【悲報】コロナの影響で『大損』した初心者投資家のお話。投資初心者が陥りがちなワナとは何か?

投資の考え方
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幻冬社オンラインにて連載されているコラムが非常に興味深かったので取り上げたいと思います。

コロナで再認識「株のリスク」20万円から始まった男性の転落 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン
本連載では、株式会社マイエフピー代表取締役・家計再生コンサルタント/ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏が、お金の知識を、幅広く、そしてわかりやすく解説していきます。

今回の主人公は、現在36歳になられるという会社員の男性。投資に興味を持ち始めた彼は、インターネットや雑誌で情報を集め、個別株への投資を始めようと思い立ちました。

「投資に興味を持ち始めたとき、ちょうど同僚が『株で儲けた』と喜びながら、飲み代を大盤振る舞いしていたんです。そんなに儲けられるんだと思いました。話を聞いたら、随分簡単そうだったし、自分にもできるかもしれないと感じました」

彼には奥さんと息子さんおり、教育費やマイホーム資金を貯めるために節約を心がけ、頑張って貯めたお金は130万円ほどだったと言います。

そんな彼が『こっそりと』20万円を元に投資を始め、ビギナーズラックで短期間で8万円の利益を上げることに成功したそうです。

その後、気を大きくした彼は合計80万円を投資することにしたそうですが、日々の値動きが気になって仕事も手につかなくなり、日々スマホの画面に目がいってしまうという生活が続いたそうです。

そうこうしている間に3ヶ月が経ち、新型コロナウィルスの影響で株価はどんどん下がってしまいました。精神的にも疲れたBさんは、いわゆる「損切り」をすべきだと判断し、3つすべてを売却。損失額は約35万円となったそうです。それで怖くなって彼は投資から逃げ出してしまったそうです。まあ、よくありがちなお話ですよね。

この彼のエピソードは本当に新型コロナウィルスの影響が問題なんでしょうか?私はそうは思えず、元記事を読んでいると、随所に彼の投資に対する誤った姿勢が見られます。

そんな彼の犯した投資に対する間違いを紐解いていくと、初心者が陥りがちなワナを未然に防ぐことができるのではないだろうか。と、私は思います。

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他人の実績を羨むべきではない

まず彼が投資に踏み切ったエピソードを見てみると、同僚が『株で儲けた』と喜びながら、飲み代を大盤振る舞いしていたことから始まります。この同僚の様子を見て投資を始めようと思ったのであれば、少なからず彼はその同僚の実績を羨む気持ちがあったに違いないでしょう。

ですがそもそも、他人の実績を羨ましいと思ったから投資を始めたというのは少しばかり冷静さにかけた判断であると言えるのではないでしょうか。もちろん、投資を始めるのは1日でも早いに越したことはないのですが、他人の実績を目の当たりにして慌てて投資を始めた場合、ほとんど間違えた誤りを犯すことになるでしょう。

そもそも個別株へ投資するには、その株を事前にしっかりと調べておく必要があります。最低限決算書の数字くらいは見ておく必要があります。

これは当たり前のことですが、慌てて投資を始めた初心者にはできてないという人は多いはず。そもそもどんな株を買った方がいいかを下調べもせず買っているのですからいずれ恐ろしいことになるのは明白でした。

そしてそもそも、株で儲けたからといってパーッとお金を使うような同僚は、投資家ではなくただのギャンブラーですから、あまり参考にすべき人物というわけではなさそうです。

こっそりやるな。堂々とやれ。投資は余剰資金で

これはなんでもそうなんですが、投資は多額のお金(と言っても数十万円程度)を必要とするため、こそこそと家族の目を盗んでやることではありません。

こういう書き方するから『投資=なんだか後ろめたい行為』だと思われてしまうのです。

投資に関してもご家族の協力を得ることがまずは最優先。その上で自分で拠出できる程度のお金をから始めるというのが鉄則です。人に言えないようなことはそもそも始めるべきではなく、家族公認で投資を始めるというのが本来あるべきなのではないかと思います。

そしてこのような家族にナイショであることから、慌てて利確をしてしまったり、逆に少しの調整で狼狽売りしてしまうのです。少しでも元金が減れば、彼らにとっては大変困ったことになりますからね。

そもそも論ではありますが、投資に回すべきお金は『余剰資金』に限ります。一円でも損してはいけないと思うお金であればそれを投資に回すのは得策とは言えず、これもまた早すぎる利確や下落時の狼狽売りにつながりますので、余剰資金以外を投資に回すのは避けるべきだと言えるのではないでしょうか。

投資の前にルールを決めておけ

日々の株価が気になって仕方ないというような生活を始めてから3ヶ月で大暴落して大きな損失を被った彼ですが、そもそも投資を始める前にやるべきは、投資の勉強とともに、自分が投資に対してどのようなスタンスで向かっていくかということです。

私が何度も繰り返し主張しているように、基本的には長期積立投資をメインに据えるというのであれば、毎日の株価の値動きなどは本来追う必要は無く、決まった時にコツコツ積立投資をするか、自動積立投資ができるように設定しておけば株価が気になることはありませんよね。

また、私は推奨していないものの、一定のラインで損切りをする。利確をするという投資法を採用している投資家の方もいらっしゃるかと思います。

ですがそのような手法で成功を収めるためには、自分で決めたルールに基づいて機械的な取引をするしか方法はないのではないでしょうか?

私は一切考えていませんが、損切りするなら○%下落したタイミングでというルールを決めてあらかじめ指値注文しておき、それ以下になったら淡々と売り払われるとするのがあるべき『損切り』の方法と言えるのではないでしょうか。

そもそも、一瞬で暴落したかのような書かれぶりではありますが、実際には3ヶ月も時間があったのですから、本当に逃げ出すつもりならそのタイミングなんていくらでもあったはずです。

それなのに株価が下落していくのを不安に襲われながら眺めており、大損になったところで慌てて売り出すのですから、そりゃ投資で勝つことができないだろうなと感じます。

投資を始める前にきちんとルールを決めておき、それに基づいた投資をすることが、絶対に守るべきルールであると言えるでしょう。

彼の失敗は、コロナショックによるものではない

このように記事を見ていくと、彼が株で『大損』してしまった背景には、いつの時代も初心者の投資家が陥りがちなワナが隠されており、仮にコロナショックがなかったとしても、彼が同じような投資行動を取る限り、いずれは損をしていたことは明らかです。

コロナショックは単なるきっかけに過ぎず、投資に対する初心者ならではの間違いであるということをよく理解しておけば、とても素晴らしい学びになるのではないだろうかと私はそう思いました。

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