【悲報】「株は今こそ買い」は間違いなのか?評論家のご意見の『根本的な間違い』

投資の考え方
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株価が乱高下しパニックに陥ると、悲観論者が元気になって株を買うべきではない!というご意見を垂れ流してくれる評論家のなんと多いことでしょう。彼らが喚き始めるとそこが底、になる可能性が高く、一種の投資判断のシグナルにもなりますから、彼らのご意見も無駄にはできませんよね。

東洋経済オンラインに株は今こそ買いだという意見が根本的に間違っているという寄稿がされておりました。

「株は今こそ買い」と言う人の「根本的な間違い」 | 小幡績の視点
3月16日のNYダウ2997ドル安を受けて、17日の日本の経済ニュースも暴落のニュース一色だった。今回は日銀をはじめ、金融政策、そして財政政策と政策議論が中心だった。株価については諦めムード。「とにかく何でも…

株価がピークから30%下落したものの、今の水準で割安だから買いだ!という買い煽りが増えたがこれは誤りであるという意見だ。
そもそも最大の誤りは、ピーク時、史上最高値の株価は正しい株価で、下落した時の株価は正しくない株価だ、という前提だ。
中立的にみて、どちらが正しい株価かわからない。せめて、その間が妥当な株価だと見て、妥当な株価から15%落ちている、というのならまだ分かるが、ピークが正しい株価、という前提は常に間違っている。だから彼の議論は120%間違いだ。これは客観的に言えることだ。

この意見については、まあ理解できる点もあります。株価のピークが割高かもしれないという水準ではありましたし、今の水準が割安!と言えるほどではないのかもしれない。S&P500のPERは17倍ほどに低下しているため、数字上は割安だと感じますが、肝心の収益が下落する可能性がありますからね。

ですが、彼の論調は1つ大きな誤りがあります。それは今の収益性、今の株価水準でしか物事を捉えられていないという点です。

これまで米国株市場は200年間かけて数々のリセッションを乗り越え一時NYダウ3万ドルにまであと一歩というところにまで成長してきました。ですが、これらの成長は米国を代表する企業群の収益性の成長を伴った実体のある株価の成長となっているのである

今の株価が今の企業のEPSと照らし合わせた場合、割安か割高か判断するのは難しいかもしれません。ですが、30年、40年という長期的な目線で見れば、おそらく米国株については、NYダウ3万ドルは『割安』だったと言えるのではないでしょうか。

実は株価が合理的な水準にあるタイミングというのはほとんどありません。ハワード・マークス氏の名著『投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識』では、株価を振り子に例えています。

ハワード氏は、株価と投資家心理というのは振り子ごとく揺れ動き、

すべてが順調で価格が高騰しているとき、投資家は慎重さを忘れ去り、買いに殺到する。その後、市場が混乱に陥ると、資産はバーゲン品となり、投資家はリスクをとる意欲を完全に失って、売りに殺到する。この繰り返しが永遠に続くのだ。

と言っています。そして振り子の端にある状態の時、人々は最も間違っている。いや、常に揺れ動いていることを考えれば、株式市場が合理的なタイミングというのは無いと言っても過言ではないのかもしれません。

では、合理的でない株式は買いでは無いのかというとそれは全く別の話になります。人が悲観的であろうと楽観的であろうと、優良企業の製品やサービスは、多少のブレはあるでしょうが世界中で利用され続けます。そしてそれらの企業には熱心なリピーターが増加していきますから、利益がどんどん成長していきます。

人間が文明を成長させ、人口が増加し続け、資本主義がこれからも世界中で繁栄し続ける限り、これらの企業の株は今も今までもこれからも、常に買いと言えるのです。

ですがあくまで投資判断は個人の自由であり、買い時と思う人が居れば買い時では無いと思う人が居ます。だから株価が上下し、株価がついているのです。つまり、市場参加者の誰しもが迷わず買い!と感じるタイミングなどと言うのは一生訪れません

いまは買いじゃない」「まだ下がる」などと言い続けている人は単に決断できないだけであり、行動力がないだけなので、例え株価が底について上昇し始めたとしても買わないだろうと考えられます。

株価が30%下がった今、『今こそ買い』かどうかは判断に困るところではありますが、今まで上昇し続けてきたのは、世界的な好景気で特に下落する要因がなかったので上昇し続けていたに過ぎません。

今回のような下落の要因が明らかになり、株価が下落している相場こそ冷静になって株式市場と向き合うべきタイミングなのではないでしょうか。評論家の意見などと言うのは結局はなんの参考にもなりません。

株価を決めるのは常に投資家であり、何もしていない評論家ではないのですから。

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