【悲報】ファイナンシャルプランナーさん、つみたてNISAを見誤る。

投資の考え方
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相場急落時の積立投資についてまとめたコラムを拝見しました。

相場急落時こそ考えたい、「積立投資」に潜む大きな落とし穴 - 最新ライフスタイルニュース一覧 - 楽天WOMAN
相場急落時こそ考えたい、「積立投資」に潜む大きな落とし穴,新型コロナウィルスの感染拡大により、世界同時株安が進行しています。今年の2月には2万3,995円の高値をつけた日経平均株価。達成すれば3度目となる2万4,000円の大台突破が期待されていましたが、それは今や遠い目標となってしまいました。感染拡大に伴うサプライチェ...

この記事を読んで、つみたてNISAの認識としてどうなんだろう?という感想を抱きました。

積立投資を行う期間が有限であれば、この「残存期間」という概念を頭に入れておかなければなりません。たとえば、つみたてNISAにおける19年・12月目の投資分は1ヵ月にも満たない投資期間となります。終盤における積立投資分は、ノイズレベルの動きでも簡単にマイナスになり、積み立てのメリットが十分に発揮されないまま終了する可能性が高くなるのです。

つみたてNISAに関しては、昨年11月の税制改正大綱によっていつ始めても20年間の非課税期間を設けることができることとなりました。当ブログでも取り上げさせていただきました。

【朗報】つみたてNISA、正式に延長決定!つみたてNISA初心者へおススメする投資信託3選。
政府・与党は積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)について、非課税で積み立てられる期限を延長することを発表した。現行制度では、2037年までの投資期間となっており、始めるのが1年遅れるごとに年間40万円の投資枠...

これによってつみたてNISAで20年目に投資した分についても、そこから20年間非課税期間を設けることができるようになりました。

ですのでこの指摘に関しては、気にする必要がないのでは無いのではないかと考えられます。

また、積立投資に関する認識としても、疑問符を浮かべてしまいます。

この記事では、日本株をベースにつみたてNISAを活用して積立投資をしているというシミュレーションでまとめられています。

つみたてNISAを用いると、19年目には760万円の元本が積み立てられていることになります。日本株の期待収益率である4.5%から考えると、期待値としては、19年目の運用資産は約1174万円程度となり、414万円程度の利益が出ている計算になります。

そしてこの後、積立投資の20年目に今回のような20%ほどの株価の下落に巻き込まれた場合、どうなるかという内容に続きます。

19年目までに形成した1174万円と20年目の元本40万円を合わせた1214万円の評価額は971万円まで下落します。その差はなんと243万円。これは、積み立て開始から5年半までに積み立てた資産をすべて失うことと同じです。

なるほど。評価額が243万円も下落するぞ!5年半積み立てた投資額を失うことになるぞ!という主張ですね。確かに、資産額が大きくなればなるほど、下落幅が大きくなるのは、NYダウが示してくれています。

【安心】NYダウの1日の値動きが1,000ドルなんていうのは、いずれは当たり前になるだろうと思う。
昨夜のNYダウは一昨日とは一転、またも一時的に1,000ドルを超える下落を見せました。一昨日は1,100ドルの上昇となったので、この記事を書いている(0時半頃の)段階ではほぼ株価は全戻し状態であると言えます。そもそ...

ですが、よく考えてください。例え20年目に運悪く20%の下落に巻き込まれたとして、つみたてNISAで積み立てた元本は合計で800万円。それに対して、今回のような下落に巻き込まれたとしても、評価額は971万円となっているのです。

いや、儲かっとるがな!!!

こういうデータを示すときは、元本が割れるくらいの数字を出してもらわないと説得力に欠けますよね。何も考えずに毎年40万円を貯金してきただけの人と比較すれば、下落してなお元本に対して21%の含み益を得ることができるのです。

私もブログの記事にしようと、興味を持って積立投資に潜む大きな落とし穴について書かれた記事を開いたにも関わらず、内容を見れば片足が溝にハマってしまった程度の落とし穴で説得力に欠け、とてもガッカリしました。(それはそれで記事にできたのですが)

私は米国株への投資を勧めておりますが、日本株の期待リターンである4.5%と比較して、米国株はインフレ調整後の期待リターンはおよそ平均6%と言われています。

つみたてNISAで期待リターンが6%の米国株へ積立投資をした場合、20年間で1,540万円になります。

しかし、20年目に20%の下落に見舞われた場合、どうなるでしょうか?シミュレーションしてみましょう。

19年間での積立投資による資産額は1,411万円。これに元本40万円を加えると、1,451万円となります。

ここから20%の下落をした場合、評価額は1,160万円まで下落し、291万円の評価益の減少に見舞われます。これは、積立投資の元本7年3ヶ月に匹敵する金額となります。

とは言え、ただただ800万円の貯金をしてきた非投資家と比べれば、実に45%もの上昇の恩恵を受けているのですから、それほど悲観すべき内容ではないと言えるのではないでしょうか。

しかも、株式投資についてはインフレ調整後の上昇ですから、額面で言えばもっと大きく増えている可能性も大いにあります。ですが元本、つまり預貯金に関してはインフレが進めばその価値は逓減していきます。

米国経済は長期的には成長し続け、インフレが発生するという前提ですから、瞬間的な不景気やデフレを気にする必要はないのではないでしょうか。日本のように数十年に渡ってデフレが発生する異常事態であれば、日本株のようなデフレ市場に資金を投じるのは怖いということになりますけどね。

今回の記事を見れば、株式投資家は20年を超えて投資をし続ければ、今回のような環境においても含み益を享受できる可能性が高いということが分かりました。

もちろん資産総額が大きくなれば上下に振れる金額も大きくなりますが、数百万円レベルの増減に耐えられないようでは、将来の億単位の資産運用には耐えられないだろうと考えられます。仮に1億円の資産を運用していれば、1%の増減で100万円が動くことになりますからね。

とは言え、始めから数百万円の増減に耐えられる投資家などいません。(始めから億単位で運用を始めれば別ですが・・・)

だからこそ、どんな相場環境においても市場に居残り続け、資産の増減に慣れ親しむことが重要と言えるのではないでしょうか。

資産総額の増減についてはあまり金額で評価すべきではなく、割合(%)でみることを強くおススメします。もし1億円を超える資産を運用するようになったとしても、あなたは「つみたてNISAで積み立てた元本が全額消えた!」などと狼狽えるおつもりでしょうか?

不用意に不安を煽られて狼狽売りしたりタイミングを図ったりするべきではなく、今この瞬間から20年間積立投資をするという気持ちで始められることをおススメいたします

つみたてNISAを利用するなら、楽天証券でのクレジットカードを利用した積立投資がおススメです。私は通常NISAをSBI証券で利用しているのですが、先月よりクレジットカードでの投資信託の積立投資を開始しました。月額5万円までは1%のポイントが付与され、それを再投資できるのはやはりメリットです。

4月の積立投資の設定期限は本日(3/12(木))となっていますが、申込締切日翌日の午前3時頃の設定が有効となるようですので、楽天カードと楽天証券口座をお持ちのかたで、まだ積立投資の設定を行っていないという方が居れば、ぜひ下落相場を機に、積立投資を始めてみてはいかがでしょうか?

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