【悲報】米国市場のボロ株、JCペニー(JCP)ついに破産へ・・・大手百貨店も時代の変化に対応できず。

投資の考え方
スポンサーリンク

24日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米百貨店大手JCペニーが破産申請に向けて金融機関と協議していると報じた。インターネット通販の台頭などで経営難が続いていたが、新型コロナウイルスの感染拡大による営業停止が追い打ちをかけた。とのことだ。

米百貨店JCペニー、破産申請へ 新型コロナが追い打ち―報道:時事ドットコム
【ニューヨーク時事】24日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米百貨店大手JCペニーが破産申請に向けて金融機関と協議していると報じた。インターネット通販の台頭などで経営難が続いていたが、新型コロナウイルスの感染拡大による営業停止が追い打ちをかけた。

JCペニーと言えば、1902年に創業された、100年以上の歴史を持つ大手百貨店であり、かつてはウォルマート(WMT)やシアーズと並ぶ総合スーパーマーケットとして全米に展開しており、ハワイを除く全ての州に合計1000を超える店舗を展開しておりました。

が、そんな巨大企業も時代の変化についていけず、株価は1ドル割れというボロ株ぶりを見せていました。

さらに今年の1月に株価が1ドル割れとなってから今回のコロナショックも相まって株価は20セントまで下落。まさか1ドル割れから8割も下落するとは。。。かなり前から倒産間際だったんでしょう。

そんなJCペニーも過去を遡れば、ボラティリティが大きく、景気に左右されるものの1株80ドルを超えるような時もあったようです。

それでも低迷し、今回ついに倒産するに至りました。

前述の通り、ウォルマートやシアーズと並ぶ総合スーパーマーケットを展開していたにも関わらず、シアーズとともに歴史に消える結果となりました。だがこれは、果たして時代の変化に対応できなかったからなのでしょうか?JCペニーの倒産劇から、我々が学べることはないのでしょうか?

JCペニーが倒産した理由としてあげられるのは、おそらく小売業界全体の激化による競争についていけなくなったということでしょう。特に顕著なのはアマゾン・ドット・コムの台頭。Amazonの誕生は、それまでの小売業の全てを過去のものに変え、今でも一人勝ちの様相を見せている・・・と思われがちですが、決してそうとも言えません。

そもそもJCペニーがオンラインストアを展開したのは1998年。アマゾン・ドット・コムがECサイトAmazonを公開したのが1995年のことですし、はじめは書籍の販売がメインだったことから、JCペニーのオンラインストアへの参入が周回遅れというのはあまりに乱暴だと思います。

また、Amazonのせいではないと言い切れる証拠としてあげられるのがウォルマートの存在です。かつてのJCペニーのライバル、ウォルマートは、唯一今でも倒産せずに生き残り、NYダウに選出されるほどの優良企業としてAmazonと対等以上に戦い続けているのである。

では、ウォルマートにあってJCペニーやシアーズになかったものは何でしょう?私が思うに、JCペニーに足りなかったもの。それは『一貫した戦略』だと思います。

この戦略の中には、『マーケティング力』や『企業特有の強み』のようなものも含みます。

マーケティング力とは、自分たちの客層を理解し、顧客に訴えかけるモノを持っているかというところに繋がります。例えば、ウォルマート。ウォルマートといえばどう言ったイメージでしょうか?

日本ではウォルマートは一般的でないので、日本で提携している西友をイメージしてもらえれば良いかと思います。

ウォルマートのイメージは『とにかく価格が安いこと』。ウォルマートのキャッチフレーズ『Everyday Low Price(毎日がお買い得)』は、ウォルマートは自らの強みを『商品の価格帯が安いことである』と理解し、顧客にその強みを全面的に訴求しているのです。

だからこそ、顧客側もウォルマートにいけば『それなりのモノが安くで手に入る』という認識ですので、ウォルマートで買い物をしようという考えにつながるのです。

では、ウォルマートはどうやってそれほどの低価格を実現しているのでしょうか?それこそがウォルマートが持つ企業特有の強みです。ウォルマートはその規模の大きさから、大量仕入れをすることが業界で前提となっており、単価あたりの仕入れ値を同業他社より低く抑えることができるのです。

そればかりか、ウォルマートはメーカーと需要予測を立て、その需要に沿った生産に留めることで、ロスを無くすことにも貢献できているという非常にメリットの大きい手法をとっています。

このようにウォルマートは自らの強みを理解し、その強みを存分に発揮できているからこそアマゾン・ドット・コムに対抗できているのだと言えるでしょう。

対してJCペニーはどうでしょうか。価格帯は百貨店ほど高級路線でもなければ、かと言ってウォルマートのようなとにかく安いモノが揃っているというわけでもありません

多額の負債を抱えていたため、大胆な活路を開くこともできませんでしたし、挙げ句の果てにはホームセンター事業に転換しようとまでしていました。JCペニーは明らかに業界内でのポジションに迷っていました。そしてその迷いが今回のような倒産にまでつながってしまったのだということでしょう。

このように小売業は厳しい業界ですが、きちんと個別株を見ていれば、アマゾン・ドット・コムやウォルマートといった有望なに投資することができたのではないでしょうか。

JCペニーが倒産した理由はまだまだたくさんあるかもしれませんが、大きな原因はやはり顧客が求めることを提供できなかったことだと私は思います。

このような地雷を踏んでいしまわないよう。個別株をしっかりと見ていくというのが必要不可欠なのだと改めて考えさせられるニュースでした。

↓ポチっとワンクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

↓こちらもワンクリックいただけると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました