【超絶悲報】友人が同一労働同一賃金を前に『派遣切り』に合う…

マネー論
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今日はエイプリルフールということで朝から軽快なジョークでもと思いましたが、想像以上に重いリアルなお話から4月を始めたいと思います。

本日4月1日は新しく色々な制度が実施されたり、今までの制度が変わったりすることも多い日であります。今年の4月1日の大きな変化は働き方改革の一環で、全国一斉に施行される『同一労働同一賃金』制度ではないでしょうか。

同一労働同一賃金とは、同じ職場で同じ仕事をする正社員と非正規雇用の従業員との間にある待遇や賃金の格差をなくそうという考え方で、本日より基本的には待遇が同じであることが前提とされることとなりました。

ですが、この待遇の格差を無くすという言葉をうまく悪用する企業も出ているようで、非正規社員の給与を引き上げるのではなく、正社員の手当を削り、給与を引き下げるという荒技に出た中小企業もあるようです。

【超絶悲報】非正規社員との格差是正のため、正社員の手当が削られる模様。どうしてこうなった・・・
来年4月、賃金や手当、福利厚生すべてについて、正社員と非正規社員の格差を埋めようとする同一労働同一賃金関係2法が施行される。その試み自体は大変良いのだが、その方法が何ともやるせないのである。なんと、正社員と非正規社員との格...

さすがブラックな中小企業が蔓延している日本ですね。思いも寄らない人件費カット術を思いつくものです。

ですが給与カットで済むうちはまだマシと言えるのかもしれません。私の友人の西岡さん(仮名)は、大阪のとある中小企業で派遣社員として事務の仕事をしていました。すでに派遣社員として2年ほど勤めていた彼女は、正社員へステップアップするために、残業も快く受け入れるなど、かなり頑張って働いていました。

ですが先日、そんな一生懸命に働く彼女のもとに非情な通達が届きました。それは3月いっぱいで契約を打ち切るといういわゆる、『派遣切り』というやつです。もちろん彼女だけでなく、同じ会社で働いていた他の派遣さんも一緒に全員首を切られたのですが、これが中小企業のやり方のようですね。派遣切りの理由に『新型コロナウィルス』と言われてしまっては、何も言い返すことができないですしね。

もちろんこれが資本主義の厳しい面であるというのは十分に理解しています。ですが、身近な友人がこういう理由で首を切られたという話を聞くと一気に身近な話なんだなという思いが強まりますよね。

日本人が豊かになれない根本的な理由は、やはり低賃金に喘ぎ続けていることが大きな原因だと私は思います。なぜ賃金が低い状態なのかというと、それは日本という国の競争力が国際的にどんどんと衰えているからに他なりません。

さらに言えば、諸外国ではとうの昔に同一労働、同一賃金が実践されており、派遣社員やアルバイトなどの非正規社員は正社員以上に搾取され続けているというのは、世界的にはアブノーマルなことだと言います。

今月からは通常通りに派遣社員さんにも通勤手当を支給しなければなりませんので、収益性の低い中小企業ではとてもじゃないが彼らの手当てを賄うあてはなかったということなのでしょうね。

一方で世界一の経済大国である米国では、同一労働、同一賃金という当たり前のことが実施されていますので、最低賃金の水準がまず違います。

例えば米国のアマゾン・ドット・コム(AMZN)などは、以前は発送センターなどで働いている単純労働者を低賃金で虐げていると批判を受けていたが、2018年に米国で働く全スタッフの時給を最低15ドルに引き上げたことが話題となりました

このように今をときめく巨大企業は従業員への金払いが良く、結果としてブランドイメージが高まりますので、より良い人材を囲うことができるようになるのです。

人件費というのは企業にとってはかなりの多大なコストになりますが、優秀な人材が社内でどんどん成長していってくれればそれだけで投資額が戻ってくると言えますよね。

もちろん優秀な社員を囲うことができればそれだけ将来の収益性も高まることになりますから、結果的に投資家の注目も浴びることになるでしょう。今回の制度の見直しを機に日本企業にはぜひ派遣社員の賃金水準もきっちりと底上げしてもらって、世の中にどんどんと還元してもらいましょう。

正社員・派遣社員の垣根なく自由に使えるお金が増えてこそ、日本も適正なインフレを発生させることができるというわけです。

もしも今からこの政策によって、正社員の手当てをカットしようとしている企業ははっきりって働く価値もない企業ですし、長居しても何のリソースもないそんなところから学ぶこともなかなか難しいですよね。

米国では普通に時給1,500円を超えるような非正規雇用者であふれているのですから、やはりというかなんというか日本と米国の格差を改めて比較してしまいますよね。

彼女のように派遣切りにあう人々がこれから増えるだろうというのは簡単に推測されます。ですが、まさか自分が・・・なんて思っていない人も多いのではないでしょうか。

何はともあれ、今は世界中で失職者があふれている状態ではありますが、スパッと切っても、また再び景気が上がってきたら再就職には困らないというのが米国です。

米国式のすぐにクビにする文化より、日本みたいに安定した雇用(ただし正社員のみ)の方が良いのではないかという考えの人もいますが、低賃金でしか人を雇えない日本はやっぱり明るい将来をイメージしづらいのです。

やっぱり従業員に多額のお金を支払ってそれを還元してもらうことで収益を上げているアマゾン・ドット・コムのような優良な企業が数多く存在している米国にこそ、投資冥利があると言えるのではないでしょうか。

私の友人も切り替えて転職活動をしていますが、やはりまだまだ・・・難しい様子です。一刻も早く彼女が社会復帰できることを強く願っています。

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