【考察】NYダウ、3年ぶりの2万ドル割れも悲観的になるべきでない理由。

投資実務
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昨日、NYダウはついに終値ベースで2万ドルを割れ、2017年初め以来3年ぶりの株価水準まで下落してまいりました。

NYダウ2万ドル割れ 原油・安全資産も下落
18日の米株式相場は大幅反落。新型ウイルスをめぐる経済的な混乱に対処するため、投資家が現金を確保する動きが強まった。

原油も金も先物も仮想通貨も何もかもが下落し続けており、人々がいかに不安に苛まれているかというのがわかります。これがいわゆる総悲観というやつでしょうか?我々個人投資家の一部がまだ悲観的ではないので、総悲観というには早いのかもしれません。

どうして私が今のところ悲観的にならずにいられるのかというと、何も特別なことではなく、ただ私が投資を始めた頃は2010年頃はNYダウが1万ドル程度だったことを思い返しているだけです。

あえてこの10年間を切り取ると、2010年代は誰もが知る限り非常に米国及び主要国の株価が好調と言える時代でした。米国に焦点を当てるとすればトランプ大統領になってからは特に、『ビジネスライク』な大統領の影響で株価の伸び率は異常なほど好調でした。

2010年の初頭にNYダウが1万ドル程度であり、現在、2020年の初頭にNYダウが2万ドル程度であるため、簡略化するためにざっくりと倍になったとして計算しますが、この10年間の平均リターンはおよそ7.2%と言えます。

そして下記の画像を見るに、米国の過去10年間のインフレ率はおよそ平均1.7%程度。

米国インフレ率(年間) 2019年は10月までの概算

株価の算定期間とインフレ率の計算期間がずれているので単純には言えませんが、これらのことから考えると、この10年間の米国株のインフレ調整後リターンは今の株価水準でおよそ5.5%程度と言えるのではないでしょうか

むしろ2019年までのNYダウは好調すぎるほど好調だったため、インフレ調整後のリターンはもっと高かっただろうと見受けられます。

『株式投資の未来』でお馴染みのジェレミー・シーゲル教授が、「インデックスコストの低下により、これからのインフレ調整後リターンは5.5%くらいが適正ではないか。」と話しています。

つまり、過去10年という期間で区切った場合に限って言えば、2020年現在、NYダウが2万ドルほどの水準こそが株価の適正なリターンと言えるのではないだろうかと私は思います。

まだまだ株価が下落する可能性も高いです。多くの投資家にとって下落の底と見られているピーク時の半値であるNYダウ15,000ドル近辺まで、およそ5,000ドル余りとなりますが、最近の下落ぶりを見ると今月中にも達成できそうな様子ですね。

ですので、2万ドルを割ったところでまだまだ悲観的になる必要はありません。

株価が2万ドルを割ったとしても、いずれはまた2万ドルを超えて復活し、3万ドルも大きく超えていずれは10万ドル、100万ドルと成長していくことが予想されます。米国の成長はこれからも長期的に見れば成長し続けるというのはいつも言っていることですが、米国株市場に対して我々投資家は必要以上に悲観的になるべきでも、また楽観的になるべきでもありません。

常にフラットに、冷静に、淡々と米国株を買い続けることが、将来の資産形成に繋がることでしょう。

NYダウが2万ドルを割ったところで、まだまだ慌てる時間ではありません。私自身もまだまだ1,000万円前後の含み益を享受することができています。

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例えば10年ほど前、例えば決済ネットワーク大手のビザ(V)の株価は分割前の株価水準で100ドルにも達していませんでしたし、コカ・コーラ(KO)は20ドル台中盤でした。マイクロソフト(MSFT)はオワコンのソフト屋扱いでした。

10年前の水準から比べればまだまだ慌てる時間ではありません。これからも下落を冷静に受け止め、株を買い続けるという姿勢が重要と言えるのではないでしょうか。

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