ロイター通信によれば、最近中国でスマホゲームのダウンロード数が急増しているという。
米調査会社のセンサー・タワーによると、2月のスマホゲームアプリのダウンロード数は前年同月比39%増となり、アップル(AAPL)が運用するAppStoreでも中国でのゲームダウンロードが62%増となったと言います。
アップルは最近のコロナショックの影響で、『MAGA』の中では一番影響を受けやすいとして大きく下落する場面がありました。

ですが、乱高下しながらもまだまだ調整というにしても甘いほどの下落しか来ておりませんので、しばらくボラティリティが高まるかもしれません。
とは言え、コロナショックの影響でiPhoneの利用頻度が高まれば、アップルのサービス部門に貢献することになりますので、iPhoneの製造に関わるサプライチェーンには多大な影響を与えると言っても、発売がずれ込むだけですし、むしろプラスになる場面もあるというところはさすがの一言です。
また、コロナウィルスの影響でプラスになる可能性があるのは何も、アップルだけではありません。
マイクロソフト(MSFT)もテレワークの浸透とともに『Teams』のアクティブユーザーの増加が期待されておりますし、在宅勤務でもExcelをはじめとしたOffice製品は利用されるでしょう。
自宅にいる時間が長くなればなるほど、余暇の時間も増えるでしょうから、アルファベット(GOOGL)傘下の『Youtube』を視聴して時間を潰している方も多いのではないでしょうか?それこそiPhoneからYoutubeを見ている人が多いかもしれませんね。
自宅から出なくても済むように、アマゾン・ドット・コム(AMZN)でありとあらゆるものを注文しましょうか。少し前から私は『Amazonフレッシュ』を利用するようになりました。Amazonフレッシュは利用できる地域に限りがあり、プライム会員でも月額500円かかるなど、少し制限が大きいとも言えますが、その代わり生鮮品の鮮度もなかなか良く、指定できる日程もかなり細かく決めることができるので、なかなか便利です。月2回以上利用するなら月額料金を入れてもリーズナブルと言えるのではないでしょうか。
これらのように、MAGAと呼ばれる米国屈指のハイテク企業たちは、すでに世界中の人々の生活に根差しており、(中国ではAmazonではなくアリババがその位置に存在していますが)これらの銘柄はすでに人によっては生活必需品とも言えるレベルで浸透しているのが現実です。
これらの企業が提供するサービスを一切利用せずに、今の時代生きていくことはハッキリ言って不可能に近いレベルの縛りプレイです。
それほどまでに人々が愛用し、使い続けているのであれば、やはりそれらの企業の株の将来性は抜群に良いと言えるのではないでしょうか。
もちろんこれらの株の将来性が抜群なことは誰しもが知っていたため、株価は割高かもしれないという水準まで上昇していました。
ですが、私はその中でも少額ながらアップルを高値掴みしました。もちろんまだ保有しています。

なぜ高値掴みをした株をそのまま持ち続けるのかと言えば、別にその時の株価がそれほど割高だったとは思わないからです。
これからも20年、30年とiPhoneが売れ続けるなんていう楽観的な観測ではないですが、それでも今の段階では数年間はアップルの強みを見せつけられる形になるでしょうし、今回のように思わぬピンチをチャンスに変える力があるため、まだまだアップルには期待できそうです。
まだコロナウィルスによる影響はしばらく続くだろうことから、これらの優良銘柄の株価も著しく下落する場面が往々にしてあると思います。
そんな下落の場面こそ、私は優良企業の個別株へ投資をしていくつもりです。
MAGAの経済的なワイドモートはさることながら、やはりそのサービスなしでは生きていけないという点で、すでにMAGAは別次元と捉えられるでしょう。だって、外出すらする必要がないのですから。
そしてそれらのサービスの株主となることでMAGAの異次元とも言える利益を分配することができる立場になるのです。
今回のコロナショックはアップルにもチャンスがあるという訳ですが、同じくMAGA各社にとってもプラスとなり得る内容でした。これからも、MAGAに関しては注視していきたいと考えています。