【超絶悲報】みんな大好きなアノ外食店が、コロナショックでついに風前の灯に…GC注記はコロナショックの影響か?

投資の考え方
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最近、コロナショックの話題ですっかりと個別の日本企業に関する記事を書く機会が減ってしまいました。まあ、米国株投資のブログなのでそれはそれで良く、本来あるべき姿なのかなと思います。

ただ、今でも株式投資の入り口として日本株を選ぶ方が多いので、日本企業と米国企業を比較すれば米国株という選択肢の方がより良いのではないか。という考えも持って欲しいなということで、たまには日本企業の、特にこういうところには投資したら危ないよという意味で記事をまとめております。

そんな中、先週ついに『大人気』のアノ外食チェーンを運営する企業がこんな発表をしていました。

ペッパーが継続企業の前提に関する注記 新型コロナで売上減少
ステーキ店「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスは25日、2019年12月期の有価証券報告書に、投資家に注意を促す「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)」を記載すると発

ステーキチェーンの『いきなり!ステーキ』を運営するペッパーフードサービス(3053)がついに「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)」を記載するまでに落ちてしまったようです。

改めて「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)」通称『GC注記』というのを簡単に説明しますと、そもそも会社というのは、将来に渡って事業を継続していくという前提に立っており、企業活動が無期限に続くと仮定されること大前提としています。

当たり前ですが、実業家が会社を起こした時、「よーし!会社を作って○○年以内に倒産させるぞ!」などとは考えないはずです。じゃあ起業なんかするなよなという話になりますよね。企業というのは、結果として倒産することはあれど、未来永劫、何千年先も何万年先も、無制限に企業活動が続くという大前提で運営されております。

その大前提を『継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)』と言うのですが、それに対して疑義、つまり「えっ?本当にこのままで起業活動が続けられるんですか?」となった時にこの『GC注記』は経営者から警告されるものなのです。

現在このGC注記がついている企業は日本の上場企業のうち、わずか44社しかありません。(3/30現在)

当然これらのGC注記が付いている企業は株価も冴えない企業がほとんどであり、株価が1株100円台ならまだマシ。株価が2桁の銘柄もちらほらと存在しており、3/30現在、なんと株価が1桁となっている企業は2社。

投資事業会社として展開したものの本業で失敗を繰り返しているアジア開発キャピタル(9318)と、昭和時代を象徴する音響機器メーカーのオンキヨー(6628)の2社となっている。

GC注記が付くと言うことはこれらの『ボロ株』になる可能性を秘めていると言うことになります。

さらにGC注記が付いている上場企業がなぜこれほどまでに珍しい存在なのかと言うと、GC注記が付いた企業は遅かれ早かれ倒産する可能性が非常に高いからと言えます。もちろんGC注記が付いた後でも業績が回復し、GC注記を外すことができたと言う企業もありますけどね。

かなり前の記事ですが、GC注記が付いたら絶対に倒産するわけではないですが、倒産した企業のGC注記率は100%だったと言うことです。

「GC」はやはりレッドカード? 上場企業倒産の注記率100% 内部統制や統治に不安
経営危機の危険サインとされる「GC注記」が付された企業の変調が相次いでいる。近年の上場企業倒産のGC注記率はほぼ100%で、内部統制や企業統治に不安を抱える企業…

これは2018年の好調な状況下での話ですから今とは話が違うかもしれませんが、景気の波に関わらず倒産の危機に瀕しているのがGC注記が付いた企業だと考えていただければ間違いないかと思います。

さて、そんなペッパーフードサービスですが、日経新聞の記事によると『新型コロナウイルスの感染拡大で3月以降の来店客数が減り、売上高も減少している。』と記載があるが、果たして本当でしょうか?

いきなり!ステーキに関して言えば、昨年末からすでに相当の悪評が広まっていました。株価のまさにピークを迎えていた昨年末にはすでに、いきなり!ステーキは勝手に倒産の危険性を高めており『肉損ショック』とネット上で揶揄された、いきなり!ステーキの肉マネーを使い切ろうとする客でお店は賑わったそうです。

【悲報】いきなり!ステーキで今起きている『肉損ショック』。倒産危惧で肉マネーの取り付け騒ぎが勃発中。
ペッパーフードサービス(3053)が展開するステーキ専門店、『いきなり!ステーキ』が案の定、危機にさらされている。社長が直筆で、『客が来ないと閉店することになる』と上から目線で『お願い』をするほど、危機的な状況だったのはま...

また、先日発表した決算では上場来初の営業赤字に転落したことが話題となりましたが、たった一度の営業赤字で自己資本比率は2%未満となり、GC注記までつくほどとは、明らかな経営判断ミス。過剰な設備投資(店舗の拡大)が問題だったと言わざるを得ないのです。

【悲報】肉損ショックが現実味を帯びる。いきなり!ステーキが大コケのペッパーフードサービス(3053)、上場来初の営業赤字を計上。
毎度お馴染みとなっている、いきなり!ステーキを運営するペッパーフードサービスが昨日発表した決算短信によると、最終損益が27億円の赤字(前期は1億円の赤字)で、2年連続の赤字となった。また、前期は38億円あった営業利益は一転、今期は...

それに加えて社長のワンマンぶりは企業としての改善の余地を感じさせず、投資先として投資家に何の魅力も感じさせない企業へと落ちぶれてしまったのです。

これから先、本当に復活するためには社長の交代は必須と言えるでしょうが、果たしてどうなっていくのでしょうか。

ただ、今の同社は外食産業に必須の『イメージ戦略』で大きなマイナスとなっていることもあり、回復までにはかなりの時間を要するかもしれません。

日本の外食産業は構造的に大きな利益を生み出すことが難しく、日本人のデフレ体質もあり、適正な価格上昇も認められないと言うなかなか難しい業界です。

本日はついに、多くの企業で『決算日』となる3月31日です。この四半期は世界的に見てもほとんどの企業が期待できないほどの悪決算となるでしょう。これらのGC注記が付いているような企業がいつ倒産してもおかしくないと言えるのが今の経済状況ですから、ペッパーフードサービスのような将来性を感じさせない企業への投資は、マネーゲームとしてもあまりお勧めできるものではないと私は思います。

一つだけ確実に言えるのは、ペッパーフードサービスがGC注記が付くまでに落ちてしまったのは、明らかにコロナウィルスの影響ではなく、根本的な経営判断のミスが積み重なったことによるものだと言うことです。

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