【朗報】経団連会長「はんこはナンセンス」。テレワークの普及と、経団連の太鼓判で、日本のはんこ文化に終止符か。

社会・政治
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昨日、テレビ東京系列の優良な経済ニュース番組、ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)を観ていると、『はんこ』についてのニュースが少し取り上げられていました。

報道の内容をまとめると、コロナウィルスの広まりによる、テレワークの増加で、急速に『はんこ不要論』が加速しており、政府もオンライン化に向けた環境の整備を急ぐということだ。

また、経団連の中西会長も「僕はハンコはまったくナンセンスだと思ってる。」と、効率化を求める考えを示し、脱はんこ文化の後押しとなりそうな状況だ。

兼ねてからナンセンスだと思っているなら、もっと早めに言えよって思うのは私だけではないはずですが、なんであれ早く押印の必要性を撤廃していただきたいものです。

WBSによると、ある調査では、企業の経理担当者の8割以上が在宅勤務ができていないという結果に。4割以上が、はんこを押す必要がある請求書などの作成のために出社しているという調査結果もあるようです。

はんこメーカーからは、「はんこだけが出社の要因ではない」という反論があったものの、企業の経理担当者である私からすれば、「はんこを押すためだけに出社した」という経験が今月だけで2回発生しています。

しかも社内では、『押印のためだけに出社するのは禁止』されているために、建前では何かしら他にも業務があるフリをして出社し、在宅でもできる業務をある程度進め、夕方まで事務所に居て帰るという経験がありました。

本当に押印なんて無駄で無益な業務です。データでやりとりできるようになっている現状、はんこの意味ってなんだろう?と思うわけです。

はんこを押すことで書類をきちんと見たよという証憑になるのでしょうか?ですがそれこそデータでやりとりをしていればログが取れるため、はんこよりも強力な証憑となりますよね。しかも企業によっては、誰かのはんこをデスクに置いておき、不在でも代わりにはんこを押すということが常態化している企業もあります。商標としてのはんこに一体何の意味があるのか?本当にわかりません。

そればかりか、はんこを押してもらうために、他部門と交渉し、内容を審査し押印してもらうまでに数日間かかるなんてことも普通にあることです。これがオンラインでは数分で完了するというのですから、なんでもっと早い段階で取り入れなかったのかと憤りさえ感じる次第です。

日本人は「無形」のものより、物理的に目に見え、手で触ることができる「有形」のものを、より高く評価するという価値観を持っています。それは、日本が製造業を偏重してきたことや、キャッシュレス決済が進まずに、現金決済が今でも蔓延っていることからもよく分かりますよね。

当の経団連も、製造業や銀行など、有形のものを取り扱う企業がほとんどで日本がいかに偏重的な価値観を持っているかお分かりになるかと思います。

そしてこの古臭い価値観が、日本の成長の足かせになっていたのも周知の事実でしょう。日本はかつては製造業を中心に成長を遂げ、世界第2位の経済大国にまで登り詰めました。ですが、その過去の栄光にしがみつき続けた結果、2000年代前後のIT革命時に乗り遅れ、長きにわたって低迷する期待薄な国に成り下がってしまったのです。

私は、『ライブドア事件』が日本の低迷を確実なものにしたのではないかなと思います。

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IT企業を引っ張る若く勢いのある実業家と、彼らを支援する本物の投資家に難癖をつけて一網打尽にし、日本でIT実業家と正しい投資が広まるきっかけを摘み取ったように感じます。

あの事件から15年。いまだに日本ははんこをどうするのかと言ったことを真剣に議論しているのですから、なんと馬鹿らしいことだろうなと思います。

日本が低成長な理由がこう言った普段の実務的な障害にたくさん詰まっていると言えるのではないでしょうか。1日でも早く、実務的な押印の必要性を引き下げてもらって、もっとスピーディーに業務を進められる環境を整えて欲しいものです。

そして、投資家としても魅力的な国、日本が1日でも早く復活してくれることを期待しています。まだまだその片鱗は見えてこないですけどね。

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