【考察】『セルインメイ』で株を売り払うのは、果たして正解なのか?

投資の考え方
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今年はほとんど実感がありませんでしたが、世の中ではゴールデンウィークが明け、休みがちな日本株市場も今月1日以来の再開となっております。米国では普通に平日の営業日だったため、米国株市場は毎日稼働していましたが、昨日はそれほど元気な姿は見られませんでした。

原因として考えられるのは、朝方発表された4月の全米雇用報告で民間部門雇用者数が2000万人超減少したこと中国が貿易合意を順守しない可能性があるとするトランプ大統領の発言が投資家心理を悪化させたことが挙げられます。

ダウ・S&P下落、米中貿易摩擦巡る懸念や低調な雇用指標で
米国株式市場はダウ平均とS&P500が下落。中国が貿易合意を順守しない可能性があるとするトランプ大統領の発言が重しになった。また、朝方発表された4月の全米雇用報告で民間部門雇用者数が2000万人超減少したことも嫌気された。

そうでなくても、5月になると、投資家心理を冷え込ませる有名なアノマリーが存在しています。それが「セルインメイ(Sell in May)」。

改めてセルインメイとは、5月が一旦の株高の水準となり、夏場は欧米では長期的なバカンスシーズンに入るので5月の間に一旦売り払えというアノマリーです。

実際に、5月~10月の間は相場が軟調になりやすく、調べてみたところ1950年以降におけるNYダウ平均株価のリターンを5月~10月と11月~4月に分けた場合、5月~10月は0.3%だったのに対し、11月~4月は7.5%と大きく差が空いていることがわかりました。

じゃあ、やっぱりセルインメイは有効な投資手段なのかと言われると、私はそうではないと感じます。むしろリターンが低く、株価が低調な5月〜10月の間にこそ買い増しのチャンスが訪れているということが言えるのではないでしょうか。

さらに言えば、NYダウの過去1年間のチャートを見てみると明らかですが、昨年の5月〜10月と、昨年11月〜今年の4月とでは、どちらのリターンが大きかったかは、一目瞭然ですよね。

日々の株価を決めるのは市場参加者の心理状態なのですから、一概にアノマリーが当てはまるとは言えません。投資家がパニックになれば株が叩き売られるというのは、2月から3月の間に市場に参加されていた方々なら、もはや実感として理解しているはずですよね。

また、5月に一旦株価のピークを迎えることが多いのは認めますが、それでも米国株においては過去を振り返ればそのピークの株価を更新し続けているのが現実です。

例えば2010年の5月にはNYダウはおよそ1万ドル程度でした。2011年、2012年には12,000ドル近辺と停滞しましたが、2013年には15,000ドル台にまで成長しています。そして今、調整があったにも関わらずNYダウは23,000ドル台をキープしています。

米国株市場では、長期的に見れば株価が成長し続けているのは明らかなのですから、セルインメイだからという理由だけで持ち株を全て手放してしまうというのは思考停止に過ぎません。

株価はこれから二番底に向かうかもしれませんし、向かわないかもしれません。どうなるかは私には全くわかりませんが、これからも株を買い続けるだろうということだけは確実に断言できます

米国と米国株市場の優位性はこれからもまだまだ変わらないのではないだろうかと私は考えています。ですので、私は持ち株を全て売り払うと言った行為はせず、これからもバイ&ホールドを基本的な考えとして投資に向き合いたいと思います。

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