【教訓】バフェット氏「悲観は友、陶酔は敵」。バークシャーの『株主への手紙』から学べる教訓とは?

投資の考え方
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『投資の神様』ウォーレン・バフェット氏が率いる米国の保険・投資会社であるバークシャー・ハサウェイ(BRK)では毎年、バフェット氏から株主にあてて『手紙』が送られています。この『株主への手紙』は、書籍にまとめられるほど、投資に関する学びがあるもので、毎年世界中の投資家から注目されています。

コロナショックで相場が乱高下を繰り返している今、2008年のリーマンショック時にバフェット氏から株主に送られた手紙を紐解くのが良いタイミングと言えるのではないでしょうか。

バフェット氏「悲観は友、陶酔は敵」: 日本経済新聞
「悲観は友達であり、陶酔が敵である」。米バークシャー・ハザウェイを率いる投資家ウォーレン・バフェット氏が株主にあてて毎年書く手紙をいまひもとくのであれば、2008年の手紙が最もいいのではないか。

2008年はリーマンブラザーズが破綻し、『金融機関の終わり』『資本主義の終焉』が叫ばれていた時代にバフェット氏は経営危機に直面していた米ゴールドマン・サックス(GS)の優先株の引き受け手になりました。

バフェット氏は誰も怖くて手を出せないなかで「最後の買い手」となり大きなリターンを得ることができました。

今は未知のウィルスの影響で歴史的なレベルで経済活動が止まっており、企業の資金繰りが極めて厳しくなりこれからどんどん中小規模の企業は潰れていくことになるだろうと思います。

企業の成長性も何もないような状況であり、今四半期のマイナス成長はほぼ確実と言われており、このまま治療法が確立されなければ、かなりの高確率で二四半期連続のGDPのマイナス成長。いわゆるリセッションに直面することになるでしょう。

ですが、バフェット氏は2008年の手紙でこのように語ります。

「悪いニュースのなかで忘れてはならないのは、我が国はもっと悪い状況を克服してきたことだ」。1930年代の大恐慌、1980年代の激しいインフレと不況など数え切れない苦難があったが、これまでいずれも乗り越えてきた。

バフェット氏は「市場の混乱は追い風」と訴え、投資にとって「悲観は友、ユーフォリア(陶酔)は敵だ」とハッキリと書いています。

また、意外とダジャレ好きなバフェット氏は「ソックス(靴下)でもストックス(株式)でも、値札の下がった質の高いものを買うのが私は好きだ」と独特の例えで株が安くなった時こそ買うべきだということを表現しています。

確かに1足1,000円の靴下よりも5足で1,000円の靴下の方がよく売れるでしょう。ですがその一方で、優良企業の株は5株で100ドルの時よりも1株100ドルの時の方が買い手が多く、その株が再び下落し始めれば人は我先にと売り払って逃げ出すのです。

こうして他人とは真逆の行動を継続することで、ウォーレン・バフェット氏はおよそ80年にも及んで投資の世界で生き残り続け、フォーブスの億万長者ランキングに名を連ねるほどの超富裕層へとなったのです。

すなわち我々がバフェット氏から学べるのは、通常の消耗品や生活必需品と同じように考えて株を買い続ければ良いということです。それはすなわち、良質な靴下と同様、優良な企業も割引されている時にこそこぞって『まとめ買い』すれば良いということです。

それから10年余り。今年の2月に公開された、19年の「株主への手紙」には、2008年とは全く逆向きの内容がつづられている。

「バラ色の予測には警告が伴う。あす株価に何かが起こってもおかしくない」

そして今、バフェット氏の警告通り、予想とは違う形ではありますが、株価に何かが起きたのです。しかしバフェット氏はさらに言葉を続けています。

長い目でみればお金をうまく生かす方が累積で極めて高いリターンを生むといい、『現金が王様』であるというコメンテーターの言葉をバッサリと切り捨てているのである。

『現金が王様』 であるタイミングは人々が思っているよりもかなり短い。現金は眠らせておくだけでは何の価値も生み出さず、緩やかなインフレによってどんどんと腐っていくからである。

日本のように30年に渡ってデフレが続いている国であれば、『現金は王様』と言えるのではないか?と感じるかもしれないが、仮に1990年から2020年の2月までの30年間、S&P500指数へ配当再投資を続けたとすれば平均リターンは9.47%となっている。

これは1990年の初めに投資した1万ドルが、先月末の段階で153,157ドルまで成長している計算となります。

※『Portfolio Visualizer』でS&P500指数のグラフを出すために比較対象を表示しています。
ちなみに比較対象はジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 。1990年から2020年2月までの期間で同社の平均リターンは12.63%と大きくS&P500を引き離しています。

この結果を見れば、現金が王様だったなんて誰も言えないはずです。ちなみに悪名高い日経平均でも、この30年間積立投資を続けていればプラスリターンを得ることが出来たのですから現金を眠らせておくことがいかに馬鹿げた投資法かと言うことが分かります。

もちろん、コカ・コーラ(KO)の株を何万株持っていてもそれだけでコーラは1本も買えないことから、『投資は余剰資金で』というのは鉄則ですが、大抵の人は収入の全てを普段の生活で浪費してしまい、余剰資金を生み出すこと無く株価が下落した時だけ「投資なんてしてなくて良かった」とドヤ顔でまくし立てるのです。何と生産性のないことでしょうか。

我々個人投資家にとってはそう言った雑音は気にする必要はなく、むしろ株価が下がった時こそ楽しんで買い進めるというのがベストであると言うことはNYダウの歴史と、ウォーレン・バフェット氏が証明してくれています。

あなたの周りに沢山いる、株式投資をしてもいないのに株価が下がった時だけ大喜びするだけの貧乏人と、株価が下がった時に大喜びして株を買い進める超富裕層のウォーレン・バフェット氏。

同じ、『株価が下がった時に喜ぶ』としても行動が全く違うのは、驚くべきことですよね。

そして、我々投資家が学びを得るために参考にすべきなのは、どちらなのか?というのは明白です。

バフェット氏の『株主への手紙』は、現役最高の投資家から株主へ送られる、相場に対する姿勢の在り方を教えてくれる最高の教材であると言えるでしょう。

バフェット氏の行動が、結果的に正しかったということは、彼の資産額と世界中から注目されるその著名度が表していると言えるでしょう。

米国株は昨日も今日もこれから先もずっと『絶好の買い場』であり続けるだろうと、私はそう考えています

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