付いていくことを期待して保有し続けています。

連続増配もすでに64年ですかね?安定的な配当をしてくれるプロクター・アンド・ギャンブルは持ち続けるだけでキャッシュを潤してくれる素晴らしい銘柄に変わりありません。割安とは言えませんが、さらなる追加投資をするべきか、悩みどころです。

米国が一時的にデフレになろうが、プロクター・アンド・ギャンブルには大きな影響を与えるとは言えず、これからも安定感を発揮し続けてくれるのではないでしょうか。

プロクター・アンド・ギャンブルや、マクドナルド、コカ・コーラと言ったディフェンシブ銘柄への投資冥利が発生するのは、こうした市場全体の下落があるリセッション時か、彼らの保有するブランド力が不当に低く見積もられているタイミングです。

例えば、同業他社のイケてるベンチャー企業なんかが出てきて株価が下落している時は、追加投資の絶好のタイミングかもしれませんね。

私自身もプロクター・アンド・ギャンブルに対しては、プライベートブランドの台頭が話題となったころに投資をしましたが、結果としてそれらの圧力にも負けずに安定的な成長を見せてくれました。

私自身、プロクター・アンド・ギャンブルには、投資額以上の信頼感があるのは事実です。

米国の消費動向を見ていると、米国にもしばらくの間、不景気の波が訪れているようですが、そんな中でもプロクター・アンド・ギャンブルのような生活必需品銘柄はその強みを発揮してくれるのではないでしょうか。

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