【愚痴】コロナ拡大によって日本企業の決算が相次ぐ。これを機にクソみたいな慣習を見直してほしいと思ういち経理部員の叫び。

雑記
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新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、2020年3月期決算の発表を延期する上場企業が相次いでいる。特にロックダウンをしている国に事業所などの海外拠点を多く抱える製造業などを中心に、決算発表が遅延する旨を発表している。

コロナ拡大、相次ぐ決算延期 海外で業務停滞、在宅勤務も影響:時事ドットコム
新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、2020年3月期決算の発表を延期する上場企業が相次いでいる。世界各国の外出制限に伴い、海外拠点の財務データの集計に支障が出ているためだ。政府の緊急事態宣言を受けて在宅勤務を徹底する企業が増え、決算業務のさらなる停滞も懸念されている。

テレワークが進んでいることによって内部では通常業務ですら遅延が起きている現状、なかなか予定通りに決算を進めることは困難だと見ている企業が多いのだと思います。

私も東証一部上場企業の経理部門で働いている関係上、3月から5月の半ばくらいまでは、ものすごく激務です。言い訳になるかもしれませんが、この時期は毎日3つの記事を更新するのはなかなかハードです。

例年にも増して体調管理も重要性が高いですから、記事を書く時間を取るだけでも精一杯という日々が続いています。それでも自分で決めたことですから、これからも1日3記事は更新していきたいと思います。

さて、そんな中で早くも決算発表を延期すると公表している企業があるのは大変素晴らしい対応だと思います。ウチの会社はどうだろうなぁ・・・今のところ予定通り進めていくつもりですが、ちょっともう本気で全体のスケジュールを会社法上で延期してほしいと思う今日この頃です。

決算だけでもかなり重いのですが、税務に関しても、各種税金の確定申告やら納付期限は変わらないので、決算業務の合間に税務に関しても実務も並行して進めています。

東証によって決算短信の開示は延長を容認されており、有報も最大6ヶ月の延期を認められることとなりそうです。

有価証券報告書、3カ月延期へ調整 コロナ影響で9月末に―金融庁:時事ドットコム
金融庁が、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、3月期決算企業の有価証券報告書(有報)の提出期限を9月末に3カ月間延期する方向で調整を進めることが10日、分かった。日本公認会計士協会や東証、経団連と同日開いた連絡協議会で明らかにした。来週にも正式決定する見通し。 金融庁は、3月期末企業の有報や、昨年12月期末企業の四半期報...

ですが、株主総会は結局決算後3ヶ月以内には実施されるだろうことから、それから逆算して召集通知は総会の2週間前には発送する必要がありますし、となると、それよりもかなり余裕を持って決算値は確定させて監査も完了させておく必要があります。

結局、リミットは変わらないのでやることは一緒なんですよね。ぎゅーっと圧縮されているため、毎日の業務量が尋常ではない量になってしまっています。

そもそも、法務省の見解によると、会社法では株主総会について「毎事業年度の終了後一定の時期に招集しなければならない」と定めていますが、「3カ月以内の開催まで求めているわけではない」とのことです。じゃあ、誰だよ3ヶ月以内にやろうって始めに決めたやつ。いつの時代から踏襲している慣習なんでしょうね。

日本ってそういう昔ながらの慣習をとりあえずそのまま引きついどけばいいや的な仕事の仕方する人多いですよね。「日本の成長性の低さってそういうとこやぞ!」ってすごく思います。

そもそも、IT企業ともあろう企業がいまだにテレワークに完全に移行できてない時点でアカンやろと感じます。なんで紙で出した書類に押印が必要なのか。本当に疑問でしかありません。

押印のためだけに、感染リスクを取ってまで出社する人も多い

機密書類だからって紙の書類を持ち帰ることはできないですしね。まあ、それは持ち帰ってOKとなると責任重大なのでやめて欲しいですが、紙じゃなくてシステムの中だけで完結させればもっと早くテレワークに移行できただろ!と思う訳です。

何なんでしょうあのハンコに対する異常なまでの信頼感。あんなもんいくらでも代理で押せますし、勝手に使われていたら誰が押したかなんてわかりませんよね。

システムで完結させれば、例えば伝票の承認システムでも、誰がチェックしていつ承認したかというのはログで残せる訳ですからね。ハンコなんかよりよほど信頼のおけるチェックシステムですよ。

海外の企業がどのような仕事の仕方をしているのかは私にはわかりませんが、とにかく日本企業は無駄でアナログな行為が多すぎます。一応名の通ったIT企業とはいえ、いまだに紙の書類が大量に存在している訳ですからね。馬鹿らしいと思いませんか?

そこらへんの柔軟性はここ数年の間にできたITベンチャー系の企業の方が優れていると思いますね。もちろん従業員数や事業規模が全然違うのですが、事業規模が大きい企業ほど完全にペーパーレス化した方が様々なメリットがあるはずです。

これは法の整備というよりは、各企業の内部にある、誰か知らない偉い人の過去の慣習を変えさせまいとする力が働いているんだと思います。

他の名だたるIT系企業で勤めている友人に話を聞いても、「えっ。あの会社がいまだにそんなことしてるの!?」と驚くような内容もたくさんあります。それで、何故それを続けているのかと聞くと、大体の場合は古株の役員たっての希望で続けているだけと言った理由です。

本当に、このような長くいるだけで偉くなってしまって、周りがよく見えていない老害たちのせいで実務を担当している人々に不要な業務をやらせているのだということを強く理解していただきたいものです。

私は今まで4つの企業でずっと経理業務を担当してきました。そのうち上場企業は2つだけですが、IPOを目指していた企業も合わせると3つの企業で有価証券報告書や決算短信などの作成業務に携わりました。

どの企業も全く共通点はなく、事業規模も違えば、業界も違う、成長フェーズの企業もあれば斜陽産業の企業もあり、本当にいろんな企業の内情を見ることができたように思います。

そしてそんな経験から私が思うのは、どんな企業においても、誰に聞いてもやっている理由がわからない本当に無駄で無意味な業務が長年続けられてきたというのが存在しているということです。

もう本当にこういうのやめましょうよ。こんなことしてるから不要不急の出勤をする必要が出てくるんですよ。誰に訴えれば良いのかわかりませんが、これを機にテレワークが主体という社会に変革していって、どんどん不要な業務を削れる世の中に生まれ変わって欲しいものだなと思う次第です。

そして、私が日本株に投資冥利を感じないのは、それほどキャリアは長くはないものの、経理部員として色んな企業の内部を見てきた結果と言えるのです。

米国企業で働いたことはないですし、私は社会人になった頃にはすでに米国株投資を始めていましたが、日本企業の内情を見て、こんなことしてるような会社じゃ投資してもたかが知れてるなと思ってしまったのは現実です。

もちろん私が勤めたことのない企業の方がはるかに多く、日本企業の中にももっと優良な企業はたくさんあるのかも知れませんが、他の会社の実情を聞くに、巨大企業でも実務の現場では大したことはないんだなと感じてしまいます。

あなたが日本の企業でサラリーマンをされているのであれば、1つ質問です。

『あなたは、ご自身がお勤めの企業に投資したいと思いますか?』

もし答えがNoであれば、日本株への取引はあまりオススメできません。東証一部上場企業でも、内情は大して変わらないのかもしれませんからね・・・

本当に、無駄な業務はできるだけ省いていって欲しいと切に願う経理部員の愚痴でした。ご清聴有難うございます。現場からは以上です。

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