今朝、モーニングサテライトを観ながら記事を書いていたところ、楽天証券さんからとっても素敵なメッセージをいただきました。
メッセージを開いてみたところ、先日投資を始めた、楽天証券でのつみたて投資で基準価額が変更になったよというお知らせでした。
なんだこれ?と思い楽天証券にアクセスしてみたところ、驚きの結果が・・・!

なんと・・・!投資を始めてわずか1週間足らずで、どちらも0.63%もの利益が出ているではありませんか!
待てよ・・・!これを年率に計算し直すと・・・!
なんと、年率57%を超えるではありませんか!!!
いやー素晴らしい!
楽天証券最高!
つみたて投資最高!
やはり楽天VTIへの投資も間違ってなかった!
米国最強!U・S・A!!!U・S・A!!!

ということで早速、私は楽天証券へのログインついでにボタンをクリックいたしました。

投信基準価額メールとかいう設定が『配信する』になっていたようですね。たまたま目にしなければずっと無駄なメールを送りつけられてくるところでした。すぐに『配信しない』に切り替えることにいたしました。
さすが楽天。重要なこと以外は頻繁にメールを寄越しますね。
投資を始めたばかりの方であれば、日々の値動きが気になるという人はかなり多いのではないでしょうか?いや、それどころか今の日本では株式投資は毎日の値動きから利ざやを取る、いわゆるデイトレードのことだと考えている方も多くいらっしゃいます。
ですが、当ブログで推奨しているように、投資の基本は長期投資であるというのは歴史が証明してくれています。
今年1月に、とある投資セミナーで衝撃の結果が公表されたことがtwitter上で話題になりました。
今日ノリで行った投資セミナーで一番ためになった資料。 pic.twitter.com/5ZNUUwcwGP
— あさこ (@nafco355) January 18, 2020

業界大手のフィデリティ証券の調査によれば、2003年〜2013年の期間で最もパフォーマンスが良かった投資家は、なんと『亡くなっている人』とのことでした。そして2位は『運用しているのを忘れている人』という結果になったそうです。
この期間は、ITバブル崩壊後に回復してきた株式市場に、リーマンショックの衝撃が走り、本当のリセッションが訪れたりと、とても慌ただしい市場環境でした。とてもじゃないですが投資をしている人は気が気ではなかったはずです。
そんな市場環境においても、亡くなっていた人や投資をしていることを忘れていた人、言い換えれば株を持ち続けて何もしなかった人が最も運用成績が良かったのですから皮肉なものです。
先日、リーマンショック時に狼狽売りした投資家より、定期的にコツコツ買い増しし続けた投資家の方が大きなリターンを享受することができたというシミュレーションをまとめました。

今回の『コロナショック』も将来的に見れば、ほんの些細な出来事だったと笑って言えるのかもしれません。もちろんこのままコロナウィルスの問題が長引けば、米国大統領候補選にて、『国民皆保険(メディケア・フォー・オール)』をマニフェストに掲げているサンダース氏が有利になる可能性もあります。
もし、なんらかの間違いによって『サンダース大統領』が誕生すれば、少なくとも4年間、最悪8年間も米国経済が冷え込むのは間違いありません。となれば2020年代の米国株のリターンは2000年代同様、残念な結果になりかねません。
それでも淡々と積立投資をすることの重要性、必要性は歴史が物語っています。過去と同じような動きにはならないという意見もあるでしょうが、それでも我々は過去から学ぶことしかできないのですから、これから先もコツコツ積立投資を続けることが重要と言えるのです。
しかも投資信託は毎月積立投資ができるだけでなく、分配金も含めて自動で再投資してくれる代物なのですから、やっぱり一喜一憂すべきでなく投資していることを忘れてしまうぐらいの方が将来素晴らしいリターンを得ることができるのかもしれません。
そのために楽天証券さんから送られてくるメールはハッキリと不要だと言えるもので、配信設定をされている方も、『配信しない』に変更していた方が、大きなリターンを得ることができるのではないだろうかと私は思います。