【超絶悲報】ウォーレン・バフェット氏、異例の短期売買をしてしまう…デルタ航空(DAL)株の一部を”損切り”。

投資の考え方
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『投資の神様』と呼ばれ、世界中の投資家から尊敬されているウォーレン・バフェット氏が異例の行動に出たとして話題になっている。

バフェット氏もコロナ誤算? デルタ株を異例の短期…(写真=AP)
【ニューヨーク=宮本岳則】著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは3日、米エアライン大手、デルタ航空株を一部売却したと公表した。新型コロナウイルスの感染拡大で株価が急落し

バフェット氏が率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイ(BRK)は3日、米エアライン大手、デルタ航空株を一部売却したと公表しました。

デルタ航空といえば、バフェット氏がつい1ヶ月ほど前、株価が急落していた同社株に50億円ほどの”試し買い”を敢行していたところでした。

【朗報】ウォーレン・バフェット氏、デルタ航空株を49億円の『試し買い』。見習うべき投資の神様の姿勢。
著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRK)は先週、米デルタ航空(DAL)株を買い増したとのことだ。バフェット氏と言えば、その一挙手一投足が常に株式市場に監視されていると言える...

バフェット氏は株価が安くなればなるほど嬉しいと公言しており、安くなれば買い増しするというスタンスをとってきた『長期投資家』のお手本のような人物ですので、少なからず今回のような1ヶ月単位での短期売買は、まさに異例と言えるのではないでしょうか。

一応、2018年から2019年にかけて、バフェット氏も短期売買を行っていました。米国の有名なソフトウェア会社オラクル(ORCL)に2018年11月に初めて投資をして人々を驚かせたものの、翌年の2月には全株を売却したことを明かしています。

その時の売却の理由は、バフェット氏が「事業を十分に理解できなかった」というこれも異例の理由でした。じゃあ始めから買うなよ!とバフェット流の投資家たちは落胆したことでしょう。

今回の売買はオラクルよりも短期間の1ヶ月という間に行われた取引でした。これは実に驚きです。念のために言っておくと、

・バフェット氏がデルタ航空株に投資を始めたのは2016年頃だったと思うので3年以上は同社に投資し続けていること

・全株を売却したのではなく一部だけであり、依然としてバークシャーはデルタ航空の最大株主であるということ

・バフェット氏はデルタ航空のビジネスモデルを理解していないという訳ではないこと

などがオラクルとの違いと言えるのではないでしょうか。

今回のバフェット氏の投資判断は実にシンプルで『早計だった』という一言に収まるのではないでしょうか。

米国で初めて新型コロナウィルスによる感染者が確認されたのは今年2月26日(現地時間)のことでした。トランプ氏が「米国民のコロナ感染のリスクは低い」という記者会見を行なっている映像のテロップで米国で初めての新型コロナウィルスの感染者が、カリフォルニア州で確認されたのは記憶に新しいです。

【速報】トランプ大統領「新型コロナウィルスの米国民へのリスクは非常に低い」米国はコロナウィルスに楽観的な模様。
トランプ大統領が26日18:30(日本時間、27日8:30)より、新型コロナウィルスに関する緊急記者会見を開きました。内容としては思ったよりも楽観的な意見がほとんどで、・米国内でのコロナ感染のリスクは低い・コロナ対...

米国内でまだそれほどコロナウィルスが騒がれていなかった時にバフェット氏は『騒ぎすぎだ』としてデルタ航空を試し買いしました。するとその後、米国内では爆発的に感染が拡大し、今や発祥の国・中国よりも感染者が多く、ちょうど初の感染者が確認されて1ヶ月後の3月26日時点で米国の新型コロナウィルスの感染者数は世界最多まで膨らみました。

米国のコロナ感染者、世界最多に
【3月27日 AFP】(更新)米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)と米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は26日、独自集計の結果として、米国で新型コロナウイルス感染が確認された人の数が世界最多となったと明らかにした。

まあ、当事者である中国が早々に『終息宣言』を出し、患者数が増えていないように見せかけているので、本当のところはどうなのか分かりませんけどね。

それはさておき、この1ヶ月で米国内の新型コロナウィルスに対する見方が大きく変化したことは否定できないでしょう。その変化は、ネブラスカ州・オマハの片田舎に住むウォーレン・バフェット氏にも確かな心境の変化をもたらしたということです。

バフェット氏が長期投資家だからと言って、心境が変化しないという訳ではありません。『投資の神様』とは言え人間ですからね。

バフェット氏は、確か私が投資を始めた2010年代の始めの頃は、めちゃくちゃアンチ航空会社だったように記憶しています。米国の航空業界を『投資家の底なし沼』と批判し、今のような飛行機大好きなバフェット氏の姿は片鱗すらも見えませんでした。

しかし皮肉なことに、2010年頃のデルタ航空の株価は11ドルほどだったので、今でもちょうど倍程度の株価水準となっています

結果論ですがバフェット氏はこの頃からデルタ航空へ投資をしていれば、バフェット氏は同社株を『損切り』する必要はなかったかもしれないのです。

まあ、2010年頃はリーマンショックからの回復期であり、当時の株価と今の株価を比較すれば大抵の企業の株価はこの暴落を受けてもなお当時よりは高値の状態が続いています。

私のような弱小投資家でも含み益を抱えることができているのは2010年当時よりはまだまだ株価が高い状況にあるということですからね。

今週末の米国の雇用統計で、実体経済への悪影響が少しずつ見え始めてきました。しかも今回の雇用統計の集計期間後に失業保険の受給申請が記録的な伸びを見せていますから、来月の雇用統計では、見たこともないような悪い数字が出るだろうと予測されます。

米雇用者数、3月は予想より悪い70.1万人減-さらなる悪化は必至
米国では3月に雇用者数が急減した。雇用減は2010年以来初めてで、力強かった雇用市場に新型コロナウイルス感染拡大が既に影響を及ぼし始めていたことが示された。

まだまだ悪材料織り込み済とは言えないだろうなという考えから、NYダウは再び2万ドルを割って大きく下落する可能性を秘めています。

ここからさらに半値に落ちるでしょうか。そうすればNYダウは1万ドル台。2010年の頃の株価に逆戻りし、株価が軒並み好調で『狂騒の10年代』の上昇分の全てを打ち消すことになるでしょう。

それでも人々はコロナショックを乗り越えた後には再び、狂騒と楽観の時代を迎えることでしょう。それが何年後になるかは不明ですが、そうなれば著名な投資家に『底無し沼』とまで揶揄された航空株ですら再びテイクオフして株価が大きく上昇することになるでしょう。

バフェット氏が今回一部を売却した理由は、政府による救済が入れば、政権や議会による経営への関与が強まると見られたことが嫌われたからだと見られています。ですが、いつまでも政権が1つの企業の経営に関与し続けることはないでしょう。

もしかしたら、バフェット氏にすら少し見放されたデルタ航空への投資チャンスが訪れているのかもしれませんね。もちろん投資は自己責任ですが…

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